四半期報告書-第17期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 10:37
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間において当社は、前連結会計年度に引き続き、各社ごとにおける戦略に沿って、売上、利益の拡大を図るとともに、エンターテインメント分野における新たな事業領域への拡大を目指し新規の投資案件を継続して探しております。なお、2020年6月26日に当社が保有するトムスの株式の80%を譲渡いたしました。
モバイルゲーム事業
モバイルゲーム事業につきましては、2019年11月に当社の子会社である株式会社モブキャストゲームス(以下、「モブキャストゲームス」)が株式会社ゲームゲート(以下、「ゲームゲート」)の全株式を取得し、完全子会社(当社の孫会社)といたしました。その後、2020年1月1日を効力発生日としてモブキャストゲームスを存続会社としたゲームゲートを吸収合併し、1つの会社として旧モブキャストゲームス、旧ゲームゲートの国内外のネットワーク等を生かし、ゲームゲートの得意分野であるアニメ等のニッチIP分野でのゲームを中心としたデジタルコンテンツのプロデュースを戦略の軸として進めております。その一環として旧モブキャストゲームスで配信していたスポーツタイトルを2020年3月31日付で株式会社オルトプラスへ譲渡いたしました。
当第3四半期連結累計期間においては、「転生したらスライムだった件~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~」においては既存のプラットフォームに加えDMM GAMES並びにAmazonへと配信媒体を広げ、さらに「モバプロ」においてはプロ野球公式戦の終盤に向けた盛り上がりを捉えた施策により売上の増加に繋げました。またグローバル市場に向けての展開については、2020年9月16日にプロデュースタイトル「sin七つの大罪」をシンガポール及びマレーシアへ配信開始しました。その結果、売上高は2,226,449千円(前年同四半期の売上高は2,648,413千円)となりました。また、コスト構造改革を行い販売管理費の削減は確実に進んでいるものの「エヴァンゲリオンバトルフィールズ」の出資金を償却計上したことによる負担が大きく、営業損失は37,061千円(前年同四半期は営業損失320,438千円)となりました。
モータースポーツ事業
モータースポーツ事業につきましては、広告収益および事業収益を目的とした年間スポンサー契約の獲得、およびレース参戦車両の技術開発により自動車用品への技術転用や商品開発に必要なデータやノウハウの蓄積のため、国内の主要な自動車レースカテゴリーに参戦しております。
売上につきましては、レース事業は新型コロナウイルス感染症の影響によりレース開催が下半期以降の開催になるものの、スポンサー売上は計画通りに推移しております。また、自動車用品事業については、トムスブランド製品の品質をアピールし、商品開発車両種の増加と海外販売及びネット販売等による販路拡大の基盤づくりを行う一方で、第2四半期連結累計期間においては、医療従事者への支援を目的としたチャリティーガレージセール及び除菌コーティングスプレーの販売といった、コロナ下の市場動向をふまえた活動も行ってまいりました。
なお、モータースポーツ事業につきましては、2020年6月26日にトムスの株式の80%を譲渡したことから同社を2020年12月期第2四半期連結会計期間末より連結の範囲から除外するともに持分法適用の範囲に含めております。そのため、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,083,764千円、営業損失は42,697千円となり、第2四半期連結累計期間より変更ありません。また、当第3四半期連結累計期間の連結損益計算書からは除外しているため、前年同四半期との比較につきましては記載を割愛しております。
キッチン雑貨事業
キッチン雑貨事業を営む株式会社ゆとりの空間は、雑誌やテレビなどメディアでなじみ深い料理家の栗原はるみ氏が暮らしを楽しむアイディアやライフスタイルを提案する生活雑貨ショップ「share with Kurihara harumi」とレストラン&カフェ「ゆとりの空間」をプロデュースし、オリジナルの食器やキッチン雑貨、調味料、インテリア小物、エプロン、ウェアなどを全国の百貨店、アウトレットなどで事業展開しています。また同じく料理家である栗原心平氏が出演するYou Tube公式チャンネル「ごちそうさまチャンネル」を開設し、動画内で使用したキッチンアイテムやこだわりの商品、厳選した産地直送の食品を販売する「ごちそうさまチャンネル Officialオンラインショップ」を展開し、新たな顧客獲得を進めております。
当第3四半期連結累計期間において、全国の百貨店などに出店している小売店舗の売上については、7月、8月は新型コロナウイルス感染症拡大の第2波が訪れ再び売上低迷が懸念されましたが、夏のセール等の催し物により緊急事態宣言前のレベルに近い水準まで持ち直しつつあります。また、モブキャストグループ参画後より強化しているEコマース売上は、公式サイト限定商品として栗原はるみレシピによるスイーツを販売、さらにSNSへの投稿を強化したことにより売上が伸長しました。加えて、レストラン事業においてのテイクアウトの導入、SNSにて来客キャンペーン等の施策をした結果、売上高は1,881,857千円、営業損失は15,573千円となりました。
なお、キッチン雑貨事業につきましては、2019年12月期第4四半期連結会計期間から連結対象としたため、前年同四半期との比較につきましては記載を割愛しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、前年同四半期に比べ749,002千円増加し、5,200,555千円(前年同四半期は売上高4,451,553千円)となりました。また、営業損失は前年同四半期に比べ403,790千円改善し、504,786千円(前年同四半期は営業損失908,576千円)となりました。また、営業外費用として「支払利息」46,472千円等を計上したことにより、経常損失は597,154千円(前年同四半期は経常損失1,005,164千円)となりました。さらに、特別損失として「投資有価証券評価損」395,473千円、「出資金清算損」219,120千円、「減損損失」91,611千円、オフィススリム化に伴う「固定資産除却損」12,055千円を計上しました。
なお、特別損失の計上理由として、「投資有価証券評価損」については、2020年6月まで当社の連結子会社であった株式会社トムスよりEnhance Experience, Inc.(以下、「Enhance社」)の普通株式を当社グループ持分を維持するためその保有する株式を2020年10月30日に取得し、今般譲渡を受けたEnhance社株式500,000株の評価について、当社で継続保有しているEnhance社株式1,500,000株の当初株式取得時の簿価での評価等を行った結果、損失として見込まれる金額を計上しました。さらに、「出資金清算損」については、「エヴァンゲリオンバトルフィールズ」製作委員会を脱退したことにより出資金帳簿価額及び関連費用を計上し、「減損損失」については、開発中のスマートフォン向け新作ゲーム「幽☆遊☆白書 GENKAIバトル魂(スピリッツ)」日本版の新たな開発契約を締結したことに伴い、既に開発を進めていたプログラム等ソフトウェア仮勘定計上資産の減損処理を行ったことにより計上をしました。
その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は301,064千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失964,813千円)となりました。

(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より2,319,915千円減少し、4,621,793千円となりました。これは主に、株式会社トムスを連結の範囲から除外した影響等により、現金及び預金が338,304千円、受取手形及び売掛金が427,276千円、商品及び製品が287,206千円、土地が511,000千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末より2,777,751千円減少し、3,478,384千円となりました。これは主に、株式会社トムスを連結の範囲から除外した影響等により、支払手形及び買掛金が711,666千円、短期借入金が553,830千円、1年内返済予定の長期借入金が291,810千円、長期借入金が1,120,392千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末より457,836千円増加し、1,143,408千円となりました。これは主に、資本金が2,124,155千円、資本剰余金が1,094,898千円減少し、利益剰余金が3,683,590千円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。

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