四半期報告書-第22期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)における業績につきましては、売上高は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)、営業利益は8,348千円(前年同期比34.8%増)、経常利益は8,481千円(前年同期比17.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,387千円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失491千円)となりました。
当社グループは、「ITで不動産市場をより良いものに」というミッションの実現に向け、「不動産市場になくて
はならない情報インフラになる」というビジョンを掲げ、「情報テクノロジー×不動産」という新しい市場領域にお
いて、顧客である不動産会社の業務をテクノロジーで進化させ、不動産業並びに不動産市場のデジタルトランスフォ
ーメーション(DX)を支援する事業を展開しております。
不動産会社における以下のような経営課題を解決するためのシステム・アプリケーションを企画・開発し、利用期
間に応じて料金をお支払いいただく(継続課金モデル、サブスクリプション)クラウド・SaaSとして提供しております。
・不動産取引のデジタル化(VR技術を活用した内覧、IT重要事項説明、電子契約等)による利便性向上
・コロナ禍での「新常態」に対応した非対面営業の実現
・不動産物件情報、契約情報、顧客情報の一元管理を通じた利活用と業務効率の向上
・自社ウェブサイト等を通じた消費者向けウェブマーケティング強化による収益機会の向上
・不動産オーナー向け資産運用管理サービスの強化
・情報セキュリティ、データ保全、事業継続計画への対応
・IT投資及びコストの最適化
・働き方改革推進に伴う業務見直しと省力化(不動産業における在宅勤務の実現)
当第2四半期連結累計期間においては、引き続き以下のような当社のクラウド・SaaSの新規顧客の開拓活動及び既存顧客へのコンサルティング営業活動に注力してまいりました。
・「ESいい物件One」シリーズ
・「Sumai Entry」(Web内見予約・入居申込システム)
・「pocketpost(ポケットポスト)」シリーズ
・不動産取引キャッシュレス化を推進する決済ソリューション「pocketpost pay(ポケットポスト ペイ)」
・仲介会社及び管理会社間の空室物件情報確認業務の効率化を促進する「ES-B2B call」
・リソース不足等の課題を抱える顧客に対するシステム導入・運用支援サービス
コロナ禍への対応として、当社グループではマーケティング・セールス活動をデジタル及びウェブ形式に大幅に切
り替え、ウェブセミナーを最大限活用し、既存及び潜在顧客へのマーケティング・セールス活動を継続することで、コロナ禍に対応して事業継続を図る不動産会社様のデジタルシフトニーズに応えてまいりました。
新サービスへの取り組みとしては、2020年6月に、「ESいい物件Oneウェブサイト」を大幅にパワーアップさせた
「ESいい物件OneウェブサイトFlex(フレックス)」を新規リリースし、販売を開始いたしました。
当サービスは、これまでにいただいたユーザー企業の要望を反映し開発した、これまでの不動産物件情報の一元管
理の実現に加えて、簡単に個性的で自由な自社ウェブサイト構築を可能とする、不動産会社に特化した、新しい自社
ホームページ作成クラウド・SaaSであります。
・専門知識がなくても簡単に編集が可能、個性的かつ高頻度で更新されるウェブサイトにより集客力アップ
・スマートフォンでの表示に自動で最適化する完全レスポンシブデザイン、住まい探しのスマホシフトに対応
・「ESいい物件One」と連動し、各種不動産ポータルサイトへの出稿と合わせ物件広告を一元管理し効率化
・簡易なアクセス結果解析機能を搭載し、戦略的なマーケティング活動を支援
・SEO(検索サイト最適化)に対応した最新の内部構造により、検索順位と注目度をアップ
また、2020年8月1日付けで営業組織の体制を変更し、「インサイドセールス部」及び「マーケティング部」を新設いたしました。
インサイドセールス部は、「コロナ禍」における新常態に対応した戦略組織として、従来から行っていた電話やオンライン商談を行う機能を集約し、蓄積されたマーケットデータを元に、日本全国の不動産業を対象として高精度・高効率の営業活動を行う専門チームであります。
マーケティング部は、旧「事業推進部」において従来から行ってきたセミナーマーケティングを強化する目的で、当該部門を企画営業グループリーダーの直轄部門として独立させ、オンラインセミナーの強化等、これまで以上にデジタル及びリアルなマーケティング活動を充実させる目的で再編した組織であります。
加えて、経済産業省が主導する「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の具体的施策である「IT導入補助金」について、従来より当社のクラウド・SaaSが対象サービスとして認定を受けており、当該補助金を活用した当社クラウド・SaaSの導入についても積極的に訴求する営業活動を行ってまいりました。
以上の結果、当第2四半期の時点で良質な商談が順調に進んでおり、第3四半期以降のさらなる成長に向けて引き続き活動展開してまいります。
当社グループは、市場特化・垂直型のクラウド・SaaS企業というユニークなポジションを活かし、一元化された物件・顧客情報データベースをコアとして、物件管理・営業支援・デジタルマーケティング等、不動産会社のさまざま
な業務領域における効率化及び付加価値向上を支援するクラウド・SaaSを、引き続き提供してまいります。
①売上高
