有価証券報告書-第66期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
その他重要な会計方針は「第5 経理の状況、1連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」」に記載のとおりであります。
(2)経営成績等の状況
当連結会計年度(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)におけるわが国経済は、政府による各種の経済刺激策、日銀による引き続いての金融緩和政策を背景に、企業収益や雇用・所得環境に改善が見受けられ、回復基調が継続しているようです。一方で、米国における政治・経済の動向、ヨーロッパやアジアにおける地政学リスクを受けて海外経済の不確実性の高まりも意識され、先行きへの不透明感、警戒感が引き続き認識される状況となりました。
当社グループの属する防災業界におきましても、民間設備投資は、東京オリンピック・パラリンピックを背景に堅調に推移すると見込まれているものの、一方で国内労働市場の逼迫感は急速に広がってきており、なお、先行きへの懸念は払拭できませんが、政府による経済再生に向けた諸政策のもと、消費者マインドの改善とともに、総需要の底上げによる景気浮揚への期待感は膨らんでいるようにも見受けられます。
このような経済状況のもと、当社グループは、引き続き自動火災報知設備から消火設備、消火器そして消防自動車までを広くカバーする総合防災企業としての立ち位置を更に強化しつつ、製品ラインアップの拡充を図り積極的な営業活動を推進してまいりました。また、各種防災設備の設計・施工、消火器及び消防自動車等の製造そしてそれらのメンテナンスを通じて、世の中に高度な安心・安全を提供し、より良質な社会インフラを構築するという社会的使命を果たすべく、グループ一丸となって注力しております。
このような状況のもと、当社グループの当連結会計年度の売上高は32,622百万円(前連結会計年度比1,703百万円増加)となりました。利益につきましては、将来に向けた研究開発にかかる費用が増加したこと等により、営業利益1,109百万円(同159百万円減少)、経常利益1,160百万円(同126百万円減少)、親会社株主に帰属する当期純利益1,104百万円(同236百万円増加)となりました。
当社グループは、各種防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消火設備、消防自動車、自動火災報知設備の製造・販売、防災関連用品の仕入・販売等、幅広く防災にかかわる事業を行っており、単一セグメントであるため、業績については営業種目別に記載しております。
営業種目別の業績は、次のとおりであります。
① 防災設備事業
当連結会計年度は、都市再開発等の大型案件、リニューアル案件にかかる受注は引続き好調であり、受注残高は前年同期を上回っているものの、工事期間の長い大型工事案件の進捗が進まなかったこと等により、売上高は13,950百万円(前連結会計年度比54百万円減少)となりました。売上総利益につきましては、2,694百万円(同65百万円減少)となりました。
② メンテナンス事業
当連結会計年度は、改修・補修工事案件にかかる引き合いは継続してあり、その掘り起こしを積極的に進めたこと、ガス系消火設備等にかかる容器弁の点検作業の増加等により、売上高は8,456百万円(同1,169百万円増加)となりました。売上総利益につきましては、3,162百万円(同520百万円増加)となりました。
③ 商品事業
当連結会計年度は、消火器類の販売が好調であったこと、小工事の引き合いが堅調であったこと等により、売上高は8,513百万円(同850百万円増加)となりました。売上総利益につきましては、1,170百万円(同65百万円増加)となりました。
④ 車輌事業
当連結会計年度は、前年度にあった大型車輌の納入がなかったこと等により、売上高は1,702百万円(同261百万円減少)にとどまりました。売上総利益につきましては、売上高の減少により製造コストをカバーできず161百万円の損失(前連結会計年度は71百万円の利益)となりました。
(3)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、27,626百万円(前連結会計年度末比3,305百万円増加)となりました。
流動資産は、19,757百万円(同2,723百万円増加)となりました。主な内容は、現金及び預金2,363百万円(同491百万円増加)、受取手形、売掛金及び完成工事未収入金14,360百万円(同1,934百万円増加)、仕掛品308百万円(同22百万円増加)、未成工事支出金365百万円(同238百万円増加)、繰延税金資産248百万円(同35百万円増加)等であります。
固定資産は、7,868百万円(同582百万円増加)となりました。主な内容は、有形固定資産5,008百万円(同566百万円増加)、のれん1,291百万円(同78百万円減少)、投資その他の資産1,470百万円(同162百万円増加)等であります。
負債合計は、16,016百万円(同2,208百万円増加)となりました。
流動負債は、13,426百万円(同2,250百万円増加)となりました。主な内容は、支払手形、買掛金及び工事未払金8,606百万円(同1,701百万円増加)、未払法人税等679百万円(同551百万円増加)、完成工事補償引当金69百万円(同2百万円減少)等であります。
固定負債は、2,589百万円(同42百万円減少)となりました。主な内容は、長期借入金707百万円(同31百万円増加)、退職給付に係る負債699百万円(同163百万円減少)、繰延税金負債696百万円(同102百万円増加)等であります。
純資産合計は、11,609百万円(同1,097百万円増加)となりました。配当金の支払212百万円及び親会社株主に帰属する当期純利益1,104百万円を計上したことにより、利益剰余金は7,073百万円(同891百万円増加)、為替換算調整勘定△14百万円(同14百万円減少)、その他有価証券評価差額金228百万円(同89百万円増加)、退職給付に係る調整累計額117百万円(同130百万円増加)等であります。
これらの結果、当連結会計期間末における自己資本比率は42.0%となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、2,363百万円となり、前連結会計年度末から491百万円増加しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動におけるキャッシュ・フローは、1,711百万円の収入(前連結会計年度は2,172百万円の収入)となりました。主な収入は、税金等調整前当期純利益1,738百万円、減価償却費408百万円、仕入債務の増加1,701百万円、主な支出は、売上債権の増加1,901百万円等であります。
