四半期報告書-第52期第1四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/14 10:52
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、消費税率引き上げなどによる個人消費の低下を伴いつつも、雇用環境、企業収益の改善により、緩やかな回復基調にあります。しかしながら米中通商問題や不安定な海外情勢の影響など、先行き不透明な状況が継続しており依然として注視する必要があります。
このような事業環境の中、当社グループでは、主力であるマンション事業におけるマンション分譲、及び住宅事業における分譲住宅の開発や新規販売、完成在庫の早期販売に向け、販売に注力いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高5,703百万円(前年同期比55.5%増)、営業利益229百万円(前年同期は293百万円の損失)、経常利益181百万円(前年同期は260百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は111百万円(前年同期は174百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの範囲を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。(詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。)
(マンション事業)
マンション事業におきましては、11月に「サンパーク諫早中央イクシア(長崎県諫早市、総戸数72戸)」、12月に「サンパーク門司港テラス(福岡県北九州市、総戸数40戸)」の引渡しによる売上計上に加え、「サンパーク企救丘グラッセ(福岡県北九州市、総戸数42戸)」、「サンパーク姶良中央レジデンス(鹿児島県姶良市、総戸数39戸)」、ザ・サンパークシティ黒崎(福岡県北九州市、総戸数256戸)」等の完成在庫を引き渡した結果、売上高は3,343百万円(前年同期比438.4%増)、引渡戸数は117戸、セグメント利益は461百万円(前年同期は274百万円の損失)となりました。
(住宅事業)
住宅事業におきましては、売上高は2,345百万円(前年同期比22.7%減)、引渡数は分譲住宅事業が62戸、不動産流通事業が33戸、タウンハウス事業が2戸、土地分譲事業が16区画、セグメント損失は3百万円(前年同期は202百万円の利益)となりました。
(その他事業)
その他事業におきましては、水道供給事業と不動産賃貸事業を行った結果、売上高は14百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は8百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は29,924百万円となり、前連結会計年度末に比べ248百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、仕掛販売用不動産が1,770百万円増加し14,629百万円に、販売用不動産が564百万円増加し5,082百万円に、現金及び預金が1,995百万円減少し8,090百万円になったことなどによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は24,071百万円となり、前連結会計年度末に比べ250百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、1年内返済予定の長期借入金が2,582百万円増加し5,885百万円に、短期借入金が1,544百万円増加し7,185百万円に、長期借入金が1,633百万円減少し4,710百万円になったことなどによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は5,853百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円減少いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、ストック・オプションの行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ1百万円増加したこと、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益で111百万円増加及び配当により117百万円減少し、純額で5百万円減少したことなどによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。