四半期報告書-第94期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(2)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四
半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) Ⅱ 当第2四半期連結累計期間 3.報告セグメントの変更等に関する事項」を参照下さい。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較分析をしております。
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の再拡大がみられましたが、各国でワクチンの普及を背景に、経済活動の再開が図られたことから、需要の回復が進みました。一方、パームや大豆などの原料価格につきましては、経済活動再開に伴う需要の回復期待に加え、代替エネルギーとしての需要拡大への期待が続いていることから、高止まりの状況が続いています。
日本におきましては、9月末まで緊急事態宣言等の発令が行われましたが、経済指標などが改善傾向であるなど、景況感の改善が進んでいます。米州及び欧州におきましては、米国でのサプライチェーンの混乱や労働人員不足は続いているものの、景況感の改善が見られ、需要の回復が続いています。東南アジアにおきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響により、景況感の回復は緩やかとなっており、また、中国におきましては、原料高の影響などはありますが、需要は底堅く推移しております。
当連結会計年度は、前連結会計年度までの中期経営計画「Towards a Further Leap 2020」(2017-2020)で未達であった施策の再取り組み及び、翌年度から始まる新中期経営計画に向けた重要な期間であるという認識とともに、グループ一丸となって企業価値向上の取り組みを進めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、以下のとおりとなりました。
なお、対前年同期比で親会社株主に帰属する四半期純利益が増加している主な要因は、第1四半期連結累計期間
に計上したシンガポールにおける固定資産売却益及びブラジルにおける還付税金の特別利益によるものです。
(単位:百万円)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
(単位:百万円)
(植物性油脂事業)
売上高は、主原料のパームの価格上昇に伴う販売単価の上昇に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復による販売数量の伸長により、大幅な増収となりました。利益面では、原材料価格高騰への対応に加え、経済活動の再開による販売数量の回復、欧州でのチョコレート用油脂の販売数量の伸長などにより増益となりました。
(業務用チョコレート事業)
売上高は、販売数量の増加などにより大幅な増収となりました。利益面では、販売数量の増加による増益効果はあったものの、前年同期に計上したBlommer Chocolate Companyの先物益の剥落により微減益となりました。
(乳化・発酵素材事業)
売上高は、国内連結子会社の連結除外に伴う売上高減少の影響はありましたが、販売数量の回復により増収となりました。営業利益は、東南アジアでの原材料高や工場統合による費用増加などの影響はあったものの、日本での販売数量の回復により増益となりました。
(大豆加工素材事業)
売上高は、大豆たん白素材などの堅調な販売に加え、前第2四半期連結会計期間に稼働を開始した千葉工場の寄与により、増収となりました。利益面では、千葉工場や欧州新工場建設に伴う費用先行や大豆の原料高の影響により、減益となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ150億89百万円増加し、3,736億1百万円となりました。引き続き、運転資本の圧縮やノンコア資産の売却等によりバランスシートを圧縮すること及びグループファイナンスの高度化により、財務体質を向上させ、経営の効率化を進めてまいります。
当第2四半期連結会計期間末における連結財政状態は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産は、配当金の支払いや法人税等の納付により、現金及び預金が減少しておりますが、運転資本の増加に伴い、流動資産は増加しております。有形固定資産は、工場新設や既存設備の更新等の投資を実施したことで増加しております。以上の結果、前連結会計年度末に比べ150億89百万円増加し、3,736億1百万円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、運転資本の増加や設備投資の実施に伴う有利子負債の増加により、前連結会計年度末に比べ58億76百万円増加し、2,014億97百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、配当金の支払いがありましたが、円安基調における為替換算調整勘定の変動に伴い、前連結会計年度末に比べ92億13百万円増加し、1,721億3百万円となりました。
この結果、1株当たり純資産は前連結会計年度末に比べ107円28銭増加し、1,968円95銭となりました。自己資本比率は前連結会計年度末比0.7ポイント増加し、45.3%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当社グループは、財務規律を維持・向上するためには有利子負債の削減に加え、着実な利益成長とCCCの改善により、フリー・キャッシュ・フローを毎年100億円以上創出する必要があると認識しております。そのため、設備投資の抑制、ノンコア事業の売却及び政策保有株式の更なる削減等により、キャッシュ・フローをコントロールしております。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、31億16百万円の収入となりました。