四半期報告書-第18期第2四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当社は「世界を変える、新しい流れを。」というミッションの下、インターネットを通じて、法人・個人の垣根を壊し、誰もが多様な専門性を生かすことで今まで存在しなかった新しい価値を創造する、“Specialty” Marketplace(スペシャルティマーケットプレイス)「BUYMA(バイマ)」を中心とした事業を展開しております。
当第2四半期累計期間(2021年2月1日~2021年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の全世界的感染再拡大の影響が長期化しております。各国においてはワクチン接種を積極的に進めているものの、変異株による感染拡大が猛威を振るっており、未だ厳しい状況が続いております。日本経済においても、同影響による経済活動の低下を受け、企業収益においても急速な減少を余儀なくされている中、変異株による感染範囲の拡大は進行し続けており、経済をさらに下振れさせる懸念はますます深まってきております。加えて、今後も中長期的に国内外の感染症の動向を注視する必要があるなど、世界規模で先行きの不透明さは増大し続けております。一方で、政府によるまん延防止等重点措置、緊急事態宣言発出に端を発した、自治体による施設や店舗への営業時間短縮要請、外出自粛要請等が長引く中、各業界における新しい生活様式の構築に向けた取り組みにより、社会経済活動のレベル引上げが進められてきております。その結果、人と人との接触機会を減らしつつ、商品を購入、サービスを享受することができるインターネットサービスを提供する事業会社が果たすべき社会的役割は、あらゆる消費者にとって重要かつ不可欠なものとなりつつあります。
このような環境の中、当社は基幹事業である“Specialty” Marketplace「BUYMA」において、BUYMAが提供するSpecialtyの強化に向けた取り組みを積極的に進めてまいりました。継続的な各機能向上施策に加え、ビッグデータ分析との連携によるマーケティング施策を展開し、一層安全かつ満足度の高い購入体験をBUYMAでお楽しみいただけるよう、サービスを拡充してきております。また、世界中の消費者にBUYMAサービスを提供できる「GLOBAL BUYMA」も広告拡大による流入増加施策、販売促進施策を積極的に展開し、高成長を継続してきております。
当第2四半期累計期間におきましては、民間国際物流提携サービス拡充による取扱アイテムの安全かつスピーディな配送強化実現により、昨年度大きな影響を受けた国際配送面での新型コロナウイルス感染症拡大の影響を抑制しつつ、決済手段の追加等サービスインフラを強化し、BUYMAの成長戦略を積極的に展開してきております。MD戦略としては、セレクトショップとの連携強化や有力新規法人の獲得により品揃えの更なる強化を図っており、カテゴリ毎に販売強化施策を展開し、アクセサリーやキッチン・アウトドア、ゴルフアイテム等新たな顧客ニーズの取り込みを実現しております。マーケティング戦略としては、データアナリスト人員の拡充を図り、Marketing Automationツールの運用効率・体制強化、AIによるLife Time Value予測モデルの活用、LTV(ライフタイムバリュー)向上に繋がる広告宣伝及び各種セール施策との連動等のデータドリブンなマーケティング施策の推進力を上げてきております。また、YouTube公式チャンネルやInstagram及びTwitter等のSNS運用も強化してきております。
以上の結果、会員数は9,106,307人(前年同四半期比15.0%増)、商品総取扱高は31,348,003千円(前年同四半期比22.4%増)と順調に拡大し、当事業年度における当社の売上高は3,583,765千円(前年同四半期比20.9%増)、営業利益は1,369,586千円(前年同四半期比21.5%増)、経常利益は1,377,768千円(前年同四半期比22.3%増)、四半期純利益は932,696千円(前年同四半期比19.0%増)となりました。
なお、当社の事業セグメントはソーシャルコマース事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
① 資産合計
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末より184,110千円増加し、12,921,316千円となりました。主な内訳は、現金及び預金11,936,918千円であります。
② 負債合計
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末より332,898千円減少し、3,183,730千円となりました。主な内訳は、預り金2,237,932千円であります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末より517,008千円増加し、9,737,586千円となりました。主な内訳は、資本金381,903千円、資本剰余金391,474千円、利益剰余金9,337,992千円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末より129,192千円増加し、11,936,918千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により獲得した資金は572,991千円となりました。
この主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益1,345,205千円によるものであり、また、減少要因は、預り金の減少35,550千円、法人税等の納税634,633千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は27,711千円となりました。
これは有形固定資産の取得による支出24,995千円及び敷金及び保証金の返還による収入31,484千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により使用した資金は416,419千円となりました。
これは配当金の支払による支出416,419千円によるものであります。
(4)重要な会計方針及び見積り
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因、今後の方針について
