四半期報告書-第20期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は全て解除され正常な経済活動へ回復の傾向が見られましたが、基本的な感染防止対策は継続されており、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループは、ブライダルマーケットにおけるシェア拡大戦略を展開すべく、施設のスタイルにこだわらず、東京23区及び政令指定都市を中心とした利便性の高い場所で挙式・披露宴を運営する当社のほか、店舗・オフィスの設計施工、建築用コンテナの企画・販売・施工、建材・古材の販売など建築不動産に関するソリューションを提供し、またグループ内施設の内装工事を担う株式会社渋谷を主軸にグループ経営を推進する体制を強化し、連結業績の最大化に向け継続して取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,517百万円(前年同四半期比5.7%増)、営業損失138百万円(前年同四半期は590百万円の損失)、経常利益8百万円(前年同四半期は554百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円(前年同四半期は412百万円の利益)となりました。
なお、当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響の長期化に備えて、2022年6月にコミットメントライン契約(極度金額6,000百万円)を締結し、引き続き安定した資金調達手段を確保しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(ブライダル関連事業)
新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、2022年3月にまん延防止等重点措置が解除されたことにより、政府・自治体からの制限要請(酒類提供の禁止、収容人数制限等)の無い基本的な感染防止対策を継続した状態で挙式・披露宴を実施してまいりました。新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には至らなかったものの、前年同期と比較して施行単価が増加したことにより、前年同期比では増収となり、ブライダル関連事業の売上高は5,015百万円(前年同四半期比18.7%増)、セグメント利益は171百万円(前年同四半期は357百万円の損失)となりました。
(建築不動産関連事業)
工事の取り扱いの減少に加え、土地の取り扱いが昨年度の反動で減少したことにより、売上高が減少しました。資材価格高騰の影響により調達コストが増加したことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、資材調達の遅れが発生し、工程が逼迫したことによる突貫工事で労務コストが想定より増加しました。結果、建築不動産関連事業の売上高は501百万円(前年同四半期比49.6%減)、セグメント損失は106百万円(前年同四半期は11百万円の利益)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における資産総額は23,293百万円となり、前連結会計年度末より1,290百万円減少しております。これは主に、現金及び預金が743百万円減少したこと、完成工事未収入金が325百万円減少したこと、建物及び構築物(純額)が236百万円減少したこと等によるものであります。負債総額は17,427百万円となり、前連結会計年度末より1,228百万円減少しております。これは主に、支払手形及び買掛金が399百万円減少したこと、契約負債が309百万円減少したこと、長期借入金が384百万円増加したこと等によるものであります。純資産は5,866百万円となり、前連結会計年度末より61百万円減少しております。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円を計上したこと等によるものであります。
(2)その他
上記(1)財政状態及び経営成績の状況に記載のとおり、当第1四半期連結累計期間は、ブライダル関連事業において、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響があるものの、予定されていた挙式・披露宴の多くが実施され施行単価も増加したことから、前年同期比較で売上高が増加しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大前の売上高の水準には至らず、営業損失を計上しております。
このような不透明な事業環境下において、当社では、業績を回復・改善させるには一定期間を要するものと見込んでおり、以下の対応策を図ることとします。
(新型コロナウイルス感染症拡大におけるブライダル関連事業の施策)
結婚式ライブ配信サービスの実施や、「ESCRIT NEW STANDARD」として策定している弊社独自の感染症対策への取組みを実施し、各施設における従業員の体調管理、衛生対策、配席の工夫、換気等を徹底しております。これらに加え、ソーシャルディスタンス用パーテーション、空調抗菌フィルター、サーモカメラ等を活用し、顧客が不安のない挙式・披露宴を開催できる環境を整えております。
(コスト削減)
業務効率化等によるコスト削減を引続き行っていくこと、不動産オーナーへの賃料の減額交渉、雇用調整助成金の申請等の対応を行ってまいります。
(資金調達)
新型コロナウイルス感染症拡大による影響の長期化に備えて組成したシンジケート方式によるコミットメントライン6,000百万円を再度1年間契約延長し、引き続き安定した資金調達枠を確保しております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)施行、受注及び販売の実績
①施行実績
当第1四半期連結累計期間の挙式・披露宴施行件数の実績は、次のとおりであります。
②受注状況
