四半期報告書-第8期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期のOTC医薬品市場は、解熱鎮痛剤や漢方薬などのカテゴリーが好調に推移した一方で、外用鎮痛・消炎剤や胃腸薬などのカテゴリーが低調に推移したため、総体的には前年をやや下回る規模で推移しました。
医薬事業につきましては、新薬の創出が困難になりつつあるなかで、医療費適正化諸施策の浸透により、依然として厳しい事業環境が続いております。
こうした事業環境の中で、当社グループのセルフメディケーション事業部門は、「健康で美しく老いたい」という生活者のニーズに対応すべく、製品開発面では生活者の健康意識の高まりに対応した新しい領域を開拓し、また生活者のニーズを満たす製品開発をより一層進め、新たな需要の創造に努めております。また、販売面では生活者から支持される強いブランドを作るために、生活者との接点の拡大と共感の獲得を目指した活動を実践するとともに、通信販売等の新しいチャネルの拡充による生活者との直接のコミュニケーションにも注力しています。海外市場におきましては、アジアを中心にOTC医薬品の事業開発を積極的に行っております。
医薬事業部門でも、きめ細かい情報提供活動による新薬の売上最大化を図っております。また、開発化合物の早期承認取得を目指すとともに、導入によるパイプラインの強化を進めています。さらに、外部研究機関との連携を強化し、継続的なオリジナル開発化合物の創出に努めております。
当第2四半期連結累計期間のグループ全体売上高は、1,294億9千1百万円(前年同四半期比△91億3千8百万円、6.6%減-以下括弧内文言「前年同四半期比」省略)となりました。
セグメント別の売上高は次のとおりであります。
主要製品の売り上げ状況は次のとおりであります。
<セルフメディケーション事業>当第2四半期連結累計期間売上高は、898億円(△21億円、2.3%減)となりました。
主力ブランドでは、ドリンク剤の「リポビタンシリーズ」は、292億円(5.9%減)となりました。「パブロンシリーズ」は、店頭消化は好調に推移したものの前年の新製品導入実績の影響を受け、シリーズ全体では114億円(0.2%減)となりました。毛髪用剤「リアップシリーズ」は、シリーズ全体で76億円(2.3%減)となりました。一方、平成29年10月より大正製薬株式会社の直接販売に移行した整腸薬「ビオフェルミン」は51億円(40.1%増)となりました。
アジアを中心に展開中の海外OTC医薬品事業は、88億円と前年同期比減となりましたが、前年度は上期の売上構成比が高かったことによるもので、通期では期初計画通りの成長を見込んでおります。
<医薬事業>当第2四半期連結累計期間売上高は、397億円(△70億円、15.1%減)となりました。
主な品目の売上高は、骨粗鬆症治療剤「エディロール」は126億円(1.9%増)、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「ゾシン」は31億円(41.1%減)、骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」は30億円(4.5%減)、2型糖尿病治療剤「ルセフィ」は27億円(26.0%増)、マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」は23億円(33.8%減)、末梢循環改善剤「パルクス」は18億円(29.8%減)、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」は16億円(4.2%増)となりました。長期収載品であります「ゾシン」「クラリス」「パルクス」は薬価改定及び後発医薬品の影響等を受け、前年同期比で大幅な減少となりました。
利益面につきましては、売上高の減少に伴って売上総利益は減少しましたが、広告宣伝費等の減少で販売費及び一般管理費が減少したことなどにより、営業利益は169億9千1百万円(11.9%増)、持分法による投資利益の増加などにより経常利益は227億1千万円(27.2%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、早期退職費用が発生しましたが、関係会社株式売却益により特別利益が増加したため、424億3千4百万円(253.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ832億円増加し、2,776億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、157億円(前第2四半期連結累計期間比88億円の増加)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が535億円となった一方、関係会社株式売却益が429億円となったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、791億円(前第2四半期連結累計期間比886億円の増加)となりました。これは、関係会社株式の売却による収入が786億円、有価証券の売却及び償還による収入が160億円あった一方、投資有価証券の取得による支出が158億円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、113億円(前第2四半期連結累計期間比56億円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額が48億円、非支配株主への配当金の支払額が44億円あったことなどによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、94億7千9百万円(セルフメディケーション事業25億8千5百万円、医薬事業68億9千3百万円)、対売上高比率は7.3%であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における、当社グループの研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりであります。
<医薬事業>タウリン酸98%「大正」について「MELAS1)における脳卒中様発作の再発抑制」の効能・効果及び用法・用量追加に係る一部変更承認申請を行いました。
関節リウマチを予定適応症とする「TS-152」が臨床試験第3相に移行しました。
1)MELAS:Mitochondrial myopathy, Encephalopathy, Lactic Acidosis and Stroke-like episodes
(ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作症候群)
当第2四半期のOTC医薬品市場は、解熱鎮痛剤や漢方薬などのカテゴリーが好調に推移した一方で、外用鎮痛・消炎剤や胃腸薬などのカテゴリーが低調に推移したため、総体的には前年をやや下回る規模で推移しました。
