四半期報告書-第176期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

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2020/02/05 10:55
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38項目
文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日(2020年2月5日)現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①当第3四半期連結累計期間の経営成績の概況及び分析
当第3四半期連結累計期間につきましては、雇用・所得環境は堅調である一方で、米中貿易摩擦をはじめとした不安定な国際情勢や原油価格の上昇、消費税率引上げの消費マインドへの影響等により、景気は先行き不透明な状況が継続しました。
このような中、当社グループは、中期経営計画「NNI-120 Ⅱ」の最終年度である2020年度を通過点として、未来へのコンパス(羅針盤)である長期ビジョン「NNI “Compass for the Future”」で描く姿の実現に向け、今後の更なる成長のための基盤づくりを着実に実行しております。その一環として、昨年4月に、豪州全土で小麦粉関連の事業を展開するAllied Pinnacle Pty Ltd.の買収を実施し、同7月に、総合中食サプライヤーであるトオカツフーズ株式会社を連結子会社化しました。その一方で、本年3月に連結子会社である日清ペットフード株式会社の事業をペットライン株式会社に譲渡することを決定しました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高はAllied Pinnacle Pty Ltd.及びトオカツフーズ株式会社の新規連結効果により、5,366億66百万円(前年同期比125.0%)となりました。利益面では、米国製粉事業における販売競争の激化、Allied Pinnacle Pty Ltd.及びトオカツフーズ株式会社の統合関連費用を含む戦略コストの増加があったものの、トオカツフーズ株式会社の新規連結効果に加え、医薬品原薬の出荷好調やエンジニアリング事業の工事進捗の前倒し等により、営業利益は前年を上回り239億9百万円(前年同期比105.4%)、一方、経常利益はAllied Pinnacle Pty Ltd.における利息の負担により前年を下回り262億21百万円(前年同期比96.7%)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、第2四半期に米国製粉事業の一時的な業績悪化を保守的に捉えた減損損失、また、トオカツフーズ株式会社の連結子会社化に伴う段階取得に係る差益を計上したことにより、199億51百万円(前年同期比110.1%)と前年を上回りました。
(前年同期比較) (単位:百万円)
前第3四半期当第3四半期前年同期差前年同期比
売上高429,472536,666107,193125.0%
営業利益22,68123,9091,227105.4%
経常利益27,12626,221△90496.7%
親会社株主に
帰属する
四半期純利益
18,11719,9511,833110.1%

セグメント別の経営成績及び経営者の視点による認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
1)製粉事業
(単位:百万円)
前第3四半期当第3四半期前年同期差前年同期比
売上高185,043232,57547,532125.7%
営業利益8,0197,510△50993.6%

国内製粉事業につきましては、積極的な拡販施策を実施し新規顧客の獲得を進めましたが、厳しい市場環境の中、業務用小麦粉の出荷は前年を下回りました。また、昨年4月に輸入小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で1.7%、10月に同8.7%引き下げられたことを受け、それぞれ昨年7月及び本年1月に業務用小麦粉の価格改定を実施しました。
副製品であるふすまにつきましては、価格は堅調に推移しました。
海外製粉事業につきましては、Allied Pinnacle Pty Ltd.の新規連結効果等により売上げは前年を大幅に上回りました。販売環境の厳しい米国製粉事業においては、米国及びカナダの主力工場の生産能力増強が完了したことを踏まえ、これまで北米の需給調整機能を担ってきたミネソタ州のニュープラーグ工場を昨年12月に閉鎖しました。これにより経営資源を成長地域に集中し、更なる事業基盤の強化を図ることとしました。
この結果、製粉事業の売上高は、2,325億75百万円(前年同期比125.7%)となりました。営業利益は、前年に発生した買収関連費用の影響や国内ふすま価格の堅調な推移があったものの、米国での販売競争による業績悪化等により、75億10百万円(前年同期比93.6%)となりました。
2)食品事業
(単位:百万円)
前第3四半期当第3四半期前年同期差前年同期比
売上高162,947163,591644100.4%
営業利益10,3809,961△41996.0%

