四半期報告書-第20期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)における業績につきましては、売上高は461,608千円(前年同期比6.8%減)、営業損失は21,728千円(前年同期 営業利益31,314千円)、経常損失は21,919千円(前年同期 経常利益31,241千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は18,420千円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益18,172千円)となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。なお、各業績数値は、セグメント間の内部取引消去前の金額で記載しております。
①クラウドソリューション事業
当社グループは、「ITで不動産市場をより良いものに」というミッションの実現に向け、「不動産市場になくてはならない情報インフラ」を目指して、不動産市場に必要とされるシステム・アプリケーションを企画・開発し、クラウドサービスとして提供する事業を展開しております。「テクノロジー×不動産」という新しい市場領域において、日本全国の不動産業を営む企業を主な顧客として、不動産物件情報、契約情報、顧客情報を管理するデータベース機能を中心とする不動産取引支援システムをクラウドサービスとして提供しております。
消費者による不動産物件情報検索ニーズの多様化並びに情報ニーズの高度化という流れはますます強まる傾向にあり、不動産業の情報産業化・不動産市場のIT化を強く促しております。当社グループは、以下のような不動産会社にとっての経営課題を解決するためのクラウドサービスを企画・開発・提供しております。
・不動産物件情報、契約情報、顧客情報のデータベース管理を通じた利活用と業務効率の向上
・自社ウェブサイト等を通じた消費者向けウェブマーケティング強化による収益機会の向上
・不動産オーナーに対する資産運用管理サービスの強化
・不動産取引のIT化(VRによる内覧、IT重要事項説明、電子契約等)への対応
・情報セキュリティ、データ保全、事業継続計画への対応
・IT投資及びコストの最適化
当社グループは、「不動産テクノロジー」領域のリーディング企業として、このようなニーズに対応する一連のシステム・アプリケーションを不動産会社にとってコスト効率性の高いクラウドサービスで提供することで、不動産市場のIT化を推進しております。
当第1四半期連結累計期間においては、引き続き当社のコアサービスであるクラウドサービス(拡販サービス)の新規顧客の開拓活動及び既存顧客へのコンサルティング営業活動に注力してまいりました。
クラウドサービスの開発につきましては、「ESいい物件One」(「ESいい物件One賃貸」、「ESいい物件One賃貸管理」、「ESいい物件One売買」及び「ESいい物件Oneウェブサイト」から成るサービス群)に対する機能拡充及びユーザビリティの向上に係る追加開発を継続的に実施いたしました。
また、2018年4月には、不動産管理会社と入居者を繋ぐコミュニケーション・プラットフォームであるアプリケーション「pocketpost(ポケットポスト)」の販売を開始いたしました。今後の事業戦略において、エンドユーザー(一般消費者)へのリーチを拡大していくことは重要と考えており、当社初のエンドユーザーが直接利用するアプリとしてリリースいたしました。
不動産会社がエンドユーザーに対して行う「重要事項説明」は不動産取引における重要な業務の一つであり、当該業務のIT化対応(TV会議システム等の活用など。以下、「IT重説」といいます。)につきまして、国土交通省は不動産の賃貸取引に対してIT重説を2017年10月から正式に採用することを決定し、本格運用が開始されました。当社は、この動きを事業機会拡大の好機ととらえ、当社サービスを活用したIT重説実施の利便性を訴求するとともに、IT重説の活用を目指す各不動産会社に対するマーケティング及び営業活動に取り組んでまいりました。この一環として、2015年9月より業務提携を締結しているNTTテクノクロス株式会社が開発・販売する資料共有型Web会議サービスをIT重説に必須のツールとして代理店販売しておりましたが、その間に蓄積した知見をもとに、2018年6月より不動産業界のWEB接客・IT重説向けに最適化したWEB会議クラウド「ES × MeetingPlaza」を販売開始する運びとなりました。この「ES × MeetingPlaza」はIT重説に最適化したシンプルなUI/UXであり、会社規模によらず導入しやすいリーズナブルな価格設定となっており、不動産業の業務効率化とIT重説の推進を支援するものとなっております。当社は引き続き今後も不動産取引の一連の流れにおける電子化推進に向けて取り組んでまいります。
(ⅰ)売上高
クラウドソリューション事業全体の売上高は461,668千円(前年同期比6.8%減)と、前年同期より33,831千円の減収になりました。
クラウドソリューション事業のクラウドサービスのうち、主力である拡販サービスにつきましては、不動産物件情報管理データベース・システムである「ESいい物件One」を始め、不動産広告媒体向けデータ変換・入稿システム(コンバート・システム)等の拡販サービスのマーケティング及び営業活動に注力してまいりましたが、想定よりも新規顧客獲得が伸びず、拡販サービス全体での売上高は434,186千円(前年同期比1.6%減)と、前年同期より7,122千円の減収となりました。このうち拡販サービス月次売上高は424,053千円(前年同期比1.2%減)、全売上高に占める割合は91.8%(前年同期86.7%)となりました。
