半期報告書-第11期(2025/11/01-2026/10/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当社グループは、2014年11月の「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(以下、「再生医療等安全性確保法」という。)」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」施行を踏まえ、再生医療関連事業の産業化推進と同業での新たな価値創出を目指し2015年11月に創設され、当連結会計年度は第11期となります。
当社グループは、血液由来加工受託サービス、脂肪由来幹細胞加工受託サービス、滑膜由来幹細胞加工受託サービス、FatBankサービス及び卵子凍結保管受託サービスで構成される「組織・細胞の加工受託・保管サービス」、医療機関に対し再生医療等安全性確保法に関連する書類作成等のサポートを行う再生医療等法規対応サポートや経営管理支援サービスで構成される「医療機関支援サービス」、医療機関が患者から脂肪等を採取するために必要となる機器を販売する「医療機器販売」、並びに「化粧品販売その他」から構成される「再生医療関連事業」を行っております。
当社グループは、前期より再生医療関連事業の社会実装フェーズへの移行を掲げ、経営基盤の整備および先行投資を推進してまいりました。2026年10月期は、その取り組みを一段と深化させ、整形外科領域を基盤としつつ、細胞等加工技術を軸とした課題解決型ビジネスモデルへの構造転換を本格化させる年度と位置付けております。研究開発による再生医療技術の高度化、コンシューマー事業の育成、インバウンド展開、自費診療領域への導入支援および医療機関支援施策の強化を推進します。将来の付加価値創出に向けた戦略的投資を継続することから、一時的な営業損失を見込んでおりますが、中長期的な収益基盤の強化と持続的成長の実現を目指してまいります。
当中間連結会計期間におきましては、経営リソース配分の最適化を継続し販売管理費を中心にコストの更なる削減を実行し、事業の選択と集中についての目途をつけました。さらに、年度当初計画通り、"睡眠美容ブランド"《PAJUU(パジュー)》をローンチし、Sleep Conditioning Wearを発売しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は1,775,588千円(前年同期比2.5%減)、売上総利益は1,044,766千円(前年同期比2.3%増)、販売費及び一般管理費は919,053千円(前年同期比8.5%減)、営業利益は125,712千円(前年同期比636.3%増)、経常利益は115,671千円(前年同期比510.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は71,190千円(前年同期比537.2%増)となりました。
(加工受託サービス・医療機関支援サービス)
加工受託サービス又は医療機関支援サービスの契約を締結した提携医療機関数は前連結会計年度末から81院増加し、当中間連結会計期間末には2,183院と順調に拡大いたしました。一方、医療機関あたりの受託件数は伸び悩み、血液由来加工受託サービスと脂肪由来幹細胞加工受託サービスを合計した加工受託件数が前中間連結会計期間の10,303件から当中間連結会計期間は10,114件に低下しました。
上記の結果、当中間連結会計期間の加工受託サービスの売上高は1,116,554千円(前年同期比6.5%減)、医療機関支援サービスの売上高は108,295千円(前年同期比72.7 %増)となりました。
(医療機器販売)
医療機器販売は、主に美容クリニック等の医療機関に脂肪吸引機器等の医療機器を販売しております。当中間連結会計期間の売上高は、取引先への販売の増加により426,378千円(前年同期比0.8%増)となりました。
(化粧品販売その他)
化粧品販売はBtoCモデルとBtoBモデルがあります。BtoCモデルは、主に自社Webサイトを中心に自社の化粧品を販売しております。またBtoBモデルは、自社で開発した化粧品原料を販売会社に提供、及び販売会社の委託を受けて自社化粧品原料を用いたOEM製造・販売をしております。当中間連結会計期間は、BtoBモデルによる化粧品販売の減少により、売上高は124,359千円(前年同期比11.2%減)となりました。
当社が経営上の主要係数としてモニタリングしている加工受託サービス又は医療機関支援契約を締結した「提携医療機関数」、血液由来加工受託サービスと脂肪由来幹細胞加工受託サービスを合計した「加工受託件数」及び「営業利益率」の各数値、並びにサービス分類別売上高の四半期(3カ月)推移は以下のとおりとなっております。
(金額単位:千円)
(2) 財政状態の状況