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当社は「世界を変える、新しい流れを。」というミッションの下、インターネットを通じて、法人・個人の垣根を壊し、誰もが多様な専門性を生かすことで今まで存在しなかった新しい価値を創造する、“Specialty” Marketplace(スペシャルティマーケットプレイス)「BUYMA(バイマ)」を中心とした事業を展開しております。
当第2四半期累計期間(2021年2月1日~2021年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の全世界的感染再拡大の影響が長期化しております。各国においてはワクチン接種を積極的に進めているものの、変異株による感染拡大が猛威を振るっており、未だ厳しい状況が続いております。日本経済においても、同影響による経済活動の低下を受け、企業収益においても急速な減少を余儀なくされている中、変異株による感染範囲の拡大は進行し続けており、経済をさらに下振れさせる懸念はますます深まってきております。加えて、今後も中長期的に国内外の感染症の動向を注視する必要があるなど、世界規模で先行きの不透明さは増大し続けております。一方で、政府によるまん延防止等重点措置、緊急事態宣言発出に端を発した、自治体による施設や店舗への営業時間短縮要請、外出自粛要請等が長引く中、各業界における新しい生活様式の構築に向けた取り組みにより、社会経済活動のレベル引上げが進められてきております。その結果、人と人との接触機会を減らしつつ、商品を購入、サービスを享受することができるインターネットサービスを提供する事業会社が果たすべき社会的役割は、あらゆる消費者にとって重要かつ不可欠なものとなりつつあります。
このような環境の中、当社は基幹事業である“Specialty” Marketplace「BUYMA」において、BUYMAが提供するSpecialtyの強化に向けた取り組みを積極的に進めてまいりました。継続的な各機能向上施策に加え、ビッグデータ分析との連携によるマーケティング施策を展開し、一層安全かつ満足度の高い購入体験をBUYMAでお楽しみいただけるよう、サービスを拡充してきております。また、世界中の消費者にBUYMAサービスを提供できる「GLOBAL BUYMA」も広告拡大による流入増加施策、販売促進施策を積極的に展開し、高成長を継続してきております。
当第2四半期累計期間におきましては、民間国際物流提携サービス拡充による取扱アイテムの安全かつスピーディな配送強化実現により、昨年度大きな影響を受けた国際配送面での新型コロナウイルス感染症拡大の影響を抑制しつつ、決済手段の追加等サービスインフラを強化し、BUYMAの成長戦略を積極的に展開してきております。MD戦略としては、セレクトショップとの連携強化や有力新規法人の獲得により品揃えの更なる強化を図っており、カテゴリ毎に販売強化施策を展開し、アクセサリーやキッチン・アウトドア、ゴルフアイテム等新たな顧客ニーズの取り込みを実現しております。マーケティング戦略としては、データアナリスト人員の拡充を図り、Marketing Automationツールの運用効率・体制強化、AIによるLife Time Value予測モデルの活用、LTV(ライフタイムバリュー)向上に繋がる広告宣伝及び各種セール施策との連動等のデータドリブンなマーケティング施策の推進力を上げてきております。また、YouTube公式チャンネルやInstagram及びTwitter等のSNS運用も強化してきております。
以上の結果、会員数は9,106,307人(前年同四半期比15.0%増)、商品総取扱高は31,348,003千円(前年同四半期比22.4%増)と順調に拡大し、当事業年度における当社の売上高は3,583,765千円(前年同四半期比20.9%増)、営業利益は1,369,586千円(前年同四半期比21.5%増)、経常利益は1,377,768千円(前年同四半期比22.3%増)、四半期純利益は932,696千円(前年同四半期比19.0%増)となりました。
なお、当社の事業セグメントはソーシャルコマース事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
① 資産合計
当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末より184,110千円増加し、12,921,316千円となりました。主な内訳は、現金及び預金11,936,918千円であります。
② 負債合計
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末より332,898千円減少し、3,183,730千円となりました。主な内訳は、預り金2,237,932千円であります。
③ 純資産
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末より517,008千円増加し、9,737,586千円となりました。主な内訳は、資本金381,903千円、資本剰余金391,474千円、利益剰余金9,337,992千円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末より129,192千円増加し、11,936,918千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により獲得した資金は572,991千円となりました。
この主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益1,345,205千円によるものであり、また、減少要因は、預り金の減少35,550千円、法人税等の納税634,633千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は27,711千円となりました。
これは有形固定資産の取得による支出24,995千円及び敷金及び保証金の返還による収入31,484千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により使用した資金は416,419千円となりました。
これは配当金の支払による支出416,419千円によるものであります。
(4)重要な会計方針及び見積り
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因、今後の方針について
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。