四半期報告書-第97期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言の解除により人の移動や経済活動が再開されたことに加えて、新しい生活様式への対応による新規需要の創出から緩やかに回復傾向となった一方で、新型コロナウイルス感染症の収束が見えないことに加えて、企業業績の悪化に伴う雇用・所得環境の悪化が懸念されるなど先行きは不透明感が強まる状況となりました。
食品業界ならびに当社の主力分野であるチーズ業界におきましては、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により外食産業向け需要が軟調であったものの、学校の再開による給食向け需要が徐々に回復したことに加えて、家庭内需要は堅調に推移いたしました。
このような市場環境のもと、当社といたしましては、新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されることか ら引き続き在宅勤務および時差勤務など感染拡大の防止対策を実施いたしました。さらに、食品メーカーとして最も重要な食の安全・安心の確保を最重点とし、品質管理体制の強化、基幹工場となる神戸工場の全面本稼働ならびに全生産ラインの安定稼働、新製品の開発、経費の削減に引き続き努めました。
今秋の新製品としては、チーズ部門において「ワインに合うベビーチーズ一年熟成」、「カマンベール入り 6Pチーズ」、ナッツ部門において「ワインに合うチーズスナックミックス」、「ハイボールに合うチーズスナックミックス」、「レモンサワーに合うチーズスナックミックス」、「スナックミックス」を発売いたしました。
a.財政状態
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産は、現金及び預金が1,686百万円、商品及び製品が491百万円、繰延税金資産が466百万円増加した一方で、売掛金が2,425百万円、未収消費税等が1,559百万円、有形固定資産が741百万円減少したこと等により、前事業年度末と比較し1,905百万円減少し、55,617百万円となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債は、短期借入金が1,000百万円、未払費用が550百万円、買掛金が297百万円減少したこと等により、前事業年度末と比較し1,950百万円減少し、28,368百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は、四半期純利益の計上等により前事業年度末と比較し44百万円増加し、27,249百万円となりました。なお、自己資本比率は前事業年度末の47.3%から49.0%となりました。
b.経営成績
当第3四半期累計期間の売上高は39,811百万円となり、前年同四半期累計期間と比較し942百万円増加いたしました。これは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により外食向け需要や給食向け需要が減少したことで、業務用チーズ製品およびナッツ製品等の販売が減少した一方で、家庭内需要が増加したことにより、家庭用チーズ製品の販売が伸長したことによります。
経常利益につきましては、前年同四半期累計期間と比較し897百万円減少し、956百万円となりました。これは主に、神戸工場稼働に伴う減価償却費等によります。
四半期純利益につきましては、前年同四半期累計期間と比較し462百万円減少し、441百万円となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は156百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
1)資金需要
設備投資、運転資金及び利息の支払い並びに配当金の支払いに資金を充当しております。
2)資金の源泉
事業活動に必要な運転資金及び設備資金につきましては、自己資金による充当のほか、銀行借入による調達も行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言の解除により人の移動や経済活動が再開されたことに加えて、新しい生活様式への対応による新規需要の創出から緩やかに回復傾向となった一方で、新型コロナウイルス感染症の収束が見えないことに加えて、企業業績の悪化に伴う雇用・所得環境の悪化が懸念されるなど先行きは不透明感が強まる状況となりました。
食品業界ならびに当社の主力分野であるチーズ業界におきましては、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により外食産業向け需要が軟調であったものの、学校の再開による給食向け需要が徐々に回復したことに加えて、家庭内需要は堅調に推移いたしました。
このような市場環境のもと、当社といたしましては、新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されることか ら引き続き在宅勤務および時差勤務など感染拡大の防止対策を実施いたしました。さらに、食品メーカーとして最も重要な食の安全・安心の確保を最重点とし、品質管理体制の強化、基幹工場となる神戸工場の全面本稼働ならびに全生産ラインの安定稼働、新製品の開発、経費の削減に引き続き努めました。
今秋の新製品としては、チーズ部門において「ワインに合うベビーチーズ一年熟成」、「カマンベール入り 6Pチーズ」、ナッツ部門において「ワインに合うチーズスナックミックス」、「ハイボールに合うチーズスナックミックス」、「レモンサワーに合うチーズスナックミックス」、「スナックミックス」を発売いたしました。
a.財政状態
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産は、現金及び預金が1,686百万円、商品及び製品が491百万円、繰延税金資産が466百万円増加した一方で、売掛金が2,425百万円、未収消費税等が1,559百万円、有形固定資産が741百万円減少したこと等により、前事業年度末と比較し1,905百万円減少し、55,617百万円となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債は、短期借入金が1,000百万円、未払費用が550百万円、買掛金が297百万円減少したこと等により、前事業年度末と比較し1,950百万円減少し、28,368百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は、四半期純利益の計上等により前事業年度末と比較し44百万円増加し、27,249百万円となりました。なお、自己資本比率は前事業年度末の47.3%から49.0%となりました。
b.経営成績
当第3四半期累計期間の売上高は39,811百万円となり、前年同四半期累計期間と比較し942百万円増加いたしました。これは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により外食向け需要や給食向け需要が減少したことで、業務用チーズ製品およびナッツ製品等の販売が減少した一方で、家庭内需要が増加したことにより、家庭用チーズ製品の販売が伸長したことによります。
経常利益につきましては、前年同四半期累計期間と比較し897百万円減少し、956百万円となりました。これは主に、神戸工場稼働に伴う減価償却費等によります。
四半期純利益につきましては、前年同四半期累計期間と比較し462百万円減少し、441百万円となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は156百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
1)資金需要
設備投資、運転資金及び利息の支払い並びに配当金の支払いに資金を充当しております。
2)資金の源泉
事業活動に必要な運転資金及び設備資金につきましては、自己資金による充当のほか、銀行借入による調達も行っております。