医薬事業につきましては、新薬の創出が困難になりつつあるなかで、医療費適正化諸施策の浸透により、依然として厳しい事業環境が続いております。
こうした事業環境の中で、当社グループのセルフメディケーション事業部門は、「健康で美しく老いたい」という生活者のニーズに対応すべく、製品開発面では生活者の健康意識の高まりに対応した新しい領域を開拓し、また生活者のニーズを満たす製品開発をより一層進め、新たな需要の創造に努めております。また、販売面では生活者から支持される強いブランドを作るために、生活者との接点の拡大と共感の獲得を目指した活動を実践するとともに、通信販売等の新しいチャネルの拡充による生活者との直接のコミュニケーションにも注力しています。海外市場におきましては、アジアを中心にOTC医薬品の事業開発を積極的に行っております。
医薬事業部門でも、きめ細かい情報提供活動による新薬の売上最大化を図っております。また、開発化合物の早期承認取得を目指すとともに、導入によるパイプラインの強化を進めています。さらに、外部研究機関との連携を強化し、継続的なオリジナル開発化合物の創出に努めております。
当第2四半期連結累計期間のグループ全体売上高は、1,294億9千1百万円(前年同四半期比△91億3千8百万円、6.6%減-以下括弧内文言「前年同四半期比」省略)となりました。
セグメント別の売上高は次のとおりであります。
| セルフメディケーション事業 | 898億円 | (△ 21億円 2.3%減) |
| 内訳 | ||
| 国内 | 726億円 | (△ 19億円 2.6%減) |
| 海外 | 156 〃 | (△ 4 〃 2.6%減) |
| その他 | 16 〃 | (+ 2 〃 16.3%増) |
| 医薬事業 | 397億円 | (△ 70億円 15.1%減) |
| 内訳 | ||
| 医療用医薬品 | 383億円 | (△ 69億円 15.3%減) |
| その他 | 14 〃 | (△ 1 〃 9.6%減) |
主要製品の売り上げ状況は次のとおりであります。
<セルフメディケーション事業>当第2四半期連結累計期間売上高は、898億円(△21億円、2.3%減)となりました。
主力ブランドでは、ドリンク剤の「リポビタンシリーズ」は、292億円(5.9%減)となりました。「パブロンシリーズ」は、店頭消化は好調に推移したものの前年の新製品導入実績の影響を受け、シリーズ全体では114億円(0.2%減)となりました。毛髪用剤「リアップシリーズ」は、シリーズ全体で76億円(2.3%減)となりました。一方、平成29年10月より大正製薬株式会社の直接販売に移行した整腸薬「ビオフェルミン」は51億円(40.1%増)となりました。
アジアを中心に展開中の海外OTC医薬品事業は、88億円と前年同期比減となりましたが、前年度は上期の売上構成比が高かったことによるもので、通期では期初計画通りの成長を見込んでおります。
<医薬事業>当第2四半期連結累計期間売上高は、397億円(△70億円、15.1%減)となりました。
主な品目の売上高は、骨粗鬆症治療剤「エディロール」は126億円(1.9%増)、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「ゾシン」は31億円(41.1%減)、骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」は30億円(4.5%減)、2型糖尿病治療剤「ルセフィ」は27億円(26.0%増)、マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」は23億円(33.8%減)、末梢循環改善剤「パルクス」は18億円(29.8%減)、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」は16億円(4.2%増)となりました。長期収載品であります「ゾシン」「クラリス」「パルクス」は薬価改定及び後発医薬品の影響等を受け、前年同期比で大幅な減少となりました。
利益面につきましては、売上高の減少に伴って売上総利益は減少しましたが、広告宣伝費等の減少で販売費及び一般管理費が減少したことなどにより、営業利益は169億9千1百万円(11.9%増)、持分法による投資利益の増加などにより経常利益は227億1千万円(27.2%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、早期退職費用が発生しましたが、関係会社株式売却益により特別利益が増加したため、424億3千4百万円(253.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ832億円増加し、2,776億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、157億円(前第2四半期連結累計期間比88億円の増加)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が535億円となった一方、関係会社株式売却益が429億円となったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、791億円(前第2四半期連結累計期間比886億円の増加)となりました。これは、関係会社株式の売却による収入が786億円、有価証券の売却及び償還による収入が160億円あった一方、投資有価証券の取得による支出が158億円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、113億円(前第2四半期連結累計期間比56億円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額が48億円、非支配株主への配当金の支払額が44億円あったことなどによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、94億7千9百万円(セルフメディケーション事業25億8千5百万円、医薬事業68億9千3百万円)、対売上高比率は7.3%であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における、当社グループの研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりであります。
<医薬事業>タウリン酸98%「大正」について「MELAS1)における脳卒中様発作の再発抑制」の効能・効果及び用法・用量追加に係る一部変更承認申請を行いました。
関節リウマチを予定適応症とする「TS-152」が臨床試験第3相に移行しました。
1)MELAS:Mitochondrial myopathy, Encephalopathy, Lactic Acidosis and Stroke-like episodes
(ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作症候群)