四半期報告書-第29期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/13 9:24
【資料】
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【項目】
24項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、消費増税に伴う駆け込みの反動減からの持ち直しのテンポが鈍く、低迷が持続しております。しかしながら円安や株価上昇もあり、景気は緩やかな回復傾向にありますが、欧州や中国の景気下ぶれの懸念等、国内景気は依然として不透明な状況が続いております。
当社は、当第2四半期会計期間において、札幌市内にあります入居一時金方式の介護付有料老人ホーム6施設(光ハイツ・ヴェラス5施設およびヴェラス・クオーレ山の手、全812室)、サービス付き高齢者向け住宅1施設(ヴェラス・クオーレ小樽、59室)、月額家賃方式の住宅型有料老人ホーム1施設(ヴェラス・クオーレ札幌北、126室)と、更に隣地に増築棟アネックス館90室をオープンし、新規入居を推進いたしました。その結果、当第2四半期会計期間末におきまして、全体入居率は93.5%を確保いたしました。
また、雇用情勢の悪化の中、従業員の雇用条件の見直しなど処遇改善を実施し、新たな採用条件にて従業員維持確保に努めて参りました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は1,647,576千円(前年同期比1.17%増)、営業利益255,117千円(前年同期比3.41%減)、経常利益360,060千円(前年同期比45.77%増)、四半期純利益190,402千円(前年同期比34.07%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は2,121,760千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において、営業活動によるキャッシュ・フローは94,056千円の資金支出(前年同期より280,145千円減)となりました。その主な要因は未払消費税等の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において、投資活動によるキャッシュ・フローは131,670千円の資金収入(前年同期より3,384,319千円減)となりました。その主な要因は拘束性預金の払戻によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において、財務活動によるキャッシュ・フローは6,870千円の資金支出(前年同期より1,596,500千円増)となりました。その主な要因は短期借入金の返済によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。