前第2四半期連結累計期間に比べ、原料価格の上昇に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復に伴う販売数量の伸長による運転資本の増加を主要因として、142億48百万円減少しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、米国における植物性油脂事業の新規拠点建設、ドイツにおける欧米市場向け機能剤事業の新規拠点建設への設備投資等により、81億92百万円の支出となりました。前第2四半期連結累計期間に比べ、設備投資に伴う支出は減少したものの、前第2四半期連結累計期間に発生した国内子会社・海外子会社の株式譲渡に伴う貸付金の回収及び譲渡収入が剥落したことにより、11億80百万円支出が増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや借入金の返済等により30億64百万円の支出となりましたが、当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いによる支出があったものの、運転資本の増加に伴う追加借入により、2億54百万円の収入となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億73百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(2)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四
半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) Ⅱ 当第2四半期連結累計期間 3.報告セグメントの変更等に関する事項」を参照下さい。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較分析をしております。
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の再拡大がみられましたが、各国でワクチンの普及を背景に、経済活動の再開が図られたことから、需要の回復が進みました。一方、パームや大豆などの原料価格につきましては、経済活動再開に伴う需要の回復期待に加え、代替エネルギーとしての需要拡大への期待が続いていることから、高止まりの状況が続いています。
日本におきましては、9月末まで緊急事態宣言等の発令が行われましたが、経済指標などが改善傾向であるなど、景況感の改善が進んでいます。米州及び欧州におきましては、米国でのサプライチェーンの混乱や労働人員不足は続いているものの、景況感の改善が見られ、需要の回復が続いています。東南アジアにおきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響により、景況感の回復は緩やかとなっており、また、中国におきましては、原料高の影響などはありますが、需要は底堅く推移しております。
当連結会計年度は、前連結会計年度までの中期経営計画「Towards a Further Leap 2020」(2017-2020)で未達であった施策の再取り組み及び、翌年度から始まる新中期経営計画に向けた重要な期間であるという認識とともに、グループ一丸となって企業価値向上の取り組みを進めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、以下のとおりとなりました。
なお、対前年同期比で親会社株主に帰属する四半期純利益が増加している主な要因は、第1四半期連結累計期間
に計上したシンガポールにおける固定資産売却益及びブラジルにおける還付税金の特別利益によるものです。
(単位:百万円)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する四半期純利益 | |
| 2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 204,503 | 7,913 | 7,631 | 6,015 |
| 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 172,589 | 7,338 | 6,835 | 4,318 |
| 前年同期比 増減 (前年同期比 増減率) | +31,913 (+18.5%) | +574 (+7.8%) | +795 (+11.6%) | +1,696 (+39.3%) |
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
(単位:百万円)
| 売上高 | 前年同期比 増減 | 前年同期比(%) | 営業利益 | 前年同期比 増減 | 前年同期比 (%) | |
| 植物性油脂 | 61,686 | +14,701 | +31.3% | 4,263 | +836 | +24.4% |
| 業務用チョコレート | 87,608 | +12,499 | +16.6% | 2,810 | △25 | △0.9% |
| 乳化・発酵素材 | 37,665 | +4,003 | +11.9% | 954 | +321 | +50.7% |
| 大豆加工素材 | 17,543 | +709 | +4.2% | 1,753 | △499 | △22.2% |
| 連結消去・グループ管理費用 | - | - | - | △1,869 | △57 | - |
| 合計 | 204,503 | +31,913 | +18.5% | 7,913 | +574 | +7.8% |
(植物性油脂事業)
売上高は、主原料のパームの価格上昇に伴う販売単価の上昇に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復による販売数量の伸長により、大幅な増収となりました。利益面では、原材料価格高騰への対応に加え、経済活動の再開による販売数量の回復、欧州でのチョコレート用油脂の販売数量の伸長などにより増益となりました。
(業務用チョコレート事業)
売上高は、販売数量の増加などにより大幅な増収となりました。利益面では、販売数量の増加による増益効果はあったものの、前年同期に計上したBlommer Chocolate Companyの先物益の剥落により微減益となりました。
(乳化・発酵素材事業)