売上高全体は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)と、前年同期より54,722千円の増収になりました。
(注)1. サブスクリプション:クラウドサービスの月額利用料収入など、解約の申し出がない限り毎月継続的に発生するストック要素的収入。
2. スポット :受託開発、システム導入支援サービスなど、該当月でのみ一時的に発生したフロー要素的収益。
3.株主の皆様にとってより分かりやすい情報開示を行うため、2021年3月期より売上高の開示区分を見直し、「サブスクリプション」「スポット」の2区分として開示しております。
主力サービスである「ESいい物件One」シリーズ等のマーケティング及び営業活動に注力した結果、主力であるクラウド・SaaSの月額利用料等が順調に積み上がり、また、解約率も引き続き低水準となり、サブスクリプション売上高は983,125千円(前年同期比3.7%増)と前年同期より35,376千円の増収となりました。
また、サブスクリプションの顧客数は当第2四半期連結会計期間末時点で1,412法人(前年同期1,425法人)となり、平均月額単価(※)については、当第2四半期連結累計期間において、9月実績約121,400円/法人となりました。
(※)「当月のサブスクリプション売上高」を「当月のサブスクリプション顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
スポット売上につきましては、前述したシステム導入・運用支援サービスに対する引き合いが強く、また受託開発の完了、売上の計上もあったことから、売上高は71,635千円(前年同期比37.0%増)と、前年同期より19,346千円の増収になりました。
以上の結果、全体の売上高は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)と、前年同期より54,722千円の増収になりました。
②売上原価
当社クラウドサービスの追加開発及び新サービス開発における一部の業務につきましては外部の開発リソースも活用しており、これに伴う業務委託費が増加いたしました。
なお、当社は顧客サービス用システムのサーバ・ソフトウェア設備につきまして、従来外部のデータセンターに自社資産として保有しておりましたが、IaaS(Infrastructure as a Service)環境下への移行を進めており、当該クラウドの利用料及び保守に関する費用が増加いたしました。一方、旧来のデータセンター内のサーバ等システム関連に係る保守費用は減少し、また、サーバ設備、システム基盤等に係る減価償却費等も減少いたしました。その結果、売上原価は457,164千円(前年同期比20.6%増)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間に自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)については、製造原価からソフトウェア仮勘定(資産科目)へ振替をしており(完成・リリース時点でソフトウェア勘定に計上)、その振替額は222,389千円(前年同期比5.6%増)となっております。
③販売費及び一般管理費
新型コロナウイルス感染症の拡大を契機にマーケティング・セールス活動をオンライン中心に移行したことによる営業経費の減少等により、販売費及び一般管理費は、589,248千円(前年同期比4.1%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)、営業利益は8,348千円(前年同期比34.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
①資産
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、1,958,496千円となり、前連結会計年度末から82,732千円の減少となりました。
流動資産の残高は574,934千円となり、前連結会計年度末から94,378千円の減少となりました。これは、主に現金及び預金の減少95,740千円等によるものであります。
また、固定資産の残高は1,383,561千円となり、前連結会計年度末から11,646千円の増加となりました。主な増加要因としては、ソフトウェアの増加135,954千円であり、これはクラウドソリューション事業における主力サービス「ESいい物件One」の各種機能改善や強化等、自社サービス開発の追加投資であります。一方、リース資産(有形・無形)につきましては償却が進んでおり、リース資産(有形・無形)の減少19,204千円等が主な減少要因であります。なお、「ESいい物件One」に関する追加開発のうち完成・リリースした追加開発費用部分につきましては、ソフトウェア仮勘定からソフトウェアへ振替処理しております。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は337,440千円となり、前連結会計年度末から50,612千円の減少となりました。
流動負債の残高は322,233千円となり、前連結会計年度末から39,491千円の減少となりました。主な減少要因は、未払法人税等の減少44,168千円等であります。
