四半期報告書-第28期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)

【提出】
2024/05/09 15:39
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当四半期における国内外の経済環境については、賃金水準や株価指数の上昇が見られた国もある一方で、物価高騰や為替相場の変動、不安定な国際情勢などにより、依然として先行き不透明な状況が継続しました。
このような状況の中、当社では引き続きグローバル配信を見据えたゲーム開発に注力するとともに、既存タイトルの価値最大化を図るため各ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持・拡大やゲームブランドの強化に取り組んでまいりました。
「パズル&ドラゴンズ」(以下「パズドラ」)に関しましては、2024年2月20日にサービス開始から12周年を迎えました。12周年を記念したイベントの実施をはじめ、引き続きより多くの皆さまに「パズドラ」を長期的にお楽しみいただくために、新ダンジョンの追加やオリジナルイベントの開催、他社有名キャラクターとのコラボレーションなどの取り組みを継続してまいりました。
Nintendo Switch™向け対戦ニンジャガムアクションゲーム「ニンジャラ」は、新コンテンツの追加やテレビアニメの放送など、包括的な取り組みを実施することで、若年齢層を中心に好調なアクティビティを維持してまいりました。
また、子会社Gravity Co.,Ltd.及びその連結子会社が運営しているRagnarok関連タイトルに関しましては、2024年3月26日に中国にて配信が開始された「Ragnarok Origin」に加え、既存タイトルにつきましてもアップデートやイベントの開催を継続的に実施することにより、引き続き連結業績に寄与しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は25,736百万円(前年同期比16.2%減)、営業利益6,266百万円(前年同期比26.1%減)、経常利益6,935百万円(前年同期比21.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,002百万円(前年同期比22.3%減)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載しておりません。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間における資産合計は、167,582百万円(前連結会計年度末比463百万円減少)となりました。これは主に売掛金及び契約資産が減少したことによるものであります。
負債合計は17,856百万円(前連結会計年度末比693百万円減少)となりました。これは主に流動負債の「その他」に含まれる未払金等が減少したことによるものであります。
純資産合計は149,725百万円(前連結会計年度末比230百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は454百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。