有価証券報告書-第17期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 11:53
【資料】
PDFをみる
【項目】
95項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、事業計画および研究開発計画に照らして、必要な資金を主に株式の発行により調達しております。一時的な余資については資産運用規程に従い、安定性を最優先に金融商品を選定し運用しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形および売掛金は、取引先の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、主に債券(米ドル建社債)および投資事業有限責任組合への出資であります。これらは、金融商品市場における相場その他の指標等の変化によるリスクに晒されております。
未収入金、長期未収入金は、主に株式売却により生じた米ドル建債権で、分割入金されるものであります。米ドル建債権については、為替の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが3ヶ月以内の支払期日であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、経営管理部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日および残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社につきましても取引先は限られてはおりますが、当社の債権管理に準じて管理しております。
債券は、経理規程に従い職務権限に基づいた管理者の下、格付けの高い債券のみを対象としているため、信用リスクは僅少であります。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、外貨建ての営業債権債務について、通貨別月別の取引実績に対して為替の変動リスクを勘案し、為替予約取引等の取引を検討しております。
有価証券および投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部の事業計画および研究開発計画に基づき経営管理部が月毎に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(平成25年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金2,267,9532,267,953-
(2)受取手形及び売掛金566,653566,653-
(3)有価証券85,61185,611-
(4)未収入金128,689126,491△2,197
(5)投資有価証券730,603730,603-
(6)敷金及び保証金74,17474,174-
(7)長期未収入金205,861194,152△11,708
資産計4,059,5454,045,638△13,905
(1)買掛金70,10870,108-
(2)未払金17,73717,737-
(3)未払法人税等66,33866,338-
負債計154,183154,183-

当連結会計年度(平成26年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金3,800,6933,800,693-
(2)受取手形及び売掛金537,208537,208-
(3)投資有価証券1,111,9531,111,953-
(4)敷金及び保証金86,59486,594-
資産計5,536,4485,536,448-
(1)未払金82,56282,562-
(2)社債770,000806,85336,853
負債計852,562889,41536,853

(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。なお、(2)受取手形及び売掛金は貸倒引当金控除後の金額を記載しております。
(3)投資有価証券
時価について、債券は取引金融機関等から提示された価格によっております。また、投資事業組合出資については、組合財産の持分相当額を組合出資の時価とみなして計上しております。
(4) 敷金及び保証金
これらの時価については、将来キャッシュ・フローを期末から返還までの見積り期間に基づき国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定した結果、時価は帳簿価額と近似しているため、当該帳簿価額を時価としております。
負 債
(1)未払金
短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)社債
社債の時価は、当連結会計年度末の当社株式の時価(以下、期末株価)が転換価額を上回ったため、期末株価に新株予約権の行使による交付株式数を乗じて算出しております。
2.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金2,267,953---
受取手形及び売掛金566,653---
未収入金128,689---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
債券(社債)85,611730,603--
長期未収入金-205,861--
合計3,048,907936,464--

当連結会計年度(平成26年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金3,800,693---
受取手形及び売掛金537,208---
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
債券(社債)-790,575--
合計4,337,901790,575--