また、固定負債の残高は15,207千円となり、前連結会計年度末から11,121千円の減少となりました。これは、リース取引に係るリース債務の減少10,959千円等によるものであります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,621,056千円となり、前連結会計年度末から32,119千円の減少となりました。これは、配当金実施に伴う利益剰余金の減少34,507千円及び親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加2,387千円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末と比べて95,740千円減少し、499,947千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、189,037千円の増加(前年同期176,248千円の増加)となりました。主な収入の要因は、減価償却費222,115千円、売上債権の減少額12,987千円、未払金の増加額11,257千円等であります。主な支出の要因は、法人税等の支払額48,098千円、未払消費税等の減少額8,333千円等であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、233,085千円の減少(前年同期222,189千円の減少)となりました。支出の要因は、無形固定資産の取得による支出223,952千円等であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、51,692千円の減少(前年同期56,117千円の減少)となりました。支出の要因は、配当金の支払額32,338千円及びファイナンス・リース債務の返済による支出19,353千円であります。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等及び客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに発生した事項はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、290千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。
(8)重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りの記載について、変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)における業績につきましては、売上高は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)、営業利益は8,348千円(前年同期比34.8%増)、経常利益は8,481千円(前年同期比17.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,387千円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失491千円)となりました。
| 連結業績概要 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 対前年同期 | |
| (千円) | (千円) | 差額 (千円) | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 1,000,037 | 1,054,760 | 54,722 | 5.5 |
| 営業利益 | 6,192 | 8,348 | 2,155 | 34.8 |
| 経常利益 | 7,220 | 8,481 | 1,260 | 17.5 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | △491 | 2,387 | 2,878 | - |
当社グループは、「ITで不動産市場をより良いものに」というミッションの実現に向け、「不動産市場になくて
はならない情報インフラになる」というビジョンを掲げ、「情報テクノロジー×不動産」という新しい市場領域にお
いて、顧客である不動産会社の業務をテクノロジーで進化させ、不動産業並びに不動産市場のデジタルトランスフォ
ーメーション(DX)を支援する事業を展開しております。
不動産会社における以下のような経営課題を解決するためのシステム・アプリケーションを企画・開発し、利用期
間に応じて料金をお支払いいただく(継続課金モデル、サブスクリプション)クラウド・SaaSとして提供しております。
・不動産取引のデジタル化(VR技術を活用した内覧、IT重要事項説明、電子契約等)による利便性向上
・コロナ禍での「新常態」に対応した非対面営業の実現
・不動産物件情報、契約情報、顧客情報の一元管理を通じた利活用と業務効率の向上
・自社ウェブサイト等を通じた消費者向けウェブマーケティング強化による収益機会の向上
・不動産オーナー向け資産運用管理サービスの強化
・情報セキュリティ、データ保全、事業継続計画への対応
・IT投資及びコストの最適化
・働き方改革推進に伴う業務見直しと省力化(不動産業における在宅勤務の実現)
当第2四半期連結累計期間においては、引き続き以下のような当社のクラウド・SaaSの新規顧客の開拓活動及び既存顧客へのコンサルティング営業活動に注力してまいりました。
・「ESいい物件One」シリーズ
・「Sumai Entry」(Web内見予約・入居申込システム)
・「pocketpost(ポケットポスト)」シリーズ
・不動産取引キャッシュレス化を推進する決済ソリューション「pocketpost pay(ポケットポスト ペイ)」
・仲介会社及び管理会社間の空室物件情報確認業務の効率化を促進する「ES-B2B call」
・リソース不足等の課題を抱える顧客に対するシステム導入・運用支援サービス
コロナ禍への対応として、当社グループではマーケティング・セールス活動をデジタル及びウェブ形式に大幅に切
り替え、ウェブセミナーを最大限活用し、既存及び潜在顧客へのマーケティング・セールス活動を継続することで、コロナ禍に対応して事業継続を図る不動産会社様のデジタルシフトニーズに応えてまいりました。
