有価証券報告書-第18期(平成26年10月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/12/21 15:32
【資料】
PDFをみる
【項目】
102項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。また、この連結財務諸表作成にあたり必要と思われる会計上の見積りについては、合理的な基準に基づいて実施しております。財政状態及び経営成績の分析は以下のとおりであります。なお、本項に記載した将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性があります。
(1)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の分析
(資産の部)
資産は、前連結会計年度末と比べて2,318百万円増加し、14,820百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加286百万円、受取手形及び売掛金の増加1,804百万円及び無形固定資産の増加87百万円があったことによるものであります。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末と比べて2,022百万円増加し、10,582百万円となりました。これは主に、買掛金の増加1,800百万円等によるものであります。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末と比べて296百万円増加し、4,237百万円となりました。これは主に、配当金の確定により41百万円減少するも、当期純利益319百万円の計上により利益剰余金が277百万円増加したこと等によるものであります。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における業績は、売上高は58,023百万円(前年同期比8.2%増)、売上総利益5,444百万円(同7.2%増)、営業利益714百万円(同39.3%増)、経常利益737百万円(同44.8%増)、当期純利益319百万円(同1.5%増)と増収増益になりました。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて286百万円増加し、3,617百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、税金等調整前当期純利益574百万円、減損損失114百万円及び減価償却費191万円を計上し、また仕入債務が1,756百万円増加した一方で、売上債権が1,781百万円減少し、法人税等の支払額が134百万円となりました。その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度(131百万円の収入)に比べ543百万円収入が増加し675百万円(前年同期比414.4%増)の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、連結範囲の変更に伴う子会社株式の取得による支出が143百万円、ソフトウェア等の無形固定資産の取得による支出が102百万円、敷金及び保証金の差入による支出が71百万円となりました。その結果、投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度(365百万円の支出)に比べほぼ同額の366百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、配当金の支払いによる支出が41百万円となりました。その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度(39百万円の支出)に比べ2百万円支出が増加し42百万円の支出となりました。