有価証券報告書-第7期(平成29年3月1日-平成30年2月28日)

【提出】
2018/05/25 15:06
【資料】
PDFをみる
【項目】
120項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)経営成績の分析
売上高についての当連結会計年度の概要は「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」をご参照ください。
(営業利益)
営業利益は、21億68百万円となりました。これは、主として当社グループ子会社における成長戦略投資を積極的に進めてきたことによるものです。
(経常利益)
経常利益は、37億88百万円となりました。これは、主として営業収益の減少によるものです。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は32億19百万円となりました。これは、主として営業収益の減少によるものです。
(2)財政状態の分析
総資産は、投資不動産(前期末比63億30百万円増)への振替等に伴う投資その他の資産「その他」の減少(前期末比51億65百万円減)等があったものの、有価証券の増加(前期末比10億53百万円増)、たな卸資産の増加(前期末比21億42百万円増)、繰延税金資産の増加(前期末比10億58百万円増)、流動資産「その他」の増加(前期末比14億19百万円増)、のれんの増加(前期末比47億85百万円増)、無形固定資産「その他」の増加(前期末比28億50百万円増)等により、147億2百万円の増加となりました。
負債は、支払手形及び買掛金の増加(前期末比8億9百万円増)、短期借入金の増加(前期末比81億93百万円
増)、流動負債「その他」の増加(前期末比23億18百万円増)、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加(前期末比73億64百万円増)等により、181億63百万円の増加となりました。
純資産は、利益剰余金の増加(前期末比13億47百万円増)、純資産の控除項目である自己株式の減少(前期末比25億49百万円減)、その他有価証券評価差額金の増加(前期末比9億93百万円増)等があったものの、自己株式の消却による資本剰余金の減少(前期末比86億62百万円減)等により、34億61百万円の減少となりました。
以上の結果、1株当たり純資産は、32.34円の増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
(4)中長期的な会社の経営戦略
「3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した中期経営計画の達成並びにこれに向けた主要施策の実現が当社グループの中長期的な会社の経営戦略であります。
(5)目標とする経営指標
当社グループは、営業利益率及び株主資本に対する収益性を示すROEを特に重視しております。