四半期報告書-第11期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/09 14:59
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第3四半期連結累計期間のOTC医薬品市場は、前年度に新型コロナウイルス感染症対策として需要が急増したうがい薬や殺菌消毒剤の反動減がみられた一方、解熱鎮痛剤の伸長、鎮暈剤、鼻炎治療剤やドリンク剤などの反動増により前年度と同水準で推移しました。しかしながら、前年度から続く外出自粛、訪日外国人の大幅な減少やマスクの着用、手洗い・うがいなどの感染症予防対策の定着の影響を受け2019年度に対しては依然として下回っております。
医薬事業につきましては、新薬創出の難易度が増す中で、医療費適正化施策の推進や薬価制度改革の影響等により、依然として厳しい事業環境が続いております。
こうした事業環境の中で、当社グループのセルフメディケーション事業部門は、製品開発面で生活者の健康意識の高まりに対応した新しい領域を開拓していくとともに、生活者のニーズを満たす製品開発をより一層進め、新たな需要の創造に努めております。また、販売面では生活者から支持される強いブランドを目指して、生活者との接点の拡大、共感を得る販促活動を実践するとともに、「大正製薬ダイレクト」、「TAISHO BEAUTY ONLINE」など、通信販売チャネルの拡大にも注力しております。
海外では、2009年度のアジアOTC医薬品事業への本格的な参入以来、インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシアなど、東南アジアを中心としたOTC医薬品事業の強化に取り組んでまいりました。ベトナムにおいては、DHG社(ハウザン製薬)を2019年5月に連結子会社化し、同社の事業基盤を活かしたベトナムにおける医薬品事業展開の強化に取り組んでおります。また、2019年7月にはフランスのUPSA社を連結子会社化したことで、東南アジア市場に欧州市場を加えた2極体制により海外事業の拡大を図り、持続的な成長の実現を目指しております。
医薬事業部門では、重点領域に注力しながら、きめ細かい情報提供活動による重点品の売上最大化を図っております。また、研究開発面では、開発化合物の早期承認取得を目指すとともに、ライセンス活動によるパイプラインの強化を進めています。さらに、創薬研究では外部研究機関との連携強化や先端技術の活用等にも取り組むことで、継続的なオリジナル新薬の創出に努めております。
当第3四半期連結累計期間のグループ全体売上高は、2,000億5千1百万円(前年同四半期比△142億4千8百万円、6.6%減-以下増減の比較については「前年同四半期比」の説明とする)となりました。
セグメント別の売上高は次のとおりであります。
セルフメディケーション事業1,697億円(+ 6億円 0.3%増)
内訳
国内963億円(△ 25億円 2.5%減)
海外723(+ 46 〃 6.8%増)
その他11(△ 16 〃 58.9%減)
医薬事業303億円(△ 148億円 32.8%減)
内訳
医療用医薬品286億円(△ 157億円 35.4%減)
その他17(+ 9 〃 105.3%増)


主要製品・地域の売上状況は次のとおりであります。
<セルフメディケーション事業>当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,697億円(+6億円、0.3%増)となりました。
主力ブランドでは、「リポビタンシリーズ」は、384億円(7.2%増)となりました。「パブロンシリーズ」は、150億円(4.0%減)となりました。「リアップシリーズ」は、111億円(5.2%減)となりました。「ビオフェルミンシリーズ」は、80億円(8.1%増)となりました。
海外では、アジア地域で358億円(22.5%増)、欧米地域で357億円(5.1%減)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高は68億6千5百万円減少しております。
<医薬事業>当第3四半期連結累計期間の売上高は、303億円(△148億円、32.8%減)となりました。
主な増収品目は、2型糖尿病治療剤「ルセフィ」97億円(16.6%増)、骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」57億円(8.6%増)、整腸剤「ビオフェルミン」は35億円(38.9%増)、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」は32億円(6.1%増)、マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」は18億円(1.7%増)となりました。一方、末梢循環改善剤「パルクス」は17億円(6.9%減)と、薬価改定や後発医薬品等の影響もあり前年比マイナスとなりました。エディロールは、中外製薬株式会社との販売提携の終了に伴い、2021年4月10日をもって販売を終了しております。
なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は23億6千8百万円減少しております。
利益面につきましては、エディロール販売終了による減収や広告宣伝費の増加の影響等により、営業利益は71億3千3百万円(65.8%減)、経常利益は114億9千3百万円(53.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は89億7千4百万円(37.0%減)となりました。
収益認識会計基準等の適用により、当第3四半期連結累計期間の売上高は92億3千3百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ5億2千8百万円増加しております。
(財政状態の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億円減少し、8,758億円となりました。受取手形及び売掛金が92億円、建設仮勘定が47億円それぞれ増加しましたが、商品及び製品が39億円、建物及び構築物(純額)が19億円、投資有価証券が99億円それぞれ減少しました。
負債は、前連結会計年度末に比べ25億円減少し、1,160億円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ14億円増加し、7,598億円となりました。当社を株式交換完全親会社、ビオフェルミン製薬株式会社を株式交換完全子会社とする株式交換等により、非支配株主持分が98億円、自己株式が144億円それぞれ減少しました。その他、為替換算調整勘定76億円が主な増加要因であり、剰余金の配当81億円が主な減少要因でした。
収益認識会計基準等の適用により、利益剰余金の期首残高が12億円減少したこと等により純資産が減少しております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、142億9千1百万円(セルフメディケーション事業58億5百万円、医薬事業84億8千5百万円)、対売上高比率は7.1%であります。
うつ病を予定適応症とする「TS-161」について、海外において第Ⅱ相臨床試験を開始しました。

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