加工食品事業につきましては、消費者の節約志向が継続する中、家庭用では、「簡便」「本格」「健康」をキーワードとした高付加価値製品の開発を進めたほか、青の洞窟イルミネーションイベント協賛をはじめとした広告宣伝活動等、消費を喚起する施策を実施しました。業務用では、顧客ニーズに合わせた新製品の投入、新規顧客獲得に向けた提案活動を実施しました。これらの施策により、家庭用小麦粉等の出荷減はあったものの、高付加価値製品を中心にパスタ・パスタソース等の出荷が好調に推移し、加工食品事業の売上げは前年並みとなりました。なお、昨年10月の輸入小麦の政府売渡価格改定に伴う業務用小麦粉の価格改定等により、家庭用小麦粉の価格改定を本年2月に実施いたします。また海外事業につきましては、ベトナムのVietnam Nisshin Technomic Co., Ltd.において、本年1月に業務用プレミックスの新工場が稼働を開始しました。
酵母・バイオ事業につきましては、イーストの出荷は前年並みに推移しましたが、その他の製パン用素材の出荷減により、売上げは前年を下回りました。なお、インドの子会社であるOriental Yeast India Pvt. Ltd.では、本年夏頃の完工予定でイースト工場建設工事が順調に進捗しております。
健康食品事業につきましては、医薬品原薬及び消費者向け製品の出荷増により、売上げは前年を上回りました。
この結果、食品事業の売上高は1,635億91百万円(前年同期比100.4%)となりました。営業利益は、健康食品事業等の増収効果はあったものの、酵母・バイオ事業におけるインドイースト工場立ち上げ費用、その他広告宣伝費等の戦略コスト及び物流費の増加等により、99億61百万円(前年同期比96.0%)となりました。
3)中食・惣菜事業
(単位:百万円)
前第3四半期当第3四半期前年同期差前年同期比
売上高34,74294,37859,635271.7%
営業利益9252,1451,219231.8%

中食・惣菜事業につきましては、夏場の天候不順により調理麺の販売が低調に推移したものの、トオカツフーズ株式会社の新規連結効果により、売上げは前年を大幅に上回りました。
この結果、中食・惣菜事業の売上高は、943億78百万円(前年同期比271.7%)、営業利益は、21億45百万円(前年同期比231.8%)となりました。
4)その他事業
(単位:百万円)
前第3四半期当第3四半期前年同期差前年同期比
売上高46,73846,120△61898.7%
営業利益3,1774,127950129.9%

ペットフード事業につきましては、キャンペーンの実施等拡販に努めましたが、市場環境が厳しく、売上げは前年を下回りました。なお、本事業は、本年3月末をもってペットライン株式会社に譲渡することを決定しました。
エンジニアリング事業につきましては、売上げは前年並みとなりました。
メッシュクロス事業につきましては、スクリーン印刷用資材等の出荷減により、売上げは前年を下回りました。
この結果、その他事業の売上高は、461億20百万円(前年同期比98.7%)となりましたが、営業利益は、エンジニアリング事業の工事が前倒しで進捗したこと等により、41億27百万円(前年同期比129.9%)となりました。
②当第3四半期連結会計期間の財政状態の概況及び分析
(単位:百万円)
2019年3月期2019年12月期前期末差
流動資産268,170255,942△12,227
固定資産326,583453,620127,036
資産合計594,754709,563114,808
流動負債114,806144,55529,749
固定負債61,098136,08474,985
負債合計175,905280,640104,734
純資産合計418,848428,92210,074
負債純資産合計594,754709,563114,808

当第3四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産の状況及び分析は以下のとおりです。
流動資産は2,559億42百万円で、Allied Pinnacle Pty Ltd.の買収による現金及び預金の減少等に伴い、前期末に比べ122億27百万円減少しました。固定資産は4,536億20百万円で、Allied Pinnacle Pty Ltd.の買収及びトオカツフーズ株式会社の連結子会社化によるリース資産やのれんの増加等に伴い、前期末に比べ1,270億36百万円増加しました。この結果、資産合計は7,095億63百万円となり、前期末に比べ1,148億8百万円増加しました。
また、流動負債は1,445億55百万円で、Allied Pinnacle Pty Ltd.及びトオカツフーズ株式会社の連結子会社化による支払手形及び買掛金の増加等に伴い、前期末に比べ297億49百万円増加しました。固定負債は1,360億84百万円で、Allied Pinnacle Pty Ltd.の買収によるリース債務や長期借入金の増加及び社債の発行等に伴い、前期末に比べ749億85百万円増加しました。この結果、負債合計は2,806億40百万円となり、前期末に比べ1,047億34百万円増加しました。純資産合計は親会社株主に帰属する四半期純利益による増加、配当金の支出による減少、その他の包括利益累計額の増加等により、前期末に比べ100億74百万円増加し、4,289億22百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況、資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、記載しておりません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