また、拡販サービス以外のクラウドサービス売上高についても12,523千円(前年同期比44.5%減)と、前年同期より10,057千円の減収となりました。
上記の結果、クラウドサービスの売上高は446,710千円(前年同期比3.7%減)と、前年同期より17,180千円の減収となりました。
また、クラウドサービスの顧客数は当第1四半期連結会計期間末時点で1,290法人(前年同期1,261法人)となり、クラウドサービス顧客平均月額単価(※)については、当第1四半期連結累計期間において、4月実績約116,700円/法人、5月実績約116,300円/法人、6月実績約112,800円/法人となりました。
(※)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
アドヴァンスト・クラウドサービスにつきましては、当第1四半期連結累計期間の納品は少なく、売上高は6,797千円(前年同期比71.0%減)と、前年同期より16,608千円の減収になりました。
ネットワーク・ソリューションにおいては、既存の受託運用サービスが若干減少したものの、概ね前年並みに推移し、売上高は8,160千円(前年同期比0.5%減)と、前年同期より42千円の減収になりました。
(ⅱ)売上原価
新卒及び中途採用による人員増により人件費が増加いたしました。また、サーバ設備、システム基盤及び自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)等に係る減価償却費等が増加いたしました。一方、受託開発売上計上に伴って売上原価に算入される開発コストやシステム関連の保守費用等が減少し、売上原価は183,314千円(前年同期比3.1%減)となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間に自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)については、製造原価からソフトウェア仮勘定(資産科目)へ振替をしており(完成・リリース時点でソフトウェア勘定に計上)、その振替額は103,286千円(前年同期比2.3%増)となっております。
(ⅲ)販売費及び一般管理費
積極的な新卒及び中途採用を行い、人件費や採用関連の費用等の増加により、販売費及び一般管理費は、300,707千円(前年同期比9.1%増)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるクラウドソリューション事業の売上高は461,668千円(前年同期比6.8%減)、営業損失は22,353千円(前年同期 営業利益30,702千円)となりました。
クラウドソリューション事業における売上高の概況は以下のとおりであります。
(注)1. 拡販サービス :拡販することを前提とした標準型システム・アプリケーションの月額利用料等。
2. 拡販サービス以外:拡販サービスをベースに、個々の顧客仕様に受託開発したシステム・アプリケーションの月額利用料等。
2018年1月~6月におけるクラウドサービスの顧客数の推移は以下のとおりであります。
(単位:法人数)
2018年1月~6月におけるクラウドサービスの1法人あたり顧客平均月額単価の推移は以下のとおりであります。
(単位:円)
(注)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数(法人数)」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
2017年7月~2018年6月における「ESいい物件One」(賃貸・管理・売買・ウェブサイト)の顧客数の推移は次のとおりであります。「ESいい物件One」は当社主力サービスであり、新規顧客獲得に向けた営業活動は「ESいい物件One」に集中しております。
(単位:課金開始済サービス提供件数、法人数)
②不動産事業
当社の100%子会社である株式会社いい生活不動産については、主に当社従業員向けの福利厚生サービス(住宅紹介支援サービス等)、不動産の売買仲介及び賃貸仲介を中心とした事業運営をしております。
当第1四半期連結累計期間においては、売上高は825千円(前年同期比増減なし)、営業利益は445千円(前年同期比3.3%増)となっております。
(2)財政状態の状況
①資産
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、1,985,472千円となり、前連結会計年度末から64,754千円の減少となりました。
流動資産の残高は641,581千円となり、前連結会計年度末から63,535千円の減少となりました。これは、現金及び預金の減少68,423千円等によるものであります。
また、固定資産の残高は1,343,891千円となり、前連結会計年度末から1,219千円の減少となりました。主な増加要因としては、ソフトウェア仮勘定の増加38,334千円であり、これはクラウドソリューション事業における主力サービス「ESいい物件One」の各種機能改善や強化に関する自社開発の追加費用部分であります。第2四半期連結会計期間以降に完成・リリースが見込まれるクラウドサービス(拡販サービス)の当該追加開発費用部分はソフトウェア仮勘定として計上しております。一方、ソフトウェア並びにリース資産(有形・無形)につきましては償却が進んでおり、ソフトウェアの減少28,272千円及びリース資産(有形・無形)の減少12,653千円等が主な減少要因であります。なお、「ESいい物件One」に関する追加開発のうち完成・リリースした追加開発費用部分につきましては、ソフトウェア仮勘定からソフトウェアへ振替処理しております。
