四半期報告書-第67期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響から当初景気が急速に悪化しました。その後、5月の緊急事態宣言解除により一旦回復の兆しが見えたものの、11月中旬以降に感染者数が大幅な増加に転じたことから、再び先行き不透明な状況となっております。
しかしながら、当社の事業領域である情報通信分野におきましては、IoTを支える通信技術として期待される5Gの商用サービス開始や地方部における高度無線環境整備推進事業の展開に加え、コロナ禍における働き方改革の取り組みなど民間企業を中心にデジタルトランスフォーメーションが推進されていることから投資が継続しており、また、建設分野におきましても、オリンピック需要が一巡したあと民間設備投資は減少傾向にあるものの、全国の重要インフラの維持・修繕関連などの公共投資は堅調に推移しております。
このような事業環境のなか、当社グループは、新型コロナウイルスの影響でモバイル分野の工事でサプライチェーンの停滞等が若干あるものの、その影響は限定的で、主力の通信キャリア事業は、光回線需要の増加に伴いアクセス分野の工事が堅調に推移しており、都市インフラ事業とシステムソリューション事業においても、データセンターや教育機関向けの大型案件を受注するなど順調に推移しました。グローバル分野では、各国のロックダウンにより建設分野は影響を受けたものの、秋以降工事が再開するなど徐々に回復に向かっており、今後の成長に向け、事業基盤の確立に努めております。
なお、当社はこれまでもメガソーラーやバイオマス発電工事など再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでまいりましたが、このたび、福島県で太陽光発電と蓄電池システムを利用した、集会施設としては日本初となる電力会社からの供給を受けない完全オフグリッドシステム工事を完成させました。
また、2020年11月に開催されました「第58回技能五輪全国大会」において海老原徹社員が金メダルを獲得し、前回大会に続いて二連覇を達成しました。同社員は今回の金メダル獲得により、2022年に上海で開催予定の「第46回技能五輪国際大会」の日本代表に内定しました。
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は4,539億5千6百万円(前年同期比108.1%)、完成工事高は3,481億2千3百万円(前年同期比104.3%)となりました。損益面につきましては、営業利益は187億9千8百万円(前年同期比107.0%)、経常利益は202億1千3百万円(前年同期比112.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は125億7千5百万円(前年同期比116.0%)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は、次のとおりであります。
(注)1.「受注高」「完成工事高」については外部顧客への取引高を記載しております。
2.報告セグメントにおける協和エクシオグループには、シーキューブグループ、西部電気工業グループ、日本電通グループを含んでおりません。
(協和エクシオグループの概況)
通信キャリア事業では、NTTグループのアクセス分野において、コロナ禍に伴うテレワークの増加等により光開通工事が受注高・完成工事高ともに堅調に推移し、NCC分野においては、5G無線基地局工事の受注も増加し好調に推移しました。また、都市インフラ事業では、メガソーラーやデータセンター、道路通信工事等の大型案件の受注獲得に積極的に取り組み、システムソリューション事業では、大規模なネットワーク機器更改やODA関連のシステム構築案件を受注するなど順調に推移しました。
(シーキューブグループの概況)
通信キャリア事業では、NCC分野の5G無線基地局工事が堅調に推移し、都市インフラ事業では、高速道路の設備更改工事の大型案件を受注しました。また、システムソリューション事業では、一部案件の進捗にやや遅れがあるものの、GIGAスクール関連の新規受注拡大に取り組みました。
(西部電気工業グループの概況)
通信キャリア事業では、NTTグループのアクセス分野において、高度無線環境整備推進事業に伴う光開通工事を受注したほか、NCC分野の5G無線基地局工事を受注するなど順調に推移しました。また、システムソリューション事業では、GIGAスクール関連の受注などが堅調に推移しました。
(日本電通グループの概況)
通信キャリア事業では、NTTグループのアクセス系工事やNCC分野の無線基地局工事が順調に推移しており、都市インフラ事業・システムソリューション事業では、CATV工事やGIGAスクール関連の大型案件の受注が好調なほか手持工事も順調に推移しました。
②財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ 175億7千9百万円減少し、4,273億2千5百万円となりました。これは主に受取手形・完成工事未収入金の減少、未成工事支出金等の増加によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ 195億8千9百万円減少し、1,552億6百万円となりました。これは主に、支払手形・工事未払金及び未払法人税等の減少によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ 20億9百万円増加し、2,721億1千9百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、有価証券報告書(2020年6月24日提出)に記載した経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、有価証券報告書(2020年6月24日提出)に記載した対処すべき課題等について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、211百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響から当初景気が急速に悪化しました。その後、5月の緊急事態宣言解除により一旦回復の兆しが見えたものの、11月中旬以降に感染者数が大幅な増加に転じたことから、再び先行き不透明な状況となっております。