新サービスへの取り組みとしては、2020年6月に、「ESいい物件Oneウェブサイト」を大幅にパワーアップさせた
「ESいい物件OneウェブサイトFlex(フレックス)」を新規リリースし、販売を開始いたしました。
当サービスは、これまでにいただいたユーザー企業の要望を反映し開発した、これまでの不動産物件情報の一元管
理の実現に加えて、簡単に個性的で自由な自社ウェブサイト構築を可能とする、不動産会社に特化した、新しい自社
ホームページ作成クラウド・SaaSであります。
・専門知識がなくても簡単に編集が可能、個性的かつ高頻度で更新されるウェブサイトにより集客力アップ
・スマートフォンでの表示に自動で最適化する完全レスポンシブデザイン、住まい探しのスマホシフトに対応
・「ESいい物件One」と連動し、各種不動産ポータルサイトへの出稿と合わせ物件広告を一元管理し効率化
・簡易なアクセス結果解析機能を搭載し、戦略的なマーケティング活動を支援
・SEO(検索サイト最適化)に対応した最新の内部構造により、検索順位と注目度をアップ
また、2020年8月1日付けで営業組織の体制を変更し、「インサイドセールス部」及び「マーケティング部」を新設いたしました。
インサイドセールス部は、「コロナ禍」における新常態に対応した戦略組織として、従来から行っていた電話やオンライン商談を行う機能を集約し、蓄積されたマーケットデータを元に、日本全国の不動産業を対象として高精度・高効率の営業活動を行う専門チームであります。
マーケティング部は、旧「事業推進部」において従来から行ってきたセミナーマーケティングを強化する目的で、当該部門を企画営業グループリーダーの直轄部門として独立させ、オンラインセミナーの強化等、これまで以上にデジタル及びリアルなマーケティング活動を充実させる目的で再編した組織であります。
加えて、経済産業省が主導する「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の具体的施策である「IT導入補助金」について、従来より当社のクラウド・SaaSが対象サービスとして認定を受けており、当該補助金を活用した当社クラウド・SaaSの導入についても積極的に訴求する営業活動を行ってまいりました。
以上の結果、当第2四半期の時点で良質な商談が順調に進んでおり、第3四半期以降のさらなる成長に向けて引き続き活動展開してまいります。
当社グループは、市場特化・垂直型のクラウド・SaaS企業というユニークなポジションを活かし、一元化された物件・顧客情報データベースをコアとして、物件管理・営業支援・デジタルマーケティング等、不動産会社のさまざま
な業務領域における効率化及び付加価値向上を支援するクラウド・SaaSを、引き続き提供してまいります。
①売上高
売上高全体は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)と、前年同期より54,722千円の増収になりました。
| 品目詳細 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 対前年同期 | |||||
| 売上高(千円) | 構成割合(%) | 売上高(千円) | 構成割合(%) | 差額(千円) | 増減率(%) | |||
| サブスクリプション(注)1 | 947,748 | 94.8 | 983,125 | 93.2 | 35,376 | 3.7 | ||
| スポット(注)2 | 52,289 | 5.2 | 71,635 | 6.8 | 19,346 | 37.0 | ||
| 合計 | 1,000,037 | 100.0 | 1,054,760 | 100.0 | 54,722 | 5.5 | ||
(注)1. サブスクリプション:クラウドサービスの月額利用料収入など、解約の申し出がない限り毎月継続的に発生するストック要素的収入。
2. スポット :受託開発、システム導入支援サービスなど、該当月でのみ一時的に発生したフロー要素的収益。
3.株主の皆様にとってより分かりやすい情報開示を行うため、2021年3月期より売上高の開示区分を見直し、「サブスクリプション」「スポット」の2区分として開示しております。
主力サービスである「ESいい物件One」シリーズ等のマーケティング及び営業活動に注力した結果、主力であるクラウド・SaaSの月額利用料等が順調に積み上がり、また、解約率も引き続き低水準となり、サブスクリプション売上高は983,125千円(前年同期比3.7%増)と前年同期より35,376千円の増収となりました。
また、サブスクリプションの顧客数は当第2四半期連結会計期間末時点で1,412法人(前年同期1,425法人)となり、平均月額単価(※)については、当第2四半期連結累計期間において、9月実績約121,400円/法人となりました。
(※)「当月のサブスクリプション売上高」を「当月のサブスクリプション顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
スポット売上につきましては、前述したシステム導入・運用支援サービスに対する引き合いが強く、また受託開発の完了、売上の計上もあったことから、売上高は71,635千円(前年同期比37.0%増)と、前年同期より19,346千円の増収になりました。
以上の結果、全体の売上高は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)と、前年同期より54,722千円の増収になりました。
②売上原価
当社クラウドサービスの追加開発及び新サービス開発における一部の業務につきましては外部の開発リソースも活用しており、これに伴う業務委託費が増加いたしました。