②負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は385,439千円となり、前連結会計年度末から11,826千円の減少となりました。
流動負債の残高は295,054千円となり、前連結会計年度末から140千円の減少となりました。主な増加要因は、配当金並びに賞与支給に係る源泉所得税や社会保険料等に関する預り金の増加18,799千円及び賞与支給等に係る会社負担の社会保険料等に関する未払金の増加14,285千円等であります。一方、主な減少要因は、賞与支給に伴う賞与引当金の減少28,224千円等であります。
また、固定負債の残高は90,384千円となり、前連結会計年度末から11,686千円の減少となりました。これは、リース取引に係るリース債務の減少10,421千円等によるものであります。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,600,032千円となり、前連結会計年度末から52,928千円の減少となりました。これは、配当金実施に伴う利益剰余金の減少34,507千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による減少18,420千円等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末と比べて68,423千円減少し、576,383千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、83,155千円の増加(前年同期104,410千円の増加)となりました。主な収入の要因は、減価償却費110,365千円、前述した賞与支給等に係る社会保険料等に関する未払金の増加額14,219千円等であり、主な支出の要因は、税金等調整前四半期純損失22,282千円、賞与支給に伴う賞与引当金の減少額28,224千円等であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、107,722千円の減少(前年同期106,755千円の減少)となりました。支出の要因は、無形固定資産の取得による支出104,472千円等であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、43,856千円の減少(前年同期46,075千円の減少)となりました。支出の要因は、配当金の支払額31,191千円及びファイナンス・リース債務の返済による支出12,664千円であります。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等及び客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに発生した事項はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、138千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変動はありません。
(1)経営成績の状況
第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)における業績につきましては、売上高は461,608千円(前年同期比6.8%減)、営業損失は21,728千円(前年同期 営業利益31,314千円)、経常損失は21,919千円(前年同期 経常利益31,241千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は18,420千円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益18,172千円)となりました。
| 連結業績概要 | 前第1四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年6月30日) | 対前年同期 | |
| (千円) | (千円) | 差額 (千円) | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 495,439 | 461,608 | △33,831 | △6.8 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 31,314 | △21,728 | △53,042 | - |
| 経常利益又は経常損失(△) | 31,241 | △21,919 | △53,161 | - |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | 18,172 | △18,420 | △36,593 | - |
セグメントの業績は、以下のとおりであります。なお、各業績数値は、セグメント間の内部取引消去前の金額で記載しております。
①クラウドソリューション事業
当社グループは、「ITで不動産市場をより良いものに」というミッションの実現に向け、「不動産市場になくてはならない情報インフラ」を目指して、不動産市場に必要とされるシステム・アプリケーションを企画・開発し、クラウドサービスとして提供する事業を展開しております。「テクノロジー×不動産」という新しい市場領域において、日本全国の不動産業を営む企業を主な顧客として、不動産物件情報、契約情報、顧客情報を管理するデータベース機能を中心とする不動産取引支援システムをクラウドサービスとして提供しております。
