四半期報告書-第8期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期のOTC医薬品市場は、皮膚用薬や胃腸薬などのカテゴリーが低調に推移した一方で、解熱鎮痛剤や外用鎮痛・消炎剤などのカテゴリーが好調に推移したため、総体的には前年をやや上回る規模で推移しました。
医薬事業につきましては、新薬の創出が困難になりつつあるなかで、医療費適正化諸施策の浸透により、依然として厳しい事業環境が続いております。
こうした事業環境の中で、当社グループのセルフメディケーション事業部門は、「健康で美しく老いたい」という生活者のニーズに対応すべく、製品開発面では生活者の健康意識の高まりに対応した新しい領域を開拓し、また生活者のニーズを満たす製品開発をより一層進め、新たな需要の創造に努めております。また、販売面では生活者から支持される強いブランドを作るために、生活者との接点の拡大と共感の獲得を目指した活動を実践するとともに、通信販売等の新しいチャネルの拡充による生活者との直接のコミュニケーションにも注力しています。海外市場におきましては、アジアを中心にOTC医薬品の事業開発を積極的に行っております。また、高齢化やセルフメディケーションに関する意識の高まりを背景とした成長が期待される地域にも事業を拡げていく方針のもと、Bristol-Myers Squibb Company(本社:米国ニューヨーク州、以下「BMS 社」)が子会社を通して所有するフランスの医薬品製造販売会社である UPSA SAS(以下「UPSA 社」)の発行済全株式及び関連する事業資産を取得し、UPSA社を子会社化することにつき、平成30年12月19日付でBMS社との間で株式・資産譲渡予約契約を締結いたしました。今後は東南アジア市場に欧州市場を加えた2極体制により、海外事業の拡大を図り、持続的な成長の実現を目指してまいります。
医薬事業部門でも、きめ細かい情報提供活動による新薬の売上最大化を図っております。また、開発化合物の早期承認取得を目指すとともに、導入によるパイプラインの強化を進めています。さらに、外部研究機関との連携を強化し、継続的なオリジナル開発化合物の創出に努めております。
当第3四半期連結累計期間のグループ全体売上高は、1,998億9千6百万円(前年同四半期比△159億1百万円、7.4%減-以下括弧内文言「前年同四半期比」省略)となりました。
セグメント別の売上高は次のとおりであります。
主要製品の売り上げ状況は次のとおりであります。
<セルフメディケーション事業>当第3四半期連結累計期間売上高は、1,378億円(△30億円、2.2%減)となりました。
主力ブランドでは、「リポビタンシリーズ」は、418億円(5.2%減)となりました。「パブロンシリーズ」は、208億円(0.6%減)となりました。「リアップシリーズ」は、118億円(4.2%減)となりました。一方、平成29年10月より大正製薬株式会社の直接販売に移行した「ビオフェルミンシリーズ」は78億円(20.6%増)となりました。
アジアを中心に展開中の海外OTC医薬品事業は、134億円(3.0%減)となりました。
<医薬事業>当第3四半期連結累計期間売上高は、621億円(△129億円、17.2%減)となりました。
主な品目の売上高は、骨粗鬆症治療剤「エディロール」は198億円(3.1%増)、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「ゾシン」は48億円(39.0%減)、骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」は48億円(3.2%減)、2型糖尿病治療剤「ルセフィ」は40億円(10.8%増)、マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」は40億円(31.0%減)、末梢循環改善剤「パルクス」は27億円(28.7%減)、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」は26億円(7.9%増)となりました。長期収載品であります「ゾシン」「クラリス」「パルクス」は薬価改定及び後発医薬品の影響等を受け、前年同期比で大幅な減少となりました。
利益面につきましては、売上高の減少に伴い、営業利益は281億1千6百万円(1.5%減)、持分法による投資利益の増加などにより経常利益は361億6千3百万円(8.3%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、早期退職費用が発生しましたが、関係会社株式売却益により、513億9千8百万円(94.2%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、141億7千5百万円(セルフメディケーション事業37
億9千6百万円、医薬事業103億7千9百万円)、対売上高比率は7.1%であります。
なお、当第3四半期連結累計期間における、当社グループの研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりであります。
<医薬事業>タウリン酸98%「大正」について「MELAS1)における脳卒中様発作の再発抑制」の効能・効果及び用法・用量追加に係る一部変更承認申請を行いました。
関節リウマチを予定適応症とする「TS-152」が臨床試験第3相に移行しました。
1)MELAS:Mitochondrial myopathy, Encephalopathy, Lactic Acidosis and Stroke-like episodes
(ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作症候群)
当第3四半期のOTC医薬品市場は、皮膚用薬や胃腸薬などのカテゴリーが低調に推移した一方で、解熱鎮痛剤や外用鎮痛・消炎剤などのカテゴリーが好調に推移したため、総体的には前年をやや上回る規模で推移しました。
