半期報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/11/12 15:30
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、ブライダルマーケットにおけるシェア拡大戦略を展開すべく、施設のスタイルにこだわらず、東京23区及び政令指定都市を中心とした利便性の高い場所で挙式・披露宴を運営する当社のほか、店舗・オフィスの設計施工、建築用コンテナの企画・販売・施工、建材・古材の販売など建築不動産に関するソリューションを提供し、またグループ内施設の内装工事を担う株式会社渋谷を主軸にグループ経営を推進する体制を強化し、連結業績の最大化に向け継続して取り組んでおります。
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高11,457百万円(前年同期比3.0%減)、営業損失416百万円(前年同期は285百万円の損失)、経常損失467百万円(前年同期は343百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失324百万円(前年同期は306百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(ブライダル関連事業)
各アイテムのランクアップ提案を実施したことにより引き続き単価が堅調に推移しました。宴会、フォトウエディング、旅行等の結婚式以外の事業の売上は増加したものの、前期受注数の影響により施行数が減少し前年同期比では減収となり、ブライダル関連事業の売上高は9,714百万円(前年同期比4.7%減)、セグメント損失は169百万円(前年同期は49百万円の利益)となりました。
(建築不動産関連事業)
工事の取扱いが増加したことにより売上高が増加し、業績は前期を上回って推移しました。結果、建築不動産関連事業の売上高は1,742百万円(前年同期比7.6%増)、セグメント利益は76百万円(前年同期比4.6%減)となりました。
当中間連結会計期間末における資産総額は22,068百万円となり、前連結会計年度末より1,131百万円減少しております。これは主に、現金及び預金が198百万円増加したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が755百万円減少したこと、建物及び構築物(純額)が275百万円減少したこと等によるものであります。負債総額は16,299百万円となり、前連結会計年度末より657百万円減少しております。これは主に、短期借入金が642百万円減少したこと、未払金が208百万円減少したこと、長期借入金が272百万円増加したこと等によるものであります。純資産は5,768百万円となり、前連結会計年度末より473百万円減少しております。これは主に、親会社株主に帰属する中間純損失324百万円を計上したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ198百万円増加し、5,158百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は744百万円(前年同期は447百万円の収入)となりました。その主な内訳は税金等調整前中間純損失482百万円、減価償却費522百万円、売上債権の減少額841百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は54百万円(前年同期は296百万円の支出)となりました。その主な内訳は有形固定資産の売却による収入180百万円、有形固定資産の取得による支出281百万円、敷金及び保証金の回収による収入142百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は484百万円(前年同期は182百万円の支出)となりました。その主な内訳は短期借入金の純減少額642百万円、長期借入れによる収入1,550百万円があったこと、長期借入金の返済による支出1,177百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)施行、受注及び販売の実績
①施行実績
当中間連結会計期間の挙式・披露宴施行件数の実績は、次のとおりであります。
区分施行件数(組)前年同期比(%)
ブライダル関連事業2,48791.0

②受注状況
当中間連結会計期間の受注件数及び残高の状況は、次のとおりであります。
区分受注件数(組)前年同期比
(%)
受注件数残高(組)前年同期比
(%)
ブライダル関連事業2,75786.43,43587.7