消費者による不動産物件情報検索ニーズの多様化並びに情報ニーズの高度化という流れはますます強まる傾向にあり、不動産業の情報産業化・不動産市場のIT化を強く促しております。当社グループは、以下のような不動産会社にとっての経営課題を解決するためのクラウドサービスを企画・開発・提供しております。
・不動産物件情報、契約情報、顧客情報のデータベース管理を通じた利活用と業務効率の向上
・自社ウェブサイト等を通じた消費者向けウェブマーケティング強化による収益機会の向上
・不動産オーナーに対する資産運用管理サービスの強化
・不動産取引のIT化(VRによる内覧、IT重要事項説明、電子契約等)への対応
・情報セキュリティ、データ保全、事業継続計画への対応
・IT投資及びコストの最適化
当社グループは、「不動産テクノロジー」領域のリーディング企業として、このようなニーズに対応する一連のシステム・アプリケーションを不動産会社にとってコスト効率性の高いクラウドサービスで提供することで、不動産市場のIT化を推進しております。
当第1四半期連結累計期間においては、引き続き当社のコアサービスであるクラウドサービス(拡販サービス)の新規顧客の開拓活動及び既存顧客へのコンサルティング営業活動に注力してまいりました。
クラウドサービスの開発につきましては、「ESいい物件One」(「ESいい物件One賃貸」、「ESいい物件One賃貸管理」、「ESいい物件One売買」及び「ESいい物件Oneウェブサイト」から成るサービス群)に対する機能拡充及びユーザビリティの向上に係る追加開発を継続的に実施いたしました。
また、2018年4月には、不動産管理会社と入居者を繋ぐコミュニケーション・プラットフォームであるアプリケーション「pocketpost(ポケットポスト)」の販売を開始いたしました。今後の事業戦略において、エンドユーザー(一般消費者)へのリーチを拡大していくことは重要と考えており、当社初のエンドユーザーが直接利用するアプリとしてリリースいたしました。
不動産会社がエンドユーザーに対して行う「重要事項説明」は不動産取引における重要な業務の一つであり、当該業務のIT化対応(TV会議システム等の活用など。以下、「IT重説」といいます。)につきまして、国土交通省は不動産の賃貸取引に対してIT重説を2017年10月から正式に採用することを決定し、本格運用が開始されました。当社は、この動きを事業機会拡大の好機ととらえ、当社サービスを活用したIT重説実施の利便性を訴求するとともに、IT重説の活用を目指す各不動産会社に対するマーケティング及び営業活動に取り組んでまいりました。この一環として、2015年9月より業務提携を締結しているNTTテクノクロス株式会社が開発・販売する資料共有型Web会議サービスをIT重説に必須のツールとして代理店販売しておりましたが、その間に蓄積した知見をもとに、2018年6月より不動産業界のWEB接客・IT重説向けに最適化したWEB会議クラウド「ES × MeetingPlaza」を販売開始する運びとなりました。この「ES × MeetingPlaza」はIT重説に最適化したシンプルなUI/UXであり、会社規模によらず導入しやすいリーズナブルな価格設定となっており、不動産業の業務効率化とIT重説の推進を支援するものとなっております。当社は引き続き今後も不動産取引の一連の流れにおける電子化推進に向けて取り組んでまいります。
(ⅰ)売上高
クラウドソリューション事業全体の売上高は461,668千円(前年同期比6.8%減)と、前年同期より33,831千円の減収になりました。
クラウドソリューション事業のクラウドサービスのうち、主力である拡販サービスにつきましては、不動産物件情報管理データベース・システムである「ESいい物件One」を始め、不動産広告媒体向けデータ変換・入稿システム(コンバート・システム)等の拡販サービスのマーケティング及び営業活動に注力してまいりましたが、想定よりも新規顧客獲得が伸びず、拡販サービス全体での売上高は434,186千円(前年同期比1.6%減)と、前年同期より7,122千円の減収となりました。このうち拡販サービス月次売上高は424,053千円(前年同期比1.2%減)、全売上高に占める割合は91.8%(前年同期86.7%)となりました。
また、拡販サービス以外のクラウドサービス売上高についても12,523千円(前年同期比44.5%減)と、前年同期より10,057千円の減収となりました。
上記の結果、クラウドサービスの売上高は446,710千円(前年同期比3.7%減)と、前年同期より17,180千円の減収となりました。
また、クラウドサービスの顧客数は当第1四半期連結会計期間末時点で1,290法人(前年同期1,261法人)となり、クラウドサービス顧客平均月額単価(※)については、当第1四半期連結累計期間において、4月実績約116,700円/法人、5月実績約116,300円/法人、6月実績約112,800円/法人となりました。
(※)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
アドヴァンスト・クラウドサービスにつきましては、当第1四半期連結累計期間の納品は少なく、売上高は6,797千円(前年同期比71.0%減)と、前年同期より16,608千円の減収になりました。
ネットワーク・ソリューションにおいては、既存の受託運用サービスが若干減少したものの、概ね前年並みに推移し、売上高は8,160千円(前年同期比0.5%減)と、前年同期より42千円の減収になりました。