前事業年度の有価証券報告書に記載した事業上及び財務上の「対処すべき課題」について、当第3四半期連結累計期間における重要な変更、進捗及び新たに発生した課題は以下のとおりです。なお、当四半期報告書提出日(2020年2月5日)現在までの状況も含めて記載しております。
① 国内事業戦略
中食・惣菜事業におきましては、昨年7月に国内屈指の総合中食サプライヤーであるトオカツフーズ株式会社の株式を追加取得しました。これにより、同社は当社の連結子会社となりました。今後、グループ総合力を発揮し、製品開発や生産工程の自動化等に注力することで、「美味しさの追求と高い生産効率を両立する高度に事業化されたビジネスモデル」への転換を図り、「総合中食・惣菜メーカー」のポジションを確立してまいります。
また、当社グループが掲げる長期ビジョンを踏まえ、ペットフード事業において長年培ってきたブランドや業界全体の更なる発展を見据え、本年3月に当社の連結子会社である日清ペットフード株式会社の事業をペットライン株式会社に譲渡することを決定しました。
引き続き、長期ビジョンの実現に向けた取り組みを、スピード感を持って積極的に推進してまいります。
② 海外事業戦略
加工食品事業におきましては、ベトナムのVietnam Nisshin Technomic Co.,Ltd.にて進めてまいりましたプレミックス新工場の建設工事が完了し、本年1月に稼働しました。当社グループの技術ノウハウを投入し、お客様の高度化するニーズに応える差別化された製品を供給することで事業の拡大を図るとともに、タイのThai Nisshin Technomic Co., Ltd.及びインドネシアのPT.Indonesia Nisshin Technomicと連携しASEAN地域における事業基盤強化に取り組んでまいります。
④ 麦政策等の制度変更に向けた取組み
本年1月に日米貿易協定が発効されたことで、米国産小麦のマークアップ(政府が輸入する際に徴収している差益)はカナダ・豪州産小麦のマークアップと同水準に引き下げられますが、一方で小麦関連製品の国境措置が低下し、米国からの輸入製品との競争激化が想定されます。自由化に向けた潮流が加速していく中、当社グループは、情勢変化を適切に見極めながら、引き続きグローバル競争で勝ち抜くべく国内外で強固な企業体質を構築してまいります。
また、当社は株式会社の支配に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
① 基本方針の内容の概要
当社は、「食」にかかわる企業として、製品の高い安全性を確保し品質を保証するとともに、国民の主要食糧である小麦粉等を始めとした食の安定的な供給に貢献し続けていくことが、当社グループの責務であるとともに企業価値の源泉かつ礎であると考えております。こうした責務を踏まえた当社の企業価値及び株主共同の利益を持続的に確保・向上させるためには、製品の高い安全性と品質の保証、その安定的な供給などが必要不可欠です。これらの理解に欠ける者が、当社株式を買い集め、中長期的視点からの継続的・計画的な経営方針に反する行為を行うことは、当社の企業価値及び株主共同の利益が毀損されることにつながります。また、これらに限らず株式の買付行為の中には、その態様によっては当社の企業価値及び株主共同の利益を害するものも存在します。
こうしたことに対処するためには、当社株式の買収者が意図する経営方針や事業計画の内容、買収提案が当社株主や当社グループの経営に与える影響、当社グループを取り巻く多くの関係者に与える影響、国民の主要食糧である小麦粉等の安定供給の確保や食の安全を始めとした社会的責任に対する考え方等について、事前に十分な情報開示がなされ、かつ相応の検討期間、交渉力等が確保される必要があると考えております。
② 当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の基本方針の実現に資する特別な取組みの内容の概要
純粋持株会社である当社は、当社グループの経営戦略の立案、効率的な経営資源の配分、事業活動の監査・監督の役割を担い、各事業会社はそれぞれのマーケットに最適化することで、製品の高い安全性と品質の保証及びその安定的な供給を確保し、相互に企業価値を高め合いグループ全体の企業価値を向上させております。
この体制のもと当社グループは、製品の安全性及び品質を支える生産技術・開発力・分析力等の高い技術力の維持・向上を目指し、長期的な視点に立った継続的・計画的な設備投資を実施するとともに、一層の専門性の確保・向上のための従業員の育成、品質及び設備に関する継続的な監査・指導システムの導入、内部統制、コンプライアンス体制の構築と継続的な徹底などに注力しており、また、お取引先、地域社会を含めた各利害関係者との信頼関係の構築と維持にも努めております。
③ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの内容の概要
当社は、企業価値及び株主共同の利益を確保・向上するための方策として、定款第45条及び2018年6月27日開催の第174回定時株主総会においてご承認いただいた「企業価値及び株主共同の利益の確保・向上のための新株予約権の無償割当等承認決議更新の件」の内容に従い、新株予約権の無償割当てを活用した方策(「本プラン」)を導入しております。本プランの概要は以下のとおりです。