売上高は、国内連結子会社の連結除外に伴う売上高減少の影響はありましたが、販売数量の回復により増収となりました。営業利益は、東南アジアでの原材料高や工場統合による費用増加などの影響はあったものの、日本での販売数量の回復により増益となりました。
(大豆加工素材事業)
売上高は、大豆たん白素材などの堅調な販売に加え、前第2四半期連結会計期間に稼働を開始した千葉工場の寄与により、増収となりました。利益面では、千葉工場や欧州新工場建設に伴う費用先行や大豆の原料高の影響により、減益となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ150億89百万円増加し、3,736億1百万円となりました。引き続き、運転資本の圧縮やノンコア資産の売却等によりバランスシートを圧縮すること及びグループファイナンスの高度化により、財務体質を向上させ、経営の効率化を進めてまいります。
当第2四半期連結会計期間末における連結財政状態は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 2021年3月期 | 2022年3月期 第2四半期 | 増減 | ||
| 流動資産 | 160,736 | 168,511 | +7,774 | |
| 有形固定資産 | 129,435 | 132,673 | +3,238 | |
| 無形固定資産 | 52,712 | 54,013 | +1,301 | |
| その他資産 | 15,626 | 18,401 | +2,775 | |
| 資産 | 358,511 | 373,601 | +15,089 | |
| 有利子負債 | 131,309 | 134,980 | +3,670 | |
| その他負債 | 64,311 | 66,517 | +2,205 | |
| 負債 | 195,621 | 201,497 | +5,876 | |
| 純資産 | 162,890 | 172,103 | +9,213 |
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産は、配当金の支払いや法人税等の納付により、現金及び預金が減少しておりますが、運転資本の増加に伴い、流動資産は増加しております。有形固定資産は、工場新設や既存設備の更新等の投資を実施したことで増加しております。以上の結果、前連結会計年度末に比べ150億89百万円増加し、3,736億1百万円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、運転資本の増加や設備投資の実施に伴う有利子負債の増加により、前連結会計年度末に比べ58億76百万円増加し、2,014億97百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、配当金の支払いがありましたが、円安基調における為替換算調整勘定の変動に伴い、前連結会計年度末に比べ92億13百万円増加し、1,721億3百万円となりました。
この結果、1株当たり純資産は前連結会計年度末に比べ107円28銭増加し、1,968円95銭となりました。自己資本比率は前連結会計年度末比0.7ポイント増加し、45.3%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当社グループは、財務規律を維持・向上するためには有利子負債の削減に加え、着実な利益成長とCCCの改善により、フリー・キャッシュ・フローを毎年100億円以上創出する必要があると認識しております。そのため、設備投資の抑制、ノンコア事業の売却及び政策保有株式の更なる削減等により、キャッシュ・フローをコントロールしております。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 2021年3月期 第2四半期累計期間 | 2022年3月期 第2四半期累計期間 | 増減 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 17,365 | 3,116 | △14,248 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △7,012 | △8,192 | △1,180 |
| フリー・キャッシュ・フロー | 10,353 | △5,075 | △15,428 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △3,064 | 254 | +3,318 |
| 現金及び現金同等物 | 26,099 | 15,857 | △10,241 |
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、31億16百万円の収入となりました。前第2四半期連結累計期間に比べ、原料価格の上昇に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復に伴う販売数量の伸長による運転資本の増加を主要因として、142億48百万円減少しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、米国における植物性油脂事業の新規拠点建設、ドイツにおける欧米市場向け機能剤事業の新規拠点建設への設備投資等により、81億92百万円の支出となりました。前第2四半期連結累計期間に比べ、設備投資に伴う支出は減少したものの、前第2四半期連結累計期間に発生した国内子会社・海外子会社の株式譲渡に伴う貸付金の回収及び譲渡収入が剥落したことにより、11億80百万円支出が増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや借入金の返済等により30億64百万円の支出となりましたが、当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いによる支出があったものの、運転資本の増加に伴う追加借入により、2億54百万円の収入となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億73百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。