四半期報告書-第13期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社は前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当社グループは「解き尽くす。未来を引きよせる。」をミッションとし、分散したデータを活用可能な形に整理・統合することで価値に変換するデータインテリジェンス能力をもとに複数産業の課題解決に注力しております。
具体的にはデータの利活用によって企業のマーケティングを高度化することを目指すMarTech事業、デジタル化が進んでこなかった市場において生活者(消費者)と事業者を、デジタル化を通じて最適な形でマッチングすることを目指すX-Tech事業、ブロックチェーン技術を活用してこれまで流通してこなかった企業や個人のデータの取引を可能にすることを目指すData Platform事業を運営しております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う緊急事態宣言発令による外出自粛により、新規顧客開拓に対して一時的な影響が生じた一方、ビジネスにおけるオンライン活用の重要性が増したことでデジタル化の加速が生じ、当社グループの事業機会を拡大しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高6,796,748千円、営業利益682,725千円、経常利益659,654千円、親会社株主に帰属する四半期純利益620,879千円となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
①MarTech事業
MarTech事業は、顧客企業のデータ資産を利活用し、マーケティング活動を高度化することを目指しており、「コンサルティングサービス」「プロダクト」の2形態からなるサービスを提供しております。「コンサルティングサービス」においては、国内企業におけるWebマーケティングの強化及びデータ活用意欲の高まりにより、案件獲得が堅調に推移しました。「プロダクト」においては、ネイティブアド配信プラットフォーム「UZOU」のアルゴリズム開発に注力し、広告主の広告効果最大化及び媒体社の満足度向上に向け取り組みました。
この結果、売上高は4,290,441千円、セグメント利益は1,271,403千円となりました。
②X-Tech事業
X-Tech事業は、デジタル化が進んでこなかった市場において、生活者(消費者)と事業者を、デジタル化を通じて最適な形でマッチングすることを目指しており、主に「イエウール」「ヌリカエ」が属しております。
営業活動が堅調であることに加え、MarTech事業で培ったWebアナリティクス技術を「イエウール」及び「ヌリカエ」に活用した結果、売上獲得に対する広告宣伝費の割合を低減させることにより、利益率の向上を達成しました。また今後の持続的な成長のため、「イエウール」「ヌリカエ」ともに、新規事業の展開へ向けて、ソフトウエア開発に関する投資を強化しております。
この結果、売上高は2,482,084千円、セグメント利益は573,022千円となりました。
③Data Platform事業
Data Platform事業は、ブロックチェーン技術を基盤としたデータプラットフォームの開発を行う一方、事業及び市場自体が黎明期であることから、主に大手企業に対して共同での実証研究や事業の提案活動に注力しました。
この結果、売上高は10,000千円、セグメント損失は164,435千円となりました。
④その他
その他には、「海外事業」「ヘルスケア事業」が属しており、サービス拡販に向けて取り組む一方、引き続きサービス開発に注力しました。
この結果、売上高は14,222千円、セグメント損失は147,652千円となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,957,198千円となり、前連結会計年度末に比べ1,193,215千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が922,423千円、受取手形及び売掛金が162,253千円増加したことによるものであります。固定資産は531,239千円となり、前連結会計年度末に比べ8,635千円増加いたしました。これは主に、ソフトウエアが75,219千円増加、ソフトウエア仮勘定が11,598千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、4,488,438千円となり、前連結会計年度末に比べ1,201,850千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,922,275千円となり、前連結会計年度末に比べ405,906千円増加いたしました。これは主に、短期借入金が300,000千円、1年内返済予定の長期借入金が131,681千円増加したことによるものであります。固定負債は1,015,197千円となり、前連結会計年度末に比べ163,721千円増加いたしました。これは、長期借入金が163,721千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、2,937,472千円となり、前連結会計年度末に比べ569,627千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,550,965千円となり、前連結会計年度末に比べ632,223千円増加いたしました。これは主に、資本金が5,700千円、資本剰余金が5,700千円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が620,879千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は34.5%(前連結会計年度末は27.9%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性について、重要な変更はありません。