1) 取締役会は、特定買収行為を企図する者に対して、買収提案をあらかじめ書面により当社に提出し、当該買収提案について本新株予約権(下記6))の無償割当等を行わない旨の取締役会決議(「確認決議」)を求めるよう要請するものとし、特定買収行為を企図する者は、その実行に先立ち、買収提案を提出して確認決議を求めるものとします。取締役会は、本プランの迅速な運営を図る観点から、特定買収行為に関する提案を行った者に対し、必要に応じて回答期間を設定して追加的に情報提供を要請する場合があります。この場合でも、最初の情報提供要請を当該提案者に行った日から起算して60営業日以内を上限として、当該提案者が行う回答期間を設定し、当該回答期間の満了をもって企業価値委員会の検討・審議を開始することとします。
「特定買収行為」とは、a)株券等保有割合が20%以上となる当社の株券等の買付行為(これに準ずる行為として取締役会で定めるものを含みます。)又はb)買付け等の後の株券等所有割合が20%以上となる当社の株券等の公開買付けの開始行為のいずれかに該当する行為をいいます。「買収提案」とは、買収後の当社の経営方針と事業計画、対価の算定根拠、買収資金の裏付け、当社の利害関係者に与えうる影響その他下記4)ア)ないしオ)記載の事項に関連する情報として当社が合理的に求めるものが記載されたものをいいます。
2) 取締役会は、買収提案を受領した場合、当該買収提案を当社の社外取締役のみから構成される企業価値委員会に速やかに付議するものとします。
3) 企業価値委員会は、買収提案を検討し、当該買収提案について取締役会が確認決議を行うべきである旨を勧告する決議(「勧告決議」)を行うかどうかを審議します。勧告決議は全委員の過半数の賛成により行われ、当該決議結果は開示されるものとします。企業価値委員会の検討・審議期間は、取締役会による買収提案受領後60営業日(対価を円貨の現金のみとした買付上限株数を設けない買収提案以外の場合には90営業日。)とします。合理的理由がある場合に限り、30営業日を上限として検討・審議期間が延長されることがあり得ますが、その場合には、当該理由及び延長予定期間について開示いたします。
4) 企業価値委員会における勧告決議の検討・審議は、当該買収提案が企業価値及び株主共同の利益の確保・向上に適うものであるかどうかの観点から真摯に行われるものとします。なお、企業価値委員会は、当該買収提案が以下に掲げる事項をすべて充たしていると認められる場合で企業価値及び株主共同の利益の確保・向上に適うものであるときには、勧告決議を行わなければならないものとします。
ア) 下記のいずれの類型にも該当しないこと
(a)株式を買い占め、その株式について当社又はその関係者に対して高値で買取りを要求する行為
(b)当社を一時的に支配して当社の重要な資産等を移転させるなど、当社の犠牲の下に買収提案者(そのグループ会社その他の関係者を含む。以下同じ。)の利益を実現する経営を行う行為
(c)当社の資産を買収提案者の債務の担保や弁済原資として流用する行為
(d)当社の経営を一時的に支配して将来の事業展開・商品開発等に必要な資産や資金等を減少させる行為又は当社の株主・取引先・顧客・従業員等との協働関係を損なう行為など、当社の中長期的企業価値創出の重要な礎を不当に毀損する行為
イ)当該買収提案に係る取引の仕組み及び内容等が、関連する法令及び規則等を遵守したものであること
ウ)当該買収提案に係る取引の仕組み及び内容が、買収に応じることを当社株主に事実上強要するおそれがあるものではないこと
エ)当該買収提案を検討するために必要でかつ虚偽のない情報が、当社の要請等に応じて適時に提供されていること、その他本プランの手続に即した真摯な対応がなされていること
オ)当該買収提案を当社が検討(代替案を検討し当社株主に対して提示することを含む。)するための期間(買収提案の受領日から60営業日(対価を円貨の現金のみとした買付上限株数を設けない買収提案以外の場合
には90営業日。なお、これらの日数を超える合理的理由がある場合は30営業日を上限とした当該日数。))が確保されていること
5) 取締役会の確認決議は、企業価値委員会の勧告決議に基づいてなされるものとします。取締役会は、企業価値委員会から勧告決議がなされた場合、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情がない限り、速やかに確認決議を行わなければならないものとし、確認決議を受けた買収提案に対して本新株予約権の無償割当等を行うことができないものとします。
6) 特定買収者(特定買収行為を行った者で特定買収行為を行った時点までに確認決議を得なかった者をいいます。)が出現した場合、取締役会は、特定買収者の出現を認識した旨の開示のほか、無償割当基準日、無償割当効力発生日その他本新株予約権の無償割当てに関する必要事項を決定する決議を行い、決定された事項を公表の上、本新株予約権の無償割当てを実行します。「本新株予約権」とは、特定買収者等(特定買収者及びその関係者をいいます。)の行使に制約が付された新株予約権をいいます。