医薬事業につきましては、新薬の創出が困難になりつつあるなかで、医療費適正化諸施策の浸透により、依然として厳しい事業環境が続いております。
こうした事業環境の中で、当社グループのセルフメディケーション事業部門は、「健康で美しく老いたい」という生活者のニーズに対応すべく、製品開発面では生活者の健康意識の高まりに対応した新しい領域を開拓し、また生活者のニーズを満たす製品開発をより一層進め、新たな需要の創造に努めております。また、販売面では生活者から支持される強いブランドを作るために、生活者との接点の拡大と共感の獲得を目指した活動を実践するとともに、通信販売等の新しいチャネルの拡充による生活者との直接のコミュニケーションにも注力しています。海外市場におきましては、アジアを中心にOTC医薬品の事業開発を積極的に行っております。また、高齢化やセルフメディケーションに関する意識の高まりを背景とした成長が期待される地域にも事業を拡げていく方針のもと、Bristol-Myers Squibb Company(本社:米国ニューヨーク州、以下「BMS 社」)が子会社を通して所有するフランスの医薬品製造販売会社である UPSA SAS(以下「UPSA 社」)の発行済全株式及び関連する事業資産を取得し、UPSA社を子会社化することにつき、平成30年12月19日付でBMS社との間で株式・資産譲渡予約契約を締結いたしました。今後は東南アジア市場に欧州市場を加えた2極体制により、海外事業の拡大を図り、持続的な成長の実現を目指してまいります。
医薬事業部門でも、きめ細かい情報提供活動による新薬の売上最大化を図っております。また、開発化合物の早期承認取得を目指すとともに、導入によるパイプラインの強化を進めています。さらに、外部研究機関との連携を強化し、継続的なオリジナル開発化合物の創出に努めております。
当第3四半期連結累計期間のグループ全体売上高は、1,998億9千6百万円(前年同四半期比△159億1百万円、7.4%減-以下括弧内文言「前年同四半期比」省略)となりました。
セグメント別の売上高は次のとおりであります。
| セルフメディケーション事業 | 1,378 | 億円 | (△30億円 2.2%減) |
| 内訳 | |||
| 国内 | 1,121 | 億円 | (△31億円 2.7%減) |
| 海外 | 233 | 〃 | (△ 2 〃 0.8%減) |
| その他 | 24 | 〃 | (+ 3 〃 13.6%増) |
| 医薬事業 | 621 | 億円 | (△129億円 17.2%減) |
| 内訳 | |||
| 医療用医薬品 | 603 | 億円 | (△104億円 14.7%減) |
| その他 | 18 | 〃 | (△ 25 〃 58.4%減) |
主要製品の売り上げ状況は次のとおりであります。
<セルフメディケーション事業>当第3四半期連結累計期間売上高は、1,378億円(△30億円、2.2%減)となりました。
主力ブランドでは、「リポビタンシリーズ」は、418億円(5.2%減)となりました。「パブロンシリーズ」は、208億円(0.6%減)となりました。「リアップシリーズ」は、118億円(4.2%減)となりました。一方、平成29年10月より大正製薬株式会社の直接販売に移行した「ビオフェルミンシリーズ」は78億円(20.6%増)となりました。
アジアを中心に展開中の海外OTC医薬品事業は、134億円(3.0%減)となりました。
<医薬事業>当第3四半期連結累計期間売上高は、621億円(△129億円、17.2%減)となりました。
主な品目の売上高は、骨粗鬆症治療剤「エディロール」は198億円(3.1%増)、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「ゾシン」は48億円(39.0%減)、骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」は48億円(3.2%減)、2型糖尿病治療剤「ルセフィ」は40億円(10.8%増)、マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」は40億円(31.0%減)、末梢循環改善剤「パルクス」は27億円(28.7%減)、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」は26億円(7.9%増)となりました。長期収載品であります「ゾシン」「クラリス」「パルクス」は薬価改定及び後発医薬品の影響等を受け、前年同期比で大幅な減少となりました。
利益面につきましては、売上高の減少に伴い、営業利益は281億1千6百万円(1.5%減)、持分法による投資利益の増加などにより経常利益は361億6千3百万円(8.3%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、早期退職費用が発生しましたが、関係会社株式売却益により、513億9千8百万円(94.2%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、141億7千5百万円(セルフメディケーション事業37
億9千6百万円、医薬事業103億7千9百万円)、対売上高比率は7.1%であります。
なお、当第3四半期連結累計期間における、当社グループの研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりであります。
<医薬事業>タウリン酸98%「大正」について「MELAS1)における脳卒中様発作の再発抑制」の効能・効果及び用法・用量追加に係る一部変更承認申請を行いました。
関節リウマチを予定適応症とする「TS-152」が臨床試験第3相に移行しました。
1)MELAS:Mitochondrial myopathy, Encephalopathy, Lactic Acidosis and Stroke-like episodes
(ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作症候群)