四半期報告書-第17期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/12 15:30
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善を背景として概ね緩やかな回復基調で推移しました。個人消費については緩やかな持ち直しが続いているものの、消費税率引き上げ後には駆け込み需要の反動による落ち込みがみられ、先行きは不透明な状況といえます。
このような環境のなか、当社グループは、ブライダルマーケットにおけるシェア拡大戦略を展開すべく、施設のスタイルにこだわらず、東京23区及び政令指定都市を中心とした利便性の高い場所で挙式・披露宴施設を運営する当社のほか、地方展開する当社100%子会社である株式会社エスクリマネジメントパートナーズ、並びにグループ内における挙式・披露宴施設等の内装工事を請け負う株式会社渋谷を主軸にグループ経営を推進する体制を強化し、連結業績の最大化に向け継続して取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間は、ブライダル関連事業においては、前連結会計年度に開業した挙式・披露宴施設の通期稼働により増収となったものの、建築不動産関連事業においては、前年同四半期には大型の不動産リノベーション物件の販売があったため、減収となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高24,746百万円(前年同四半期比2.4%減)、営業利益2,040百万円(同4.4%増)、経常利益1,999百万円(同5.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益996百万円(同22.3%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(ブライダル関連事業)
2019年10月の台風19号の発生により、施行日程の変更等の影響があったものの、前連結会計年度に開業した広島市及び渋谷区の挙式・披露宴施設2施設の稼働が寄与し、増収となりました。
その結果、ブライダル関連事業の売上高は22,496百万円(前年同四半期比3.3%増)、セグメント利益は2,818百万円(同11.6%増)となりました。
(建築不動産関連事業)
前年同四半期には大型の不動産リノベーション物件の販売があったため、減収となりました。
その結果、建築不動産関連事業の売上高は2,249百万円(前年同四半期比37.3%減)、セグメント利益は44百万円(同79.9%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における資産総額は23,854百万円となり、前連結会計年度より1,259百万円減少しております。これは主に、未成工事支出金が172百万円増加したこと、完成工事未収入金が257百万円減少したこと、建物及び構築物が1,021百万円減少したこと等によるものであります。負債総額は15,816百万円となり、前連結会計年度より1,981百万円減少しております。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が465百万円減少したこと、支払手形及び買掛金が278百万円減少したこと、長期借入金が1,097百万円減少したこと、未払法人税等が67百万円減少したこと等によるものであります。純資産は8,037百万円となり、前連結会計年度より721百万円増加しております。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益996百万円を計上したこと、配当を165百万円実施したこと等によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)施行、受注及び販売の実績
①施行実績
当第3四半期連結累計期間の挙式・披露宴施行件数の実績は、次のとおりであります。
区分施行件数(組)前年同四半期比(%)
ブライダル関連事業6,727103.6

②受注状況
当第3四半期連結累計期間の受注件数及び残高の状況は、次のとおりであります。
区分受注件数(組)前年同四半期比
(%)
受注件数残高(組)前年同四半期比
(%)
ブライダル関連事業7,48197.95,371106.0