当第1四半期連結累計期間の受注件数及び残高の状況は、次のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は全て解除され正常な経済活動へ回復の傾向が見られましたが、基本的な感染防止対策は継続されており、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループは、ブライダルマーケットにおけるシェア拡大戦略を展開すべく、施設のスタイルにこだわらず、東京23区及び政令指定都市を中心とした利便性の高い場所で挙式・披露宴を運営する当社のほか、店舗・オフィスの設計施工、建築用コンテナの企画・販売・施工、建材・古材の販売など建築不動産に関するソリューションを提供し、またグループ内施設の内装工事を担う株式会社渋谷を主軸にグループ経営を推進する体制を強化し、連結業績の最大化に向け継続して取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,517百万円(前年同四半期比5.7%増)、営業損失138百万円(前年同四半期は590百万円の損失)、経常利益8百万円(前年同四半期は554百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円(前年同四半期は412百万円の利益)となりました。
なお、当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響の長期化に備えて、2022年6月にコミットメントライン契約(極度金額6,000百万円)を締結し、引き続き安定した資金調達手段を確保しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(ブライダル関連事業)
新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、2022年3月にまん延防止等重点措置が解除されたことにより、政府・自治体からの制限要請(酒類提供の禁止、収容人数制限等)の無い基本的な感染防止対策を継続した状態で挙式・披露宴を実施してまいりました。新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には至らなかったものの、前年同期と比較して施行単価が増加したことにより、前年同期比では増収となり、ブライダル関連事業の売上高は5,015百万円(前年同四半期比18.7%増)、セグメント利益は171百万円(前年同四半期は357百万円の損失)となりました。
(建築不動産関連事業)
工事の取り扱いの減少に加え、土地の取り扱いが昨年度の反動で減少したことにより、売上高が減少しました。資材価格高騰の影響により調達コストが増加したことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、資材調達の遅れが発生し、工程が逼迫したことによる突貫工事で労務コストが想定より増加しました。結果、建築不動産関連事業の売上高は501百万円(前年同四半期比49.6%減)、セグメント損失は106百万円(前年同四半期は11百万円の利益)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における資産総額は23,293百万円となり、前連結会計年度末より1,290百万円減少しております。これは主に、現金及び預金が743百万円減少したこと、完成工事未収入金が325百万円減少したこと、建物及び構築物(純額)が236百万円減少したこと等によるものであります。負債総額は17,427百万円となり、前連結会計年度末より1,228百万円減少しております。これは主に、支払手形及び買掛金が399百万円減少したこと、契約負債が309百万円減少したこと、長期借入金が384百万円増加したこと等によるものであります。純資産は5,866百万円となり、前連結会計年度末より61百万円減少しております。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円を計上したこと等によるものであります。
(2)その他
上記(1)財政状態及び経営成績の状況に記載のとおり、当第1四半期連結累計期間は、ブライダル関連事業において、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響があるものの、予定されていた挙式・披露宴の多くが実施され施行単価も増加したことから、前年同期比較で売上高が増加しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大前の売上高の水準には至らず、営業損失を計上しております。
このような不透明な事業環境下において、当社では、業績を回復・改善させるには一定期間を要するものと見込んでおり、以下の対応策を図ることとします。
(新型コロナウイルス感染症拡大におけるブライダル関連事業の施策)
結婚式ライブ配信サービスの実施や、「ESCRIT NEW STANDARD」として策定している弊社独自の感染症対策への取組みを実施し、各施設における従業員の体調管理、衛生対策、配席の工夫、換気等を徹底しております。これらに加え、ソーシャルディスタンス用パーテーション、空調抗菌フィルター、サーモカメラ等を活用し、顧客が不安のない挙式・披露宴を開催できる環境を整えております。
(コスト削減)
業務効率化等によるコスト削減を引続き行っていくこと、不動産オーナーへの賃料の減額交渉、雇用調整助成金の申請等の対応を行ってまいります。
(資金調達)
新型コロナウイルス感染症拡大による影響の長期化に備えて組成したシンジケート方式によるコミットメントライン6,000百万円を再度1年間契約延長し、引き続き安定した資金調達枠を確保しております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)施行、受注及び販売の実績
①施行実績
当第1四半期連結累計期間の挙式・披露宴施行件数の実績は、次のとおりであります。
区分 | 施行件数(組) | 前年同四半期比(%) |
ブライダル関連事業 | 1,492件 | 100.5 |
②受注状況
当第1四半期連結累計期間の受注件数及び残高の状況は、次のとおりであります。
区分 | 受注件数(組) | 前年同四半期比 (%) | 受注件数残高(組) | 前年同四半期比 (%) |
ブライダル関連事業 | 1,738 | 118.9 | 4,156 | 82.5 |