四半期報告書-第31期第3四半期(令和1年12月1日-令和2年2月29日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年6月1日~2020年2月29日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が内外経済に与える影響に加え、米中通商問題などの海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響も受け、先行きは不透明な状況にあります。
そのような中、日本国内の美術品市場では、近代美術の中低価格帯相場の急激な下落と、市場全体の流通量の大幅な減少が続いており、オークション関連事業にとって軽視できない状況にありました。
エネルギー関連事業では、再生可能エネルギーの固定買い取り制度を抜本的に見直すための法改正案が閣議決定され、低圧型太陽光発電施設販売事業にとって、収益目線での新たな案件の確保が非常に困難な状況にありました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①オークション関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高2,528,266千円(前年同期比29.7%減)、売上高1,383,761千円(前年同期比21.1%減)、セグメント損失6,931千円(前年同期間は79,796千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
(注)1.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。
3.オークション関連事業の事業構造として、オークションが第2四半期及び第4四半期に多く開催される傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、近代美術オークション及び近代美術PartⅡオークションを各4回、近代陶芸オークション及び戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを各3回、ワインオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各2回、西洋美術オークション及びMANGAオークションを各1回、合計で20回のオークションを開催しました。
これまで主力の近代美術オークションで取り扱っていた作品のうち、相場全体の下落によって主に低価格帯を取り扱う近代美術PartⅡオークションの価格帯まで下落しているものが多く、結果として近代美術PartⅡオークションでの取り扱い作品が急速に増えており、同オークションの当第3四半期連結累計期間は、取扱高が前年同期間の約1.8倍、売上高が前年同期間の約1.7倍の実績値となっている状況であります。このような中、当社が得意とする高額な良品の流通は市場全体で極めて少なく、オークションへの出品誘致が難しくなっており、大幅な取扱高の減少となりました。
近代美術オークションは、平均落札単価は前年同期比で31.3%減少しましたが、前年同期比で出品点数10.8%増、落札点数6.4%増となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は111.9%となりました。
近代陶芸オークションは、前年同期比で出品点数12.1%減、落札点数13.9%減、平均落札単価16.8%減となりましたが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は131.4%と高水準で推移しました。
近代美術PartⅡオークションは、前年同期比で出品点数6.6%増、落札点数18.4%増となりました。平均落札単価は前年同期比で50.7%増加し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率も195.6%と高水準で推移しました。
その他オークションでは、ワインオークションが引き続き好調を保ったほか、新たな柱となり得る戦後・現代美術へのシフトの一環として、戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを3回開催し、取扱高75,755千円、落札率91.5%の実績を上げました。しかしながら、前年同期間には、オークション会場リニューアル及びShinwa Priveの画廊スペース新設記念特別オークションとして「Y氏コレクション - ART JUNGLE」を開催しており、前年同期間との比較では取扱高、売上高ともに大きく減少しております。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、Shinwa Priveの画廊スペースを活用したお客様のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整え、高額作品を積極的に取り扱い順調に推移いたしましたが、前年同期間は、特別高額な案件の成約があったため、前年比では、取扱高、売上高ともに減少しております。その他、高額ダイヤモンド販売事業は、消費税率引上げの影響を受け、9月には駆け込み需要があったものの10月以降はその反動で伸び悩みました。
②エネルギー関連事業
マレーシアにおけるPKS事業では、継続して収益改善に取り組むとともに、販売先の開拓にも注力いたしました。その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業は継続しておりますが、低圧型太陽光発電施設販売事業の販売実績はありませんでした。以上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比85.2%減の88,103千円、セグメント損失は、43,520千円(前年同期間は48,476千円のセグメント損失)となりました。
その他、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組み、以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,477,050千円(前年同期比38.4%減)、営業損失115,968千円(前年同期間は24,939千円の営業損失)、経常損失132,847千円(前年同期間は59,291千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失153,114千円(前年同期間は80,300千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、3,555,638千円となり、前連結会計年度末と比べ1,180,037千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少618,922千円、オークション未収入金の減少162,674千円、前渡金の減少63,744千円と商品の減少91,461千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,646,831千円になり、前連結会計年度末に比べ1,192,908千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少173,270千円、買掛金の減少97,220千円、短期借入金の減少710,522千円と長期借入金の減少(1年内返済予定を含む)112,199千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,908,807千円になり、前連結会計年度に比べ12,870千円増加いたしました。その主な内訳は資本剰余金の増加62,453千円と利益剰余金の減少181,496千円と自己株式の減少134,764千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年6月1日~2020年2月29日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が内外経済に与える影響に加え、米中通商問題などの海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響も受け、先行きは不透明な状況にあります。
そのような中、日本国内の美術品市場では、近代美術の中低価格帯相場の急激な下落と、市場全体の流通量の大幅な減少が続いており、オークション関連事業にとって軽視できない状況にありました。