投資活動におけるキャッシュ・フローは、213百万円の支出(同277百万円の支出)となりました。主な収入は、国庫補助金による収入579百万円等であり、主な支出は、有形固定資産の取得による支出427百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出356百万円等であります。
財務活動におけるキャッシュ・フローは、997百万円の支出(同1,382百万円の支出)となりました。収入は、長期借入れによる収入500百万円であり、主な支出は、短期借入金の減少542百万円、長期借入金の返済による支出657百万円、社債の償還による支出80百万円、配当金の支払額212百万円等であります。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況、2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループは、各種防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消防自動車の製造・販売、防災用品の仕入・販売等の防災事業を行っており単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の実績について営業種目別に記載しております。
①生産実績
当連結会計年度の生産実績を営業種目別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は、売上原価により算出しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当連結会計年度の受注状況を営業種目別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は、販売価格によって表示されております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.メンテナンス事業は受注と販売がほぼ同時期に成立するため、また、商品事業は見込み生産を行っているため、受注状況を記載しておりません。
③販売実績
当連結会計年度の販売実績を営業種目別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は、販売価格によって表示されております。
2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
その他重要な会計方針は「第5 経理の状況、1連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」」に記載のとおりであります。
(2)経営成績等の状況
当連結会計年度(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)におけるわが国経済は、政府による各種の経済刺激策、日銀による引き続いての金融緩和政策を背景に、企業収益や雇用・所得環境に改善が見受けられ、回復基調が継続しているようです。一方で、米国における政治・経済の動向、ヨーロッパやアジアにおける地政学リスクを受けて海外経済の不確実性の高まりも意識され、先行きへの不透明感、警戒感が引き続き認識される状況となりました。
当社グループの属する防災業界におきましても、民間設備投資は、東京オリンピック・パラリンピックを背景に堅調に推移すると見込まれているものの、一方で国内労働市場の逼迫感は急速に広がってきており、なお、先行きへの懸念は払拭できませんが、政府による経済再生に向けた諸政策のもと、消費者マインドの改善とともに、総需要の底上げによる景気浮揚への期待感は膨らんでいるようにも見受けられます。
このような経済状況のもと、当社グループは、引き続き自動火災報知設備から消火設備、消火器そして消防自動車までを広くカバーする総合防災企業としての立ち位置を更に強化しつつ、製品ラインアップの拡充を図り積極的な営業活動を推進してまいりました。また、各種防災設備の設計・施工、消火器及び消防自動車等の製造そしてそれらのメンテナンスを通じて、世の中に高度な安心・安全を提供し、より良質な社会インフラを構築するという社会的使命を果たすべく、グループ一丸となって注力しております。
このような状況のもと、当社グループの当連結会計年度の売上高は32,622百万円(前連結会計年度比1,703百万円増加)となりました。利益につきましては、将来に向けた研究開発にかかる費用が増加したこと等により、営業利益1,109百万円(同159百万円減少)、経常利益1,160百万円(同126百万円減少)、親会社株主に帰属する当期純利益1,104百万円(同236百万円増加)となりました。
当社グループは、各種防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消火設備、消防自動車、自動火災報知設備の製造・販売、防災関連用品の仕入・販売等、幅広く防災にかかわる事業を行っており、単一セグメントであるため、業績については営業種目別に記載しております。
営業種目別の業績は、次のとおりであります。
① 防災設備事業
当連結会計年度は、都市再開発等の大型案件、リニューアル案件にかかる受注は引続き好調であり、受注残高は前年同期を上回っているものの、工事期間の長い大型工事案件の進捗が進まなかったこと等により、売上高は13,950百万円(前連結会計年度比54百万円減少)となりました。売上総利益につきましては、2,694百万円(同65百万円減少)となりました。
② メンテナンス事業
当連結会計年度は、改修・補修工事案件にかかる引き合いは継続してあり、その掘り起こしを積極的に進めたこと、ガス系消火設備等にかかる容器弁の点検作業の増加等により、売上高は8,456百万円(同1,169百万円増加)となりました。売上総利益につきましては、3,162百万円(同520百万円増加)となりました。
③ 商品事業
当連結会計年度は、消火器類の販売が好調であったこと、小工事の引き合いが堅調であったこと等により、売上高は8,513百万円(同850百万円増加)となりました。売上総利益につきましては、1,170百万円(同65百万円増加)となりました。
④ 車輌事業
当連結会計年度は、前年度にあった大型車輌の納入がなかったこと等により、売上高は1,702百万円(同261百万円減少)にとどまりました。売上総利益につきましては、売上高の減少により製造コストをカバーできず161百万円の損失(前連結会計年度は71百万円の利益)となりました。
