四半期報告書-第16期第2四半期(平成31年2月1日-令和1年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社は「世界を変える、新しい流れを。」というミッションの下、インターネットを通じて、法人・個人の垣根を壊し、誰もが多様な専門性を生かすことで今まで存在しなかった新しい価値を創造する、Specialty Market Place(スペシャルティマーケットプレイス)「BUYMA(バイマ)」を中心とした事業を展開しております。
当第2四半期累計期間(2019年2月1日~2019年7月31日)における我が国経済は、特に中国経済減速の影響から、足もとでは、輸出と生産に弱めの動きがみられているものの、好調な企業収益等が牽引し、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は引き続き緩やかに回復してきている一方で、米中通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性など、世界経済が減速していくリスクも抱えており、依然として世界経済の先行きは不透明感が強まっております。
国内の個人消費においては、節約志向の継続や可処分所得の伸びの鈍化の影響もあり、実感を伴った景気回復に向けては楽観視できない状況の中、選別消費傾向が鮮明になりつつあるものの、ファッションEC市場におきましては、小売店やブランド等の事業者側によるオムニチャネル化やファッション系スマートフォンアプリの増加等を背景に、引き続き市場規模を拡大してきております。
このような環境の中、当社は、当社の基幹事業であるSpecialty Market Place「BUYMA」において、前期に引き続き、新マーケティングミックスによる、「認知度向上」を起点とする「会員数向上」から「アクティブ数向上」への効率的な連携と、「取扱件数向上」関連施策を短期サイクルで展開することで取扱高の継続的な拡大を進めております。
機能面においては、引き続きアプリ訴求施策及び、アプリ機能強化に加え、パーソナルショッパー(出品者)連携施策を加速し、一層安全かつ満足度の高いショッピングをBUYMAでお楽しみいただけるよう積極的にサービスの拡充を進めてきております。
また、世界中の消費者にBUYMAサービスを提供できるよう、「英語版BUYMA」の拡大に向け、各種施策を展開する一方で体制強化も進めております。
当第2四半期累計期間におきましては、アプリ経由での新規会員獲得が好調に推移したことに加え、会員のアクティブ化およびコンバージョン向上のため、世界中のトレンドを先取りした企画・セールへの取り組み、SNSを活用したアプリ訴求、監視強化による購入体験品質の向上等、サービス・機能の拡充を図る各種施策の展開による効果を背景にアクティブ会員数も堅調に増加しました。
パーソナルショッパーとの密な連携により、国内トレンドにもリアルタイムで豊富な品揃えを実現し、ターゲット別の特集やセールを効果的に実施することで、レディースアイテム以外でも、メンズカテゴリを始めとして、ベビーキッズ、ビューティ、ライフスタイル等各カテゴリで成長を加速させております。加えて、2018年7月31日より「BUYMA TRAVEL(バイマトラベル)」サービスの提供を開始し、従来のファッションアイテムだけでなく、世界156ヵ国に在住する13万人超のパーソナルショッパーから、海外旅行者へ“現地ならではの体験”の幅広いサービス提供に向けて出品商品の拡充を進めております。
以上の結果、会員数は6,695,861人(前年同期比21.7%増)、商品総取扱高は23,080百万円(前年同期比17.5%増)、と順調に拡大し、当第2四半期累計期間における当社の売上高は2,695,218千円(前年同期比17.7%増)、営業利益は1,133,090千円(前年同期比20.7%増)、経常利益は1,114,198千円(前年同期比18.7%増)、四半期純利益774,940千円(前年同期比19.0%増)となりました。
なお、当社の事業セグメントはソーシャルコマース事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
① 資産合計
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末より125,012千円増加し、7,276,364千円となりました。主な内訳は、現金及び預金6,699,104千円であります。
② 負債合計
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末より648,891千円減少し、990,986千円となりました。主な内訳は、預り金466,543千円であります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末より773,904千円増加し、6,285,378千円となりました。主な内訳は、資本金381,903千円、資本剰余金391,474千円、利益剰余金5,928,642千円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末より243,090千円増加し、6,699,104千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により獲得した資金は250,623千円となりました。
この主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益1,118,579千円等によるものであり、また、減少要因は、ポイント引当金の減少22,760千円、預り金の減少210,041千円及び法人税等の納税579,452千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は7,297千円となりました。
これは有形固定資産の取得による支出2,299千円及び敷金保証金の支出5,008千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により使用した資金は49千円となりました。