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における総資産は6,984,466千円となり、前連結会計年度末に比べて、39,503千円減少となりました。これは主に、無形固定資産が76,326千円増加、現金及び預金が74,710千円増加した一方で、流動資産のその他が87,773千円減少、有形固定資産その他(純額)が49,697千円減少、建物(純額)が38,370千円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債は991,707千円となり、前連結会計年度末に比べて、15,435千円減少となりました。これは主に、買掛金が56,274千円増加した一方で、固定負債の契約損失引当金が61,499千円減少、賞与引当金が13,457千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は5,992,758千円となり、前連結会計年度末に比べて、24,067千円減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益を71,190千円計上した一方で、配当金による減少99,096千円があったことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は4,786,531千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は287,837千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益108,328千円の計上及び減価償却費88,284千円の計上、並びに仕入債務の増減額56,274千円の計上などがあったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は103,020千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出89,005千円及び長期前払費用の取得による支出13,289千円などがあったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は110,572千円となりました。これは主に、配当金の支払額98,644千円及びリース債務の返済による支出10,405千円などがあったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社が優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当社の研究開発活動は、主に自家細胞・組織を用いた再生医療に関する臨床応用について、大学や事業会社と共同で実施しており、当中間連結会計期間における研究開発費の金額は9,131千円であります。
(1) 経営成績の分析
当社グループは、2014年11月の「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(以下、「再生医療等安全性確保法」という。)」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」施行を踏まえ、再生医療関連事業の産業化推進と同業での新たな価値創出を目指し2015年11月に創設され、当連結会計年度は第11期となります。
当社グループは、血液由来加工受託サービス、脂肪由来幹細胞加工受託サービス、滑膜由来幹細胞加工受託サービス、FatBankサービス及び卵子凍結保管受託サービスで構成される「組織・細胞の加工受託・保管サービス」、医療機関に対し再生医療等安全性確保法に関連する書類作成等のサポートを行う再生医療等法規対応サポートや経営管理支援サービスで構成される「医療機関支援サービス」、医療機関が患者から脂肪等を採取するために必要となる機器を販売する「医療機器販売」、並びに「化粧品販売その他」から構成される「再生医療関連事業」を行っております。
当社グループは、前期より再生医療関連事業の社会実装フェーズへの移行を掲げ、経営基盤の整備および先行投資を推進してまいりました。2026年10月期は、その取り組みを一段と深化させ、整形外科領域を基盤としつつ、細胞等加工技術を軸とした課題解決型ビジネスモデルへの構造転換を本格化させる年度と位置付けております。研究開発による再生医療技術の高度化、コンシューマー事業の育成、インバウンド展開、自費診療領域への導入支援および医療機関支援施策の強化を推進します。将来の付加価値創出に向けた戦略的投資を継続することから、一時的な営業損失を見込んでおりますが、中長期的な収益基盤の強化と持続的成長の実現を目指してまいります。
当中間連結会計期間におきましては、経営リソース配分の最適化を継続し販売管理費を中心にコストの更なる削減を実行し、事業の選択と集中についての目途をつけました。さらに、年度当初計画通り、"睡眠美容ブランド"《PAJUU(パジュー)》をローンチし、Sleep Conditioning Wearを発売しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は1,775,588千円(前年同期比2.5%減)、売上総利益は1,044,766千円(前年同期比2.3%増)、販売費及び一般管理費は919,053千円(前年同期比8.5%減)、営業利益は125,712千円(前年同期比636.3%増)、経常利益は115,671千円(前年同期比510.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は71,190千円(前年同期比537.2%増)となりました。
(加工受託サービス・医療機関支援サービス)
加工受託サービス又は医療機関支援サービスの契約を締結した提携医療機関数は前連結会計年度末から81院増加し、当中間連結会計期間末には2,183院と順調に拡大いたしました。一方、医療機関あたりの受託件数は伸び悩み、血液由来加工受託サービスと脂肪由来幹細胞加工受託サービスを合計した加工受託件数が前中間連結会計期間の10,303件から当中間連結会計期間は10,114件に低下しました。