なお、当社は前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当社グループは「解き尽くす。未来を引きよせる。」をミッションとし、分散したデータを活用可能な形に整理・統合することで価値に変換するデータインテリジェンス能力をもとに複数産業の課題解決に注力しております。
具体的にはデータの利活用によって企業のマーケティングを高度化することを目指すMarTech事業、デジタル化が進んでこなかった市場において生活者(消費者)と事業者を、デジタル化を通じて最適な形でマッチングすることを目指すX-Tech事業、ブロックチェーン技術を活用してこれまで流通してこなかった企業や個人のデータの取引を可能にすることを目指すData Platform事業を運営しております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う緊急事態宣言発令による外出自粛により、新規顧客開拓に対して一時的な影響が生じた一方、ビジネスにおけるオンライン活用の重要性が増したことでデジタル化の加速が生じ、当社グループの事業機会を拡大しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高6,796,748千円、営業利益682,725千円、経常利益659,654千円、親会社株主に帰属する四半期純利益620,879千円となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
①MarTech事業
MarTech事業は、顧客企業のデータ資産を利活用し、マーケティング活動を高度化することを目指しており、「コンサルティングサービス」「プロダクト」の2形態からなるサービスを提供しております。「コンサルティングサービス」においては、国内企業におけるWebマーケティングの強化及びデータ活用意欲の高まりにより、案件獲得が堅調に推移しました。「プロダクト」においては、ネイティブアド配信プラットフォーム「UZOU」のアルゴリズム開発に注力し、広告主の広告効果最大化及び媒体社の満足度向上に向け取り組みました。
この結果、売上高は4,290,441千円、セグメント利益は1,271,403千円となりました。
②X-Tech事業
X-Tech事業は、デジタル化が進んでこなかった市場において、生活者(消費者)と事業者を、デジタル化を通じて最適な形でマッチングすることを目指しており、主に「イエウール」「ヌリカエ」が属しております。
営業活動が堅調であることに加え、MarTech事業で培ったWebアナリティクス技術を「イエウール」及び「ヌリカエ」に活用した結果、売上獲得に対する広告宣伝費の割合を低減させることにより、利益率の向上を達成しました。また今後の持続的な成長のため、「イエウール」「ヌリカエ」ともに、新規事業の展開へ向けて、ソフトウエア開発に関する投資を強化しております。
この結果、売上高は2,482,084千円、セグメント利益は573,022千円となりました。
③Data Platform事業
Data Platform事業は、ブロックチェーン技術を基盤としたデータプラットフォームの開発を行う一方、事業及び市場自体が黎明期であることから、主に大手企業に対して共同での実証研究や事業の提案活動に注力しました。
この結果、売上高は10,000千円、セグメント損失は164,435千円となりました。
④その他
その他には、「海外事業」「ヘルスケア事業」が属しており、サービス拡販に向けて取り組む一方、引き続きサービス開発に注力しました。
この結果、売上高は14,222千円、セグメント損失は147,652千円となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,957,198千円となり、前連結会計年度末に比べ1,193,215千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が922,423千円、受取手形及び売掛金が162,253千円増加したことによるものであります。固定資産は531,239千円となり、前連結会計年度末に比べ8,635千円増加いたしました。これは主に、ソフトウエアが75,219千円増加、ソフトウエア仮勘定が11,598千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、4,488,438千円となり、前連結会計年度末に比べ1,201,850千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,922,275千円となり、前連結会計年度末に比べ405,906千円増加いたしました。これは主に、短期借入金が300,000千円、1年内返済予定の長期借入金が131,681千円増加したことによるものであります。固定負債は1,015,197千円となり、前連結会計年度末に比べ163,721千円増加いたしました。これは、長期借入金が163,721千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、2,937,472千円となり、前連結会計年度末に比べ569,627千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,550,965千円となり、前連結会計年度末に比べ632,223千円増加いたしました。これは主に、資本金が5,700千円、資本剰余金が5,700千円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が620,879千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は34.5%(前連結会計年度末は27.9%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性について、重要な変更はありません。