エネルギー関連事業では、再生可能エネルギーの固定買い取り制度を抜本的に見直すための法改正案が閣議決定され、低圧型太陽光発電施設販売事業にとって、収益目線での新たな案件の確保が非常に困難な状況にありました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①オークション関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高2,528,266千円(前年同期比29.7%減)、売上高1,383,761千円(前年同期比21.1%減)、セグメント損失6,931千円(前年同期間は79,796千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
| 第31期第3四半期連結累計期間 | ||||||||
| 自 2019年6月1日 至 2020年2月29日 | ||||||||
| 種 別 | 取扱高 | 前年比 | 売上高 | 前年比 | オークション | オークション | オークション | 落札率 |
| (千円) | (%) | (千円) | (%) | 開催数 | 出品数 | 落札数 | (%) | |
| 近代美術オークション | 541,380 | △25.1 | 99,702 | △48.1 | 4 | 349 | 266 | 76.2 |
| 近代陶芸オークション | 260,430 | △28.4 | 48,404 | △31.6 | 3 | 531 | 476 | 89.6 |
| 近代美術PartⅡオークション | 159,930 | 79.0 | 35,049 | 66.8 | 4 | 681 | 624 | 91.6 |
| その他オークション | 362,650 | △64.2 | 88,143 | △35.7 | 9 | 1,957 | 1,255 | 64.1 |
| オークション事業合計 | 1,324,390 | △39.5 | 271,300 | △35.6 | 20 | 3,518 | 2,621 | 74.5 |
| プライベートセール | 1,202,933 | △14.3 | 1,096,471 | △16.7 | ||||
| その他 | 942 | △80.0 | 15,989 | △8.8 | ||||
| オークション関連 その他事業合計 | 1,203,876 | △14.5 | 1,112,461 | △16.6 | ||||
| オークション関連事業合計 | 2,528,266 | △29.7 | 1,383,761 | △21.1 | ||||
(注)1.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。
3.オークション関連事業の事業構造として、オークションが第2四半期及び第4四半期に多く開催される傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、近代美術オークション及び近代美術PartⅡオークションを各4回、近代陶芸オークション及び戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを各3回、ワインオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各2回、西洋美術オークション及びMANGAオークションを各1回、合計で20回のオークションを開催しました。
これまで主力の近代美術オークションで取り扱っていた作品のうち、相場全体の下落によって主に低価格帯を取り扱う近代美術PartⅡオークションの価格帯まで下落しているものが多く、結果として近代美術PartⅡオークションでの取り扱い作品が急速に増えており、同オークションの当第3四半期連結累計期間は、取扱高が前年同期間の約1.8倍、売上高が前年同期間の約1.7倍の実績値となっている状況であります。このような中、当社が得意とする高額な良品の流通は市場全体で極めて少なく、オークションへの出品誘致が難しくなっており、大幅な取扱高の減少となりました。
近代美術オークションは、平均落札単価は前年同期比で31.3%減少しましたが、前年同期比で出品点数10.8%増、落札点数6.4%増となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は111.9%となりました。
近代陶芸オークションは、前年同期比で出品点数12.1%減、落札点数13.9%減、平均落札単価16.8%減となりましたが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は131.4%と高水準で推移しました。
近代美術PartⅡオークションは、前年同期比で出品点数6.6%増、落札点数18.4%増となりました。平均落札単価は前年同期比で50.7%増加し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率も195.6%と高水準で推移しました。
その他オークションでは、ワインオークションが引き続き好調を保ったほか、新たな柱となり得る戦後・現代美術へのシフトの一環として、戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを3回開催し、取扱高75,755千円、落札率91.5%の実績を上げました。しかしながら、前年同期間には、オークション会場リニューアル及びShinwa Priveの画廊スペース新設記念特別オークションとして「Y氏コレクション - ART JUNGLE」を開催しており、前年同期間との比較では取扱高、売上高ともに大きく減少しております。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、Shinwa Priveの画廊スペースを活用したお客様のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整え、高額作品を積極的に取り扱い順調に推移いたしましたが、前年同期間は、特別高額な案件の成約があったため、前年比では、取扱高、売上高ともに減少しております。その他、高額ダイヤモンド販売事業は、消費税率引上げの影響を受け、9月には駆け込み需要があったものの10月以降はその反動で伸び悩みました。
②エネルギー関連事業
マレーシアにおけるPKS事業では、継続して収益改善に取り組むとともに、販売先の開拓にも注力いたしました。その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業は継続しておりますが、低圧型太陽光発電施設販売事業の販売実績はありませんでした。以上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比85.2%減の88,103千円、セグメント損失は、43,520千円(前年同期間は48,476千円のセグメント損失)となりました。
その他、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組み、以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,477,050千円(前年同期比38.4%減)、営業損失115,968千円(前年同期間は24,939千円の営業損失)、経常損失132,847千円(前年同期間は59,291千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失153,114千円(前年同期間は80,300千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、3,555,638千円となり、前連結会計年度末と比べ1,180,037千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少618,922千円、オークション未収入金の減少162,674千円、前渡金の減少63,744千円と商品の減少91,461千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,646,831千円になり、前連結会計年度末に比べ1,192,908千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少173,270千円、買掛金の減少97,220千円、短期借入金の減少710,522千円と長期借入金の減少(1年内返済予定を含む)112,199千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,908,807千円になり、前連結会計年度に比べ12,870千円増加いたしました。その主な内訳は資本剰余金の増加62,453千円と利益剰余金の減少181,496千円と自己株式の減少134,764千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。