しかしながら、当社の事業領域である情報通信分野におきましては、IoTを支える通信技術として期待される5Gの商用サービス開始や地方部における高度無線環境整備推進事業の展開に加え、コロナ禍における働き方改革の取り組みなど民間企業を中心にデジタルトランスフォーメーションが推進されていることから投資が継続しており、また、建設分野におきましても、オリンピック需要が一巡したあと民間設備投資は減少傾向にあるものの、全国の重要インフラの維持・修繕関連などの公共投資は堅調に推移しております。
このような事業環境のなか、当社グループは、新型コロナウイルスの影響でモバイル分野の工事でサプライチェーンの停滞等が若干あるものの、その影響は限定的で、主力の通信キャリア事業は、光回線需要の増加に伴いアクセス分野の工事が堅調に推移しており、都市インフラ事業とシステムソリューション事業においても、データセンターや教育機関向けの大型案件を受注するなど順調に推移しました。グローバル分野では、各国のロックダウンにより建設分野は影響を受けたものの、秋以降工事が再開するなど徐々に回復に向かっており、今後の成長に向け、事業基盤の確立に努めております。
なお、当社はこれまでもメガソーラーやバイオマス発電工事など再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでまいりましたが、このたび、福島県で太陽光発電と蓄電池システムを利用した、集会施設としては日本初となる電力会社からの供給を受けない完全オフグリッドシステム工事を完成させました。
また、2020年11月に開催されました「第58回技能五輪全国大会」において海老原徹社員が金メダルを獲得し、前回大会に続いて二連覇を達成しました。同社員は今回の金メダル獲得により、2022年に上海で開催予定の「第46回技能五輪国際大会」の日本代表に内定しました。
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は4,539億5千6百万円(前年同期比108.1%)、完成工事高は3,481億2千3百万円(前年同期比104.3%)となりました。損益面につきましては、営業利益は187億9千8百万円(前年同期比107.0%)、経常利益は202億1千3百万円(前年同期比112.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は125億7千5百万円(前年同期比116.0%)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||||||||
| 報告セグメント | 協和エクシオ グループ (注)2 | シーキューブ グループ | 西部電気工業 グループ | 日本電通 グループ | ||||
| 金額 | 前年 同期比 | 金額 | 前年 同期比 | 金額 | 前年 同期比 | 金額 | 前年 同期比 | |
| 受注高 (注)1 | 311,011 | 107.9% | 56,531 | 103.7% | 46,737 | 99.4% | 39,676 | 131.7% |
| 完成工事高 (注)1 | 229,963 | 105.0% | 47,676 | 91.7% | 37,420 | 104.1% | 33,062 | 122.9% |
| セグメント利益 | 12,461 | 98.2% | 2,795 | 84.8% | 1,930 | 279.3% | 1,743 | 156.8% |
(注)1.「受注高」「完成工事高」については外部顧客への取引高を記載しております。
2.報告セグメントにおける協和エクシオグループには、シーキューブグループ、西部電気工業グループ、日本電通グループを含んでおりません。
(協和エクシオグループの概況)
通信キャリア事業では、NTTグループのアクセス分野において、コロナ禍に伴うテレワークの増加等により光開通工事が受注高・完成工事高ともに堅調に推移し、NCC分野においては、5G無線基地局工事の受注も増加し好調に推移しました。また、都市インフラ事業では、メガソーラーやデータセンター、道路通信工事等の大型案件の受注獲得に積極的に取り組み、システムソリューション事業では、大規模なネットワーク機器更改やODA関連のシステム構築案件を受注するなど順調に推移しました。
(シーキューブグループの概況)
通信キャリア事業では、NCC分野の5G無線基地局工事が堅調に推移し、都市インフラ事業では、高速道路の設備更改工事の大型案件を受注しました。また、システムソリューション事業では、一部案件の進捗にやや遅れがあるものの、GIGAスクール関連の新規受注拡大に取り組みました。
(西部電気工業グループの概況)
通信キャリア事業では、NTTグループのアクセス分野において、高度無線環境整備推進事業に伴う光開通工事を受注したほか、NCC分野の5G無線基地局工事を受注するなど順調に推移しました。また、システムソリューション事業では、GIGAスクール関連の受注などが堅調に推移しました。
(日本電通グループの概況)
通信キャリア事業では、NTTグループのアクセス系工事やNCC分野の無線基地局工事が順調に推移しており、都市インフラ事業・システムソリューション事業では、CATV工事やGIGAスクール関連の大型案件の受注が好調なほか手持工事も順調に推移しました。
②財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ 175億7千9百万円減少し、4,273億2千5百万円となりました。これは主に受取手形・完成工事未収入金の減少、未成工事支出金等の増加によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ 195億8千9百万円減少し、1,552億6百万円となりました。これは主に、支払手形・工事未払金及び未払法人税等の減少によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ 20億9百万円増加し、2,721億1千9百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、有価証券報告書(2020年6月24日提出)に記載した経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、有価証券報告書(2020年6月24日提出)に記載した対処すべき課題等について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、211百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。