四半期報告書-第21期第2四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/08 16:00
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の感染者減少に伴う緊急事態宣言の解除により、経済活動の回復への期待感が高まる一方で、新たに発生した変異株ウイルスや、原油をはじめとする資源価格の高騰が経済に与える影響が懸念される中、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当社グループは「ITをもっと身近に」というミッションのもと、「笑顔をつくるソリューションカンパニー」というビジョンを掲げ、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングを用いることで創り出すサービスがそれぞれの企業活動に革新をもたらし、人々の生活をより豊かな方向へと導いていくイノベーションの連鎖を生み出すサービスの創造に挑戦し続けております。
当第2四半期連結累計期間においては、引き続き、今後の継続的な事業成長に向けて人員体制の強化を図るべく、開発部門、営業部門、カスタマーサクセス部門を中心とした人材採用活動を積極的に行ってまいりました。当社は、Great Place to Work® Institute Japanが世界共通の基準で従業員の意識調査を行う、2022年版「働きがいのある会社」ランキングにおいて、2年連続で働きがいのある会社として認定されており、優秀な人材獲得と定着に向けて、働く環境の整備に積極的に取り組んでおります。更に、2022年4月に新卒で入社を予定している内定者の2割は外国籍であり、多様性のある組織づくりが進んでおります。
また、当社グループの持続的な成長を実現するべく、新製品、新サービス、M&A、CVCを通じた新たな収益源の創出に積極的に取り組んでおり、当第2四半期連結会計期間において、投資分野に特化した新部門を設置し、投資活動を開始いたしました。主な投資対象はモバイル、SaaS、セキュリティ等、当社事業領域と親和性の高い企業としております。加えて、社会課題解決型企業や、当社が本社を置く九州の地場で活動している企業についても投資対象とする予定であり、この投資活動により世の中にイノベーションの連鎖を創出し、新たな価値創造に寄与することで、IT がもっと身近な存在となることを目指してまいります。
このような取り組みの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,205,418千円、営業利益453,591千円、経常利益453,767千円、親会社株主に帰属する四半期純利益314,034千円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第2四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の単一セグメントから「CLOMO事業」「投資事業」の2区分に変更しております。
① CLOMO事業
CLOMO事業においては、2010年から提供を開始したモバイル端末管理サービス「CLOMO MDM」及びモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸に、クラウドを利用したB to BのSaaS事業をサブスクリプションの形で提供しており、2021年12月に公表されたMDM市場(自社ブランド)シェアにおいて、2011年度から11年連続でシェアNo.1を達成しました(注1)。
当第2四半期連結累計期間においては、前事業年度に引き続き、Web会議システムを用いたリモート営業を活用し、導入法人数の拡大に向けた営業活動を推進してまいりました。GIGAスクール構想(注2)による小中高等学校でのモバイル端末管理、リモートワークでのIT資産管理、製造業や運送業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴う業務専用端末管理など、社会変化に伴う新たなMDMの需要に対しては、導入事例記事を積極的に公開し、CLOMOサービスの活用方法や品質について、理解促進を図っております。
カスタマーサクセス活動においては、お客様との関係強化に向けた面談の実施に加えて、CLOMOの新機能や、他ユーザーの活用事例を紹介する、第5回CLOMOユーザーミーティングをリモートで開催し、情報システム部門の担当者を中心にご参加いただきました。
開発においては、CLOMOサービスのPC管理市場でのシェア獲得に必要となる機能強化のほか、顧客のニーズに応えるための機能改善に、引き続き注力してまいりました。また、製品開発やサービス運用の効率化による製品価値の向上及び原価の低減への取り組みとして、Azure Kubernetes Service (AKS)(注3)やXamarin(注4)といった新たな技術の活用を継続して進めております。
これらの取り組みにより、導入社数は3,688社(前事業年度末に比べ297社、8.8%増加)に達しております。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当第2四半期連結累計期間の経営成績や、当社が目標とする経営指標(CLOMOの導入社数の増加、ライセンス継続率)への影響は極めて軽微でありました。一方で、当第2四半期連結累計期間においては、半導体不足に伴うモバイル端末の調達不調により、一部顧客において、当社サービスの契約開始時期に遅れが生じております。
CLOMO事業においても、CLOMOサービスとシナジーのある事業を展開する企業を対象としたM&A、資本提携を積極的に進めていく方針であり、販路拡大やクロスセル商材の発掘、オープンイノベーションによる新機能開発などを通じた成長戦略の加速を図ってまいります。
この結果、売上高は1,205,418千円、営業利益は454,266千円となりました。
なお、サービス別の内訳は次のとおりであります。
CLOMO MDM売上高1,100,162千円
SECURED APPs売上高91,875千円
その他売上高13,380千円

② 投資事業
投資事業は当第2四半期連結会計期間より開始した新規事業であり、2021年11月にベンチャーキャピタル子会社として株式会社アイキューブドベンチャーズを設立し、2021年12月から投資活動を本格的に開始いたしました。
この結果、営業損失は674千円となりました。
(注) 1.出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフトの市場展望」2011~2018年度、「ミックITリポート2021年12月号」2019~2020年度出荷金額実績及び2021年度出荷金額予想。
2.2019年12月に文部科学省が打ち出した、児童生徒向けに1人1台の端末や、高速通信環境を一体的に整備することで、学習活動の一層充実や主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善の実現を目指す構想。
3.マイクロソフト社が提供するコンテナ化技術。CLOMOシステムをコンテナベースとすることで、信頼性の向上や運用負担の軽減、運用コストの削減を進めている。
4.マイクロソフト社が提供するアプリケーション開発用のプラットフォーム。iOS、Android、Windowsという異なる環境で動作するCLOMOアプリケーションのソースコードを共有化することで、開発速度の向上や省力化を進めている。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における財政状態については次のとおりであります。
(資産)
総資産は2,890,587千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金1,120,705千円、売掛金222,351千円、有価証券1,000,000千円、その他流動資産214,269千円、ソフトウエア仮勘定127,266千円、投資その他の資産148,504千円であります。
(負債)
負債は902,023千円となりました。その主な内訳は、未払法人税等150,668千円、契約負債535,517千円であります。
(純資産)
純資産は1,988,563千円となりました。その主な内訳は、資本金400,642千円、資本剰余金300,642千円、利益剰余金1,286,382千円であります。この結果、自己資本比率は68.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,120,705千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は55,586千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益453,767千円、契約負債の増加額535,517千円、前受収益の減少額547,718千円、長期前受収益の減少額100,056千円、営業投資有価証券の増加額149,992千円、法人税等の支払額234,644千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,084,290千円となりました。これは主に、有価証券の取得による支出1,000,000千円、無形固定資産の取得による支出82,635千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は45,902千円となりました。これは主に、配当金の支払額52,277千円によるものです。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更はありません。
(6) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は14,062千円であり、CLOMO事業に係るものであります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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