四半期報告書-第21期第1四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進む一方で、一部地域では緊急事態宣言の延長が決定し、第6波の到来も懸念されるなど、未だ完全な収束までの目途は立っておらず、先行き不透明な状況が続きました。
このような市場環境の中、当社は「ITをもっと身近に」というミッションのもと、2010年から提供を開始したモバイル端末管理サービス「CLOMO MDM」及びモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸に、クラウドを利用したB to BのSaaS事業をサブスクリプションの形で提供しており、2020年12月に公表されたMDM市場(自社ブランド)シェアにおいて、2011年度から10年連続でシェアNo.1を達成しました(注1)。
当第1四半期累計期間においては、前事業年度に引き続き、Web会議システムを用いたリモート営業を活用し、導入法人数の拡大に向けた営業活動を推進してまいりました。GIGAスクール構想(注2)による小中高等学校でのモバイル端末管理、リモートワークでのIT資産管理、製造業や運送業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴う業務専用端末管理など、社会変化に伴う新たなMDMの需要に対しては、導入事例記事を積極的に公開し、CLOMOサービスの活用方法や品質について、理解促進を図っております。また、CLOMOサービスの認知度を向上させるための施策にも取り組んでおり、第2四半期以降の露出強化に向けた準備を進めております。
開発においては、CLOMOサービスのPC管理市場でのシェア獲得に必要となる機能強化のほか、顧客のニーズに応えるための機能改善に、引き続き注力してまいりました。また、製品開発やサービス運用の効率化による製品価値の向上及び原価の低減への取り組みとして、Azure Kubernetes Service (AKS)(注3)やXamarin(注4)といった新たな技術の活用を継続して進めております。
なお、今後の継続的な事業成長に向けて人員体制の強化を図るべく、開発部門、営業部門、カスタマーサクセス部門を中心とした人材採用活動を積極的に行っております。当社は、Great Place to Work® Institute Japanが世界共通の基準で従業員の意識調査を行う、2022年版「働きがいのある会社」ランキングにおいて、2年連続で働きがいのある会社として認定されており、優秀な人材獲得と定着に向けて、働く環境の整備に積極的に取り組んでおります。また、2022年4月に新卒で入社を予定している内定者の2割が外国籍であり、多様性のある組織づくりが進んでおります。
これらの取り組みにより、導入社数は3,555社(前事業年度末に比べ164社、4.8%増加)に達しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社事業及び経営成績への影響については、当第1四半期累計期間の経営成績や、当社が目標とする経営指標(CLOMOの導入社数の増加、ライセンス継続率)への影響は極めて軽微でありました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高599,144千円(前年同期比30.8%増)、営業利益232,049千円(前年同期比65.9%増)、経常利益232,497千円(前年同期比79.7%増)、四半期純利益161,030千円(前年同期比79.5%増)となりました。
なお、当社の事業はライセンス販売事業のみの単一事業であるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、サービス別の内訳は次のとおりであります。
(注)1.出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフトの市場展望」2011~2018年度、「ミックITリポート2020年12月号」2019年度出荷金額実績及び2020年度出荷金額予想。
2.2019年12月に文部科学省が打ち出した、児童生徒向けに1人1台の端末や、高速通信環境を一体的に整備することで、学習活動の一層充実や主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善の実現を目指す構想。
3.マイクロソフト社が提供するコンテナ化技術。CLOMOシステムをコンテナベースとすることで、信頼性の向上や運用負担の軽減、運用コストの削減を進めている。
4.マイクロソフト社が提供するアプリケーション開発用のプラットフォーム。iOS、Android、Windowsという異なる環境で動作するCLOMOアプリケーションのソースコードを共有化することで、開発速度の向上や省力化を進めている。
(2) 財政状態の状況
当第1四半期会計期間末における財政状態については次のとおりであります。
① 資産
総資産は2,649,232千円となり、前事業年度末に比べ181,460千円の減少となりました。これは主に現金及び預金が214,545千円減少し、ソフトウエア仮勘定が31,306千円増加したことによるものです。
② 負債
負債は857,527千円となり、前事業年度末に比べ291,859千円の減少となりました。これは主に未払法人税等が157,764千円、契約負債が53,222千円、賞与引当金が22,072千円、その他が58,615千円減少したことによるものです。
③ 純資産
純資産は1,791,704千円となり、前事業年度末に比べ110,398千円の増加となりました。これは主に四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が161,030千円増加し、剰余金の配当に伴い利益剰余金が52,382千円減少したことによるものです。この結果、自己資本比率は67.6%(前事業年度末は59.4%)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は8,246千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進む一方で、一部地域では緊急事態宣言の延長が決定し、第6波の到来も懸念されるなど、未だ完全な収束までの目途は立っておらず、先行き不透明な状況が続きました。
