有価証券報告書-第142期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 14:12
【資料】
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【項目】
141項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、本社に製品別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品について国内および海外の包括的な戦略を立案し事業活動を展開しております。したがって、当社は事業部を基礎とした製品別セグメントから構成されており、「油脂・油糧事業」、「加工油脂事業」、「ヘルシーフーズ事業」、「ファインケミカル事業」および「大豆食品素材事業」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの主な製品は、以下のとおりであります。
事 業 区 分主 要 製 品
油脂・油糧事業家庭用食用油、業務用食用油、加工用油脂、油粕
加工油脂事業パーム加工品、チョコレート用油脂、マーガリン、ショートニング、
チョコレート関連製品
ヘルシーフーズ事業ドレッシング・マヨネーズ類、生活習慣病対応食品、高齢者・介護食品、
治療関連食品、栄養調整食品、機能性素材、豆腐類
ファインケミカル事業化粧品・トイレタリー原料、化学品、中鎖脂肪酸油、レシチン、トコフェロール、洗剤、殺菌洗浄剤、界面活性剤
大豆食品素材事業食品大豆、大豆たん白
その他コンピューター関連、販売促進、スポーツ施設経営、損害保険代理、不動産賃貸

(2) 報告セグメントの変更等に関する事項
会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更に記載のとおり、有形固定資産(除く建物およびリース資産)の減価償却の方法については、従来、当社および国内連結子会社は主として定率法、在外連結子会社は定額法を採用しておりましたが、当連結会計年度より当社および国内連結子会社は定額法に変更しております。
これにより、従来の方法と比べて、当連結会計年度のセグメント利益は、「油脂・油糧事業」で789百万円、「加工油脂事業」で121百万円、「ファインケミカル事業」で37百万円、「大豆食品素材事業」で13百万円それぞれ増加し、「その他」で2百万円減少しております。また、セグメント損失は、「ヘルシーフーズ事業」で21百万円減少しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
油脂・
油糧事業
加工油脂
事業
ヘルシー
フーズ
事業
ファイン
ケミカル
事業
大豆食品
素材事業
売上高
外部顧客への売上高206,94274,9237,08112,4875,285306,7213,260309,981-309,981
セグメント間の内部売上高又は振替高2,7213,91267147596,9072,0738,981△8,981-
209,66378,8357,14812,6345,345313,6285,333318,962△8,981309,981
セグメント利益
又は損失(△)
3,436809△273399444,4173664,783△5564,227
セグメント資産170,57753,9144,3349,7713,774242,3731,891244,2654,315248,580
その他の項目
減価償却費3,9261,351120287695,7541385,893-5,893
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
4,0192,12467321346,567916,659-6,659

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム事業等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△556百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用等が含まれております。なお、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額4,315百万円には、セグメント間取引消去額△7,352百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産11,668百万円が含まれております。全社資産は主に、当社の余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券のうち、各セグメントに直課できないもの)等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
油脂・
油糧事業
加工油脂
事業
ヘルシー
フーズ
事業
ファイン
ケミカル
事業
大豆食品
素材事業
売上高
外部顧客への売上高223,88882,7717,24113,7245,788333,4153,733337,148-337,148
セグメント間の内部売上高又は振替高2,6644,25766438637,4901,9509,440△9,440-
226,55387,0287,30814,1635,851340,9055,684346,589△9,440337,148
セグメント利益
又は損失(△)
2,5412,038△25580625,1974785,675△5725,103
セグメント資産161,64458,1154,14010,6903,685238,2761,930240,207△7,420232,786
その他の項目
減価償却費3,3341,68292303595,4721345,607-5,607
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
5,69777525611427,152987,251-7,251

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム事業等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△572百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用等が含まれております。なお、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額△7,420百万円には、セグメント間取引消去額△7,876百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産456百万円が含まれております。全社資産は主に、当社の余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券のうち、各セグメントに直課できないもの)等であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本アジアその他合計
売上高237,12948,06724,784309,981
売上高に占める比率76.5%15.5%8.0%100.0%

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本アジア欧州合計
60,54814,7731,74677,068

3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名
三菱商事株式会社48,250油脂・油糧事業、加工油脂事業、ヘルシーフーズ事業、ファインケミカル事業、大豆食品素材事業

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本アジアその他合計
売上高263,30245,61628,229337,148
売上高に占める比率78.1%13.5%8.4%100.0%

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本アジア欧州合計
63,29712,4052,37478,077


3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名
三菱商事株式会社55,161油脂・油糧事業、加工油脂事業、ヘルシーフーズ事業、ファインケミカル事業、大豆食品素材事業

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)
全社・
消去
合計
油脂・
油糧事業
加工油脂
事業
ヘルシー
フーズ
事業
ファイン
ケミカル
事業
大豆食品
素材事業
(のれん)
当期償却額360126170-8010-801
当期末残高-3,38713809-4,210--4,210
(負ののれん)
当期償却額7----71-9
当期末残高4----40-5

(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム事業等を含んでおります。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)
全社・
消去
合計
油脂・
油糧事業
加工油脂
事業
ヘルシー
フーズ
事業
ファイン
ケミカル
事業
大豆食品
素材事業
(のれん)
当期償却額092213236-1,172--1,172
当期末残高-2,875-759-3,635--3,635
(負ののれん)
当期償却額4----40-5
当期末残高---------

(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム事業等を含んでおります。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
重要性が乏しい為、注記を省略しております。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
油脂・油糧事業において129百万円の負ののれん発生益を計上しております。これは主として大連日清製油有限公司の出資持分を少数株主から取得したことによるものであります。