(ⅱ)売上原価
新卒及び中途採用による人員増により人件費が増加いたしました。また、サーバ設備、システム基盤及び自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)等に係る減価償却費等が増加いたしました。一方、受託開発売上計上に伴って売上原価に算入される開発コストやシステム関連の保守費用等が減少し、売上原価は183,314千円(前年同期比3.1%減)となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間に自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)については、製造原価からソフトウェア仮勘定(資産科目)へ振替をしており(完成・リリース時点でソフトウェア勘定に計上)、その振替額は103,286千円(前年同期比2.3%増)となっております。
(ⅲ)販売費及び一般管理費
積極的な新卒及び中途採用を行い、人件費や採用関連の費用等の増加により、販売費及び一般管理費は、300,707千円(前年同期比9.1%増)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるクラウドソリューション事業の売上高は461,668千円(前年同期比6.8%減)、営業損失は22,353千円(前年同期 営業利益30,702千円)となりました。
クラウドソリューション事業における売上高の概況は以下のとおりであります。
| 品目詳細 | 前第1四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年6月30日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年6月30日) | 対前年同期 | |||||
| 売上高(千円) | 構成割合(%) | 売上高(千円) | 構成割合(%) | 差額(千円) | 増減率(%) | |||
| クラウドサービス | 463,890 | 93.6 | 446,710 | 96.7 | △17,180 | △3.7 | ||
| 拡販サービス(注)1 | 441,309 | 89.1 | 434,186 | 94.0 | △7,122 | △1.6 | ||
| 初期 | 11,932 | 2.4 | 10,132 | 2.2 | △1,799 | △15.1 | ||
| 月次 | 429,377 | 86.7 | 424,053 | 91.8 | △5,323 | △1.2 | ||
| 拡販サービス以外(注)2 | 22,580 | 4.5 | 12,523 | 2.7 | △10,057 | △44.5 | ||
| ネットワーク・ソリューション | 8,203 | 1.7 | 8,160 | 1.8 | △42 | △0.5 | ||
| アドヴァンスト・クラウドサービス | 23,405 | 4.7 | 6,797 | 1.5 | △16,608 | △71.0 | ||
| 合計 | 495,499 | 100.0 | 461,668 | 100.0 | △33,831 | △6.8 | ||
(注)1. 拡販サービス :拡販することを前提とした標準型システム・アプリケーションの月額利用料等。
2. 拡販サービス以外:拡販サービスをベースに、個々の顧客仕様に受託開発したシステム・アプリケーションの月額利用料等。
2018年1月~6月におけるクラウドサービスの顧客数の推移は以下のとおりであります。
(単位:法人数)
| 2018年 | ||||||
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
| 顧客数 | 1,290 | 1,300 | 1,297 | 1,291 | 1,292 | 1,290 |
2018年1月~6月におけるクラウドサービスの1法人あたり顧客平均月額単価の推移は以下のとおりであります。
(単位:円)
| 2018年 | ||||||
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
| 平均月額単価 | 116,900 | 117,500 | 114,300 | 116,700 | 116,300 | 112,800 |
(注)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数(法人数)」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
2017年7月~2018年6月における「ESいい物件One」(賃貸・管理・売買・ウェブサイト)の顧客数の推移は次のとおりであります。「ESいい物件One」は当社主力サービスであり、新規顧客獲得に向けた営業活動は「ESいい物件One」に集中しております。
(単位:課金開始済サービス提供件数、法人数)
| ESいい物件One | 2017年 | 2018年 | |||||||||||
| 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | ||
| 賃貸(募集) | 836 | 839 | 842 | 873 | 896 | 901 | 907 | 913 | 924 | 928 | 933 | 934 | |
| One管理 | 325 | 334 | 336 | 346 | 354 | 359 | 357 | 362 | 363 | 367 | 373 | 372 | |