これは自己株式の取得による支出49千円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当社は「世界を変える、新しい流れを。」というミッションの下、インターネットを通じて、法人・個人の垣根を壊し、誰もが多様な専門性を生かすことで今まで存在しなかった新しい価値を創造する、Specialty Market Place(スペシャルティマーケットプレイス)「BUYMA(バイマ)」を中心とした事業を展開しております。
当第2四半期累計期間(2019年2月1日~2019年7月31日)における我が国経済は、特に中国経済減速の影響から、足もとでは、輸出と生産に弱めの動きがみられているものの、好調な企業収益等が牽引し、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は引き続き緩やかに回復してきている一方で、米中通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性など、世界経済が減速していくリスクも抱えており、依然として世界経済の先行きは不透明感が強まっております。
国内の個人消費においては、節約志向の継続や可処分所得の伸びの鈍化の影響もあり、実感を伴った景気回復に向けては楽観視できない状況の中、選別消費傾向が鮮明になりつつあるものの、ファッションEC市場におきましては、小売店やブランド等の事業者側によるオムニチャネル化やファッション系スマートフォンアプリの増加等を背景に、引き続き市場規模を拡大してきております。
このような環境の中、当社は、当社の基幹事業であるSpecialty Market Place「BUYMA」において、前期に引き続き、新マーケティングミックスによる、「認知度向上」を起点とする「会員数向上」から「アクティブ数向上」への効率的な連携と、「取扱件数向上」関連施策を短期サイクルで展開することで取扱高の継続的な拡大を進めております。
機能面においては、引き続きアプリ訴求施策及び、アプリ機能強化に加え、パーソナルショッパー(出品者)連携施策を加速し、一層安全かつ満足度の高いショッピングをBUYMAでお楽しみいただけるよう積極的にサービスの拡充を進めてきております。
また、世界中の消費者にBUYMAサービスを提供できるよう、「英語版BUYMA」の拡大に向け、各種施策を展開する一方で体制強化も進めております。
当第2四半期累計期間におきましては、アプリ経由での新規会員獲得が好調に推移したことに加え、会員のアクティブ化およびコンバージョン向上のため、世界中のトレンドを先取りした企画・セールへの取り組み、SNSを活用したアプリ訴求、監視強化による購入体験品質の向上等、サービス・機能の拡充を図る各種施策の展開による効果を背景にアクティブ会員数も堅調に増加しました。
パーソナルショッパーとの密な連携により、国内トレンドにもリアルタイムで豊富な品揃えを実現し、ターゲット別の特集やセールを効果的に実施することで、レディースアイテム以外でも、メンズカテゴリを始めとして、ベビーキッズ、ビューティ、ライフスタイル等各カテゴリで成長を加速させております。加えて、2018年7月31日より「BUYMA TRAVEL(バイマトラベル)」サービスの提供を開始し、従来のファッションアイテムだけでなく、世界156ヵ国に在住する13万人超のパーソナルショッパーから、海外旅行者へ“現地ならではの体験”の幅広いサービス提供に向けて出品商品の拡充を進めております。
以上の結果、会員数は6,695,861人(前年同期比21.7%増)、商品総取扱高は23,080百万円(前年同期比17.5%増)、と順調に拡大し、当第2四半期累計期間における当社の売上高は2,695,218千円(前年同期比17.7%増)、営業利益は1,133,090千円(前年同期比20.7%増)、経常利益は1,114,198千円(前年同期比18.7%増)、四半期純利益774,940千円(前年同期比19.0%増)となりました。
なお、当社の事業セグメントはソーシャルコマース事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
① 資産合計
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末より125,012千円増加し、7,276,364千円となりました。主な内訳は、現金及び預金6,699,104千円であります。
② 負債合計
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末より648,891千円減少し、990,986千円となりました。主な内訳は、預り金466,543千円であります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末より773,904千円増加し、6,285,378千円となりました。主な内訳は、資本金381,903千円、資本剰余金391,474千円、利益剰余金5,928,642千円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末より243,090千円増加し、6,699,104千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により獲得した資金は250,623千円となりました。
この主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益1,118,579千円等によるものであり、また、減少要因は、ポイント引当金の減少22,760千円、預り金の減少210,041千円及び法人税等の納税579,452千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は7,297千円となりました。
これは有形固定資産の取得による支出2,299千円及び敷金保証金の支出5,008千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により使用した資金は49千円となりました。
これは自己株式の取得による支出49千円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。