上記の結果、当中間連結会計期間の加工受託サービスの売上高は1,116,554千円(前年同期比6.5%減)、医療機関支援サービスの売上高は108,295千円(前年同期比72.7 %増)となりました。
(医療機器販売)
医療機器販売は、主に美容クリニック等の医療機関に脂肪吸引機器等の医療機器を販売しております。当中間連結会計期間の売上高は、取引先への販売の増加により426,378千円(前年同期比0.8%増)となりました。
(化粧品販売その他)
化粧品販売はBtoCモデルとBtoBモデルがあります。BtoCモデルは、主に自社Webサイトを中心に自社の化粧品を販売しております。またBtoBモデルは、自社で開発した化粧品原料を販売会社に提供、及び販売会社の委託を受けて自社化粧品原料を用いたOEM製造・販売をしております。当中間連結会計期間は、BtoBモデルによる化粧品販売の減少により、売上高は124,359千円(前年同期比11.2%減)となりました。
当社が経営上の主要係数としてモニタリングしている加工受託サービス又は医療機関支援契約を締結した「提携医療機関数」、血液由来加工受託サービスと脂肪由来幹細胞加工受託サービスを合計した「加工受託件数」及び「営業利益率」の各数値、並びにサービス分類別売上高の四半期(3カ月)推移は以下のとおりとなっております。
(金額単位:千円)
| 2025/10期 第2四半期 | 2025/10期 第3四半期 | 2025/10期 第4四半期 | 2026/10期 第1四半期 | 2026/10期 第2四半期 | 直前四半期 対比 | |
| 提携医療機関数(期末) | 2,017院 | 2,057院 | 2,102院 | 2,137院 | 2,183院 | +46院 |
| 加工受託件数 | 5,322件 | 5,578件 | 4,951件 | 5,001件 | 5,113件 | +112件 |
| 営業利益率 | 8.2% | 10.7% | 4.9% | 6.9% | 7.2% | +0.3ポイント |
| (サービス分類別売上高) | ||||||
| 加工受託サービス | 639,255 | 680,182 | 571,436 | 563,253 | 553,300 | △1.8% |
| 医療機関支援サービス | 41,165 | 59,346 | 60,009 | 59,443 | 48,852 | △17.8% |
| 医療機器販売 | 204,645 | 149,774 | 184,234 | 195,042 | 231,336 | +18.6% |
| 化粧品販売その他 | 86,251 | 108,288 | 77,679 | 42,277 | 82,081 | +94.1% |
(2) 財政状態の状況
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における総資産は6,984,466千円となり、前連結会計年度末に比べて、39,503千円減少となりました。これは主に、無形固定資産が76,326千円増加、現金及び預金が74,710千円増加した一方で、流動資産のその他が87,773千円減少、有形固定資産その他(純額)が49,697千円減少、建物(純額)が38,370千円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債は991,707千円となり、前連結会計年度末に比べて、15,435千円減少となりました。これは主に、買掛金が56,274千円増加した一方で、固定負債の契約損失引当金が61,499千円減少、賞与引当金が13,457千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は5,992,758千円となり、前連結会計年度末に比べて、24,067千円減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益を71,190千円計上した一方で、配当金による減少99,096千円があったことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は4,786,531千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は287,837千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益108,328千円の計上及び減価償却費88,284千円の計上、並びに仕入債務の増減額56,274千円の計上などがあったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は103,020千円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出89,005千円及び長期前払費用の取得による支出13,289千円などがあったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は110,572千円となりました。これは主に、配当金の支払額98,644千円及びリース債務の返済による支出10,405千円などがあったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社が優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当社の研究開発活動は、主に自家細胞・組織を用いた再生医療に関する臨床応用について、大学や事業会社と共同で実施しており、当中間連結会計期間における研究開発費の金額は9,131千円であります。