無償割当基準日の前で取締役会が別途定める日(但し、無償割当基準日の3営業日前の日以降の日を定めることは予定されておりません。)までに、特定買収者の株券等保有割合が20%を下回ったことが明らかになった場合等には、取締役会は本新株予約権の無償割当ての効力を生じさせないことができます。
7) 本新株予約権の無償割当てを行う場合、無償割当基準日における全普通株主(但し、当社を除く。)に対し、その所有する当社普通株式1株につき本新株予約権1個の割合で割り当てることとし、本新株予約権1個当たりの目的となる株式の数は、2株以下で取締役会が別途定める数となります。各本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、1円に各本新株予約権の目的となる株式の数を乗じた額とします。
8) 本新株予約権には、未行使の本新株予約権を当社が取得することができる旨の取得条項が付されます。取得の対価は、特定買収者等に該当しない者が保有する本新株予約権については、当該本新株予約権の数に本新株予約権1個当たりの目的となる株式の数を乗じた数の整数部分に該当する数の当社普通株式、それ以外の本新株予約権については取得に係る本新株予約権と同数の譲渡制限付新株予約権(特定買収者等の行使に制約が付されたもの)となります。
④ 取締役会の判断及びその理由
本プランは上記の基本方針に沿うものであり、またその合理性を高めるため以下のような特段の工夫が施されておりますので、本プランは、当社の企業価値・株主共同の利益を損なうものではなく、また当社役員の地位の維持を目的とするものでもありません。
1) 本プランは、定款第45条の規定に則り、2018年6月27日開催の第174回定時株主総会において株主の皆様の事前承認を受けております。
2) 当社取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は1年であり、任期期差制や解任要件の普通決議からの加重等も行っておりません。従って、1回の株主総会普通決議における取締役の選解任を通じて、取締役会決議により本プランを廃止することが可能です。
3) 本プランにおける判断の中立性を担保するため、当社社外取締役のみから構成される企業価値委員会が、買収提案の内容につき検討を行い、当社の取締役としての会社に対する法的義務を背景に、企業価値及び株主共同の利益の確保・向上に適うものであるかどうかの観点から買収提案について審議します。そして、企業価値委員会から取締役会に対し、確認決議を行うべきとの勧告決議がなされた場合、取締役会は、取締役としての善管注意義務に明らかに反する特段の事情がない限り、同勧告決議に従い確認決議を行わなければならないこととされております。
4) 本プランは、上記③に記載のとおり、企業価値委員会が勧告決議を行わなければならない場合を規定しており、客観性を高めるための仕組みが採られております。
5) 本プランは、株主総会の承認決議の範囲内で、取締役会決議により毎年見直すことを基本としており、関連する法制度の動向その他当社を取り巻く様々な状況に対応することが可能となっております。
6) 株主総会の承認決議の有効期間を、決議から3年に設定しております。3年が経過した時点で、取締役会は、附帯条件の見直し等を含め、改めて株主総会の承認をお願いし、株主の皆様にご判断いただくことを予定しております。
7) 本プランは、経済産業省及び法務省が定めた2005年5月27日付「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」が求める適法性の要件(新株予約権等の発行の差止めを受けることがないために充たすべき要件)、合理性の要件(株主や投資家など関係者の理解を得るための要件)をすべて充たしております。また、経済産業省企業価値研究会2008年6月30日付報告書「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」の提言内容にも合致しております。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、46億92百万円であります。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおり、PFG Topco1 Pty Ltd.及びその子会社(Allied Pinnacle Pty Ltd. 他19社)並びにトオカツフーズ株式会社及びその子会社3社を連結子会社化しております。これらの会社を連結の範囲に含めない場合と比べ、従業員数が2,058名増加しております。
なお、従業員数は就業人員数です。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおり、連結子会社が増加したため、生産実績及び販売実績が著しく増加しております。
なお、受注実績に著しい変動はありません。
(7)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおり、連結子会社が増加したため、当社グループの主要な設備が著しく増加しております。
(8)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「1 事業等のリスク」に記載のとおり、当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。

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