このような市場環境の中、当社は「ITをもっと身近に」というミッションのもと、2010年から提供を開始したモバイル端末管理サービス「CLOMO MDM」及びモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸に、クラウドを利用したB to BのSaaS事業をサブスクリプションの形で提供しており、2020年12月に公表されたMDM市場(自社ブランド)シェアにおいて、2011年度から10年連続でシェアNo.1を達成しました(注1)。
当第1四半期累計期間においては、前事業年度に引き続き、Web会議システムを用いたリモート営業を活用し、導入法人数の拡大に向けた営業活動を推進してまいりました。GIGAスクール構想(注2)による小中高等学校でのモバイル端末管理、リモートワークでのIT資産管理、製造業や運送業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴う業務専用端末管理など、社会変化に伴う新たなMDMの需要に対しては、導入事例記事を積極的に公開し、CLOMOサービスの活用方法や品質について、理解促進を図っております。また、CLOMOサービスの認知度を向上させるための施策にも取り組んでおり、第2四半期以降の露出強化に向けた準備を進めております。
開発においては、CLOMOサービスのPC管理市場でのシェア獲得に必要となる機能強化のほか、顧客のニーズに応えるための機能改善に、引き続き注力してまいりました。また、製品開発やサービス運用の効率化による製品価値の向上及び原価の低減への取り組みとして、Azure Kubernetes Service (AKS)(注3)やXamarin(注4)といった新たな技術の活用を継続して進めております。
なお、今後の継続的な事業成長に向けて人員体制の強化を図るべく、開発部門、営業部門、カスタマーサクセス部門を中心とした人材採用活動を積極的に行っております。当社は、Great Place to Work® Institute Japanが世界共通の基準で従業員の意識調査を行う、2022年版「働きがいのある会社」ランキングにおいて、2年連続で働きがいのある会社として認定されており、優秀な人材獲得と定着に向けて、働く環境の整備に積極的に取り組んでおります。また、2022年4月に新卒で入社を予定している内定者の2割が外国籍であり、多様性のある組織づくりが進んでおります。
これらの取り組みにより、導入社数は3,555社(前事業年度末に比べ164社、4.8%増加)に達しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社事業及び経営成績への影響については、当第1四半期累計期間の経営成績や、当社が目標とする経営指標(CLOMOの導入社数の増加、ライセンス継続率)への影響は極めて軽微でありました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高599,144千円(前年同期比30.8%増)、営業利益232,049千円(前年同期比65.9%増)、経常利益232,497千円(前年同期比79.7%増)、四半期純利益161,030千円(前年同期比79.5%増)となりました。
なお、当社の事業はライセンス販売事業のみの単一事業であるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、サービス別の内訳は次のとおりであります。
| CLOMO MDM | 売上高 | 545,659 | 千円 |
| SECURED APPs | 売上高 | 47,544 | 千円 |
| その他 | 売上高 | 5,940 | 千円 |
(注)1.出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフトの市場展望」2011~2018年度、「ミックITリポート2020年12月号」2019年度出荷金額実績及び2020年度出荷金額予想。
2.2019年12月に文部科学省が打ち出した、児童生徒向けに1人1台の端末や、高速通信環境を一体的に整備することで、学習活動の一層充実や主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善の実現を目指す構想。
3.マイクロソフト社が提供するコンテナ化技術。CLOMOシステムをコンテナベースとすることで、信頼性の向上や運用負担の軽減、運用コストの削減を進めている。
4.マイクロソフト社が提供するアプリケーション開発用のプラットフォーム。iOS、Android、Windowsという異なる環境で動作するCLOMOアプリケーションのソースコードを共有化することで、開発速度の向上や省力化を進めている。
(2) 財政状態の状況
当第1四半期会計期間末における財政状態については次のとおりであります。
① 資産
総資産は2,649,232千円となり、前事業年度末に比べ181,460千円の減少となりました。これは主に現金及び預金が214,545千円減少し、ソフトウエア仮勘定が31,306千円増加したことによるものです。
② 負債
負債は857,527千円となり、前事業年度末に比べ291,859千円の減少となりました。これは主に未払法人税等が157,764千円、契約負債が53,222千円、賞与引当金が22,072千円、その他が58,615千円減少したことによるものです。
③ 純資産
純資産は1,791,704千円となり、前事業年度末に比べ110,398千円の増加となりました。これは主に四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が161,030千円増加し、剰余金の配当に伴い利益剰余金が52,382千円減少したことによるものです。この結果、自己資本比率は67.6%(前事業年度末は59.4%)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は8,246千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。