(3)財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、27,626百万円(前連結会計年度末比3,305百万円増加)となりました。
流動資産は、19,757百万円(同2,723百万円増加)となりました。主な内容は、現金及び預金2,363百万円(同491百万円増加)、受取手形、売掛金及び完成工事未収入金14,360百万円(同1,934百万円増加)、仕掛品308百万円(同22百万円増加)、未成工事支出金365百万円(同238百万円増加)、繰延税金資産248百万円(同35百万円増加)等であります。
固定資産は、7,868百万円(同582百万円増加)となりました。主な内容は、有形固定資産5,008百万円(同566百万円増加)、のれん1,291百万円(同78百万円減少)、投資その他の資産1,470百万円(同162百万円増加)等であります。
負債合計は、16,016百万円(同2,208百万円増加)となりました。
流動負債は、13,426百万円(同2,250百万円増加)となりました。主な内容は、支払手形、買掛金及び工事未払金8,606百万円(同1,701百万円増加)、未払法人税等679百万円(同551百万円増加)、完成工事補償引当金69百万円(同2百万円減少)等であります。
固定負債は、2,589百万円(同42百万円減少)となりました。主な内容は、長期借入金707百万円(同31百万円増加)、退職給付に係る負債699百万円(同163百万円減少)、繰延税金負債696百万円(同102百万円増加)等であります。
純資産合計は、11,609百万円(同1,097百万円増加)となりました。配当金の支払212百万円及び親会社株主に帰属する当期純利益1,104百万円を計上したことにより、利益剰余金は7,073百万円(同891百万円増加)、為替換算調整勘定△14百万円(同14百万円減少)、その他有価証券評価差額金228百万円(同89百万円増加)、退職給付に係る調整累計額117百万円(同130百万円増加)等であります。
これらの結果、当連結会計期間末における自己資本比率は42.0%となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、2,363百万円となり、前連結会計年度末から491百万円増加しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動におけるキャッシュ・フローは、1,711百万円の収入(前連結会計年度は2,172百万円の収入)となりました。主な収入は、税金等調整前当期純利益1,738百万円、減価償却費408百万円、仕入債務の増加1,701百万円、主な支出は、売上債権の増加1,901百万円等であります。
投資活動におけるキャッシュ・フローは、213百万円の支出(同277百万円の支出)となりました。主な収入は、国庫補助金による収入579百万円等であり、主な支出は、有形固定資産の取得による支出427百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出356百万円等であります。
財務活動におけるキャッシュ・フローは、997百万円の支出(同1,382百万円の支出)となりました。収入は、長期借入れによる収入500百万円であり、主な支出は、短期借入金の減少542百万円、長期借入金の返済による支出657百万円、社債の償還による支出80百万円、配当金の支払額212百万円等であります。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況、2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループは、各種防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消防自動車の製造・販売、防災用品の仕入・販売等の防災事業を行っており単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の実績について営業種目別に記載しております。
①生産実績
当連結会計年度の生産実績を営業種目別に示すと、次のとおりであります。
| 営業種目 | 当連結会計年度 (自平成29年4月1日 至平成30年3月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 防災設備事業 | 11,255,634 | 100.1 |
| メンテナンス事業 | 5,294,009 | 114.0 |
| 商品事業 | 7,342,726 | 112.0 |
| 車輌事業 | 1,864,933 | 98.5 |
| 合 計 | 25,757,303 | 105.8 |
(注)1.金額は、売上原価により算出しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当連結会計年度の受注状況を営業種目別に示すと、次のとおりであります。
| 営業種目 | 当連結会計年度 (自平成29年4月1日 至平成30年3月31日) | |||
| 受注高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注残高 (千円) | 前年同期比 (%) | |
| 防災設備事業 | 17,307,250 | 117.0 | 13,132,043 | 139.0 |
| 車輌事業 | 1,997,470 | 106.7 | 559,084 | 292.5 |
| 合 計 | 19,304,721 | 115.8 | 13,691,128 | 142.0 |
(注)1.金額は、販売価格によって表示されております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.メンテナンス事業は受注と販売がほぼ同時期に成立するため、また、商品事業は見込み生産を行っているため、受注状況を記載しておりません。
③販売実績
当連結会計年度の販売実績を営業種目別に示すと、次のとおりであります。
| 営業種目 | 当連結会計年度 (自平成29年4月1日 至平成30年3月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 防災設備事業 | 13,950,238 | 99.6 |
| メンテナンス事業 | 8,456,389 | 116.1 |
| 商品事業 | 8,513,174 | 111.1 |
| 車輌事業 | 1,702,969 | 86.7 |
| 合 計 | 32,622,772 | 105.5 |
(注)1.金額は、販売価格によって表示されております。
2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。