なお、当社は顧客サービス用システムのサーバ・ソフトウェア設備につきまして、従来外部のデータセンターに自社資産として保有しておりましたが、IaaS(Infrastructure as a Service)環境下への移行を進めており、当該クラウドの利用料及び保守に関する費用が増加いたしました。一方、旧来のデータセンター内のサーバ等システム関連に係る保守費用は減少し、また、サーバ設備、システム基盤等に係る減価償却費等も減少いたしました。その結果、売上原価は457,164千円(前年同期比20.6%増)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間に自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)については、製造原価からソフトウェア仮勘定(資産科目)へ振替をしており(完成・リリース時点でソフトウェア勘定に計上)、その振替額は222,389千円(前年同期比5.6%増)となっております。
③販売費及び一般管理費
新型コロナウイルス感染症の拡大を契機にマーケティング・セールス活動をオンライン中心に移行したことによる営業経費の減少等により、販売費及び一般管理費は、589,248千円(前年同期比4.1%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,054,760千円(前年同期比5.5%増)、営業利益は8,348千円(前年同期比34.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
①資産
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、1,958,496千円となり、前連結会計年度末から82,732千円の減少となりました。
流動資産の残高は574,934千円となり、前連結会計年度末から94,378千円の減少となりました。これは、主に現金及び預金の減少95,740千円等によるものであります。
また、固定資産の残高は1,383,561千円となり、前連結会計年度末から11,646千円の増加となりました。主な増加要因としては、ソフトウェアの増加135,954千円であり、これはクラウドソリューション事業における主力サービス「ESいい物件One」の各種機能改善や強化等、自社サービス開発の追加投資であります。一方、リース資産(有形・無形)につきましては償却が進んでおり、リース資産(有形・無形)の減少19,204千円等が主な減少要因であります。なお、「ESいい物件One」に関する追加開発のうち完成・リリースした追加開発費用部分につきましては、ソフトウェア仮勘定からソフトウェアへ振替処理しております。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は337,440千円となり、前連結会計年度末から50,612千円の減少となりました。
流動負債の残高は322,233千円となり、前連結会計年度末から39,491千円の減少となりました。主な減少要因は、未払法人税等の減少44,168千円等であります。
また、固定負債の残高は15,207千円となり、前連結会計年度末から11,121千円の減少となりました。これは、リース取引に係るリース債務の減少10,959千円等によるものであります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,621,056千円となり、前連結会計年度末から32,119千円の減少となりました。これは、配当金実施に伴う利益剰余金の減少34,507千円及び親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加2,387千円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末と比べて95,740千円減少し、499,947千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、189,037千円の増加(前年同期176,248千円の増加)となりました。主な収入の要因は、減価償却費222,115千円、売上債権の減少額12,987千円、未払金の増加額11,257千円等であります。主な支出の要因は、法人税等の支払額48,098千円、未払消費税等の減少額8,333千円等であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、233,085千円の減少(前年同期222,189千円の減少)となりました。支出の要因は、無形固定資産の取得による支出223,952千円等であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、51,692千円の減少(前年同期56,117千円の減少)となりました。支出の要因は、配当金の支払額32,338千円及びファイナンス・リース債務の返済による支出19,353千円であります。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等及び客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに発生した事項はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、290千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。
(8)重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りの記載について、変更はありません。