| 売買 | 346 | 345 | 343 | 354 | 359 | 363 | 363 | 365 | 365 | 370 | 372 | 369 | |
| ウェブサイト | 787 | 787 | 790 | 816 | 829 | 836 | 836 | 834 | 838 | 840 | 843 | 843 | |
| 法人数 | 1,064 | 1,066 | 1,067 | 1,106 | 1,130 | 1,140 | 1,145 | 1,154 | 1,165 | 1,173 | 1,179 | 1,175 | |
②不動産事業
当社の100%子会社である株式会社いい生活不動産については、主に当社従業員向けの福利厚生サービス(住宅紹介支援サービス等)、不動産の売買仲介及び賃貸仲介を中心とした事業運営をしております。
当第1四半期連結累計期間においては、売上高は825千円(前年同期比増減なし)、営業利益は445千円(前年同期比3.3%増)となっております。
(2)財政状態の状況
①資産
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、1,985,472千円となり、前連結会計年度末から64,754千円の減少となりました。
流動資産の残高は641,581千円となり、前連結会計年度末から63,535千円の減少となりました。これは、現金及び預金の減少68,423千円等によるものであります。
また、固定資産の残高は1,343,891千円となり、前連結会計年度末から1,219千円の減少となりました。主な増加要因としては、ソフトウェア仮勘定の増加38,334千円であり、これはクラウドソリューション事業における主力サービス「ESいい物件One」の各種機能改善や強化に関する自社開発の追加費用部分であります。第2四半期連結会計期間以降に完成・リリースが見込まれるクラウドサービス(拡販サービス)の当該追加開発費用部分はソフトウェア仮勘定として計上しております。一方、ソフトウェア並びにリース資産(有形・無形)につきましては償却が進んでおり、ソフトウェアの減少28,272千円及びリース資産(有形・無形)の減少12,653千円等が主な減少要因であります。なお、「ESいい物件One」に関する追加開発のうち完成・リリースした追加開発費用部分につきましては、ソフトウェア仮勘定からソフトウェアへ振替処理しております。
②負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は385,439千円となり、前連結会計年度末から11,826千円の減少となりました。
流動負債の残高は295,054千円となり、前連結会計年度末から140千円の減少となりました。主な増加要因は、配当金並びに賞与支給に係る源泉所得税や社会保険料等に関する預り金の増加18,799千円及び賞与支給等に係る会社負担の社会保険料等に関する未払金の増加14,285千円等であります。一方、主な減少要因は、賞与支給に伴う賞与引当金の減少28,224千円等であります。
また、固定負債の残高は90,384千円となり、前連結会計年度末から11,686千円の減少となりました。これは、リース取引に係るリース債務の減少10,421千円等によるものであります。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,600,032千円となり、前連結会計年度末から52,928千円の減少となりました。これは、配当金実施に伴う利益剰余金の減少34,507千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による減少18,420千円等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末と比べて68,423千円減少し、576,383千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、83,155千円の増加(前年同期104,410千円の増加)となりました。主な収入の要因は、減価償却費110,365千円、前述した賞与支給等に係る社会保険料等に関する未払金の増加額14,219千円等であり、主な支出の要因は、税金等調整前四半期純損失22,282千円、賞与支給に伴う賞与引当金の減少額28,224千円等であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、107,722千円の減少(前年同期106,755千円の減少)となりました。支出の要因は、無形固定資産の取得による支出104,472千円等であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、43,856千円の減少(前年同期46,075千円の減少)となりました。支出の要因は、配当金の支払額31,191千円及びファイナンス・リース債務の返済による支出12,664千円であります。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等及び客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに発生した事項はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、138千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変動はありません。