四半期報告書-第39期第2四半期(平成26年6月1日-平成26年8月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日銀による金融緩和などの各種政策による円安や株高により、景気回復への期待が高まっておりますが、新興国における経済成長の減速や、円安による原油や原材料価格の上昇、消費税増税後の個人消費落ち込みなど、依然として厳しい状況が続いております。
食品業界においては、消費者の安全・安心への意識の高まりや低価格志向が続いており、フードディフェンスを含めた食の安全・安心への取り組み強化、円安による原材料価格高騰への対応などが求められておりますが、食の安全管理の徹底や食品原材料の安定確保以外にも、価格競争の激化、少子高齢化への対応など多くの課題があります。
このような状況のもと、当社グループは、全国の製造・販売拠点を活用した営業活動、CMなどの広告宣伝活動及び売場提案などの販売促進活動を積極的に実施し、既存得意先への拡販や新規取引先の開拓を行いました。製品開発面では、ホタテエキスのうま味がきいた「ご飯がススム ホタテでデカうまキムチ」、㈱くらこんの塩こんぶを使用した「ご飯がススム 塩こんぶ入りしば漬」などを開発し、販売を行いました。その他、食品メーカーと当社ブランドのコラボレーションについては、㈱湖池屋のスコーンや㈱みまつ食品の餃子などで実施いたしました。
売上高につきましては、「ご飯がススムキムチ」などのキムチ製品や惣菜製品が好調に推移いたしました。利益面については、8月の長雨や日照不足による胡瓜などの原料野菜の仕入価格高騰や、子会社である㈱ピックルスコーポレーション札幌においては許容量を超える生産により収益性が低下しました。なお、同社は6月に新工場が完成し、移転いたしました。これにより、旧工場は固定資産の減損損失132百万円を特別損失に計上することとなりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は14,122百万円(前年同四半期比4.8%増)、営業利益は677百万円(同12.0%減)、経常利益は719百万円(同16.7%減)、四半期純利益は269百万円(同50.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2,808百万円増加し、17,212百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形及び売掛金の増加によるものであります。
負債については、前連結会計年度末に比べて2,837百万円増加し、9,901百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金、及び短期借入金の増加によるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べて28百万円減少し、7,311百万円となりました。これは主に自己株式の取得によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ970百万円増加し、2,389百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、524百万円(前年同四半期は679百万円の増加)となりました。収入の主な要因は税
金等調整前四半期純利益、減価償却費、減損損失、仕入債務の増加であり、支出の主な要因は売上債権の増加及び法人税等の支払額であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、102百万円(前年同四半期は439百万円の減少)となりました。主な要因は有形固定
資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、547百万円(前年同四半期は69百万円の増加)となりました。収入の主な要因は長期借入れによる収入及び短期借入金の純増加であり、支出の主な要因は長期借入金の返済及び自己株式の取得による支出であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は90百万円であります。
(6)主要な設備
前連結会計年度末に計画中であった設備計画のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
(注)1 金額には消費税等を含めておりません。
2 完成後の増加能力は50,000パック/日であります。
3 ㈱ピックルスコーポレーション札幌の札幌新工場の主要な設備は提出会社から貸借しております。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、日銀による金融緩和などの各種政策による円安や株高により、景気回復への期待が高まっておりますが、新興国における経済成長の減速や、円安による原油や原材料価格の上昇、消費税増税後の個人消費落ち込みなど、依然として厳しい状況が続いております。
食品業界においては、消費者の安全・安心への意識の高まりや低価格志向が続いており、フードディフェンスを含めた食の安全・安心への取り組み強化、円安による原材料価格高騰への対応などが求められておりますが、食の安全管理の徹底や食品原材料の安定確保以外にも、価格競争の激化、少子高齢化への対応など多くの課題があります。
このような状況のもと、当社グループは、全国の製造・販売拠点を活用した営業活動、CMなどの広告宣伝活動及び売場提案などの販売促進活動を積極的に実施し、既存得意先への拡販や新規取引先の開拓を行いました。製品開発面では、ホタテエキスのうま味がきいた「ご飯がススム ホタテでデカうまキムチ」、㈱くらこんの塩こんぶを使用した「ご飯がススム 塩こんぶ入りしば漬」などを開発し、販売を行いました。その他、食品メーカーと当社ブランドのコラボレーションについては、㈱湖池屋のスコーンや㈱みまつ食品の餃子などで実施いたしました。
売上高につきましては、「ご飯がススムキムチ」などのキムチ製品や惣菜製品が好調に推移いたしました。利益面については、8月の長雨や日照不足による胡瓜などの原料野菜の仕入価格高騰や、子会社である㈱ピックルスコーポレーション札幌においては許容量を超える生産により収益性が低下しました。なお、同社は6月に新工場が完成し、移転いたしました。これにより、旧工場は固定資産の減損損失132百万円を特別損失に計上することとなりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は14,122百万円(前年同四半期比4.8%増)、営業利益は677百万円(同12.0%減)、経常利益は719百万円(同16.7%減)、四半期純利益は269百万円(同50.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2,808百万円増加し、17,212百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形及び売掛金の増加によるものであります。
負債については、前連結会計年度末に比べて2,837百万円増加し、9,901百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金、及び短期借入金の増加によるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べて28百万円減少し、7,311百万円となりました。これは主に自己株式の取得によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ970百万円増加し、2,389百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、524百万円(前年同四半期は679百万円の増加)となりました。収入の主な要因は税
金等調整前四半期純利益、減価償却費、減損損失、仕入債務の増加であり、支出の主な要因は売上債権の増加及び法人税等の支払額であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、102百万円(前年同四半期は439百万円の減少)となりました。主な要因は有形固定
資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、547百万円(前年同四半期は69百万円の増加)となりました。収入の主な要因は長期借入れによる収入及び短期借入金の純増加であり、支出の主な要因は長期借入金の返済及び自己株式の取得による支出であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は90百万円であります。
(6)主要な設備
前連結会計年度末に計画中であった設備計画のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
会社名 事業所名 | 所在地 | 事業の 種類 | 設備の 内容 | 投資金額 (千円) | 資金調達方法 | 完了年月 | 完成後の増加能力 |
㈱ピックルスコーポレーション札幌 札幌新工場 | 北海道 札幌市 白石区 | 浅漬製造 | 生産設備 | 798,017 | 自己資金及び借入金 | 平成26.6 | (注)2 |
(注)1 金額には消費税等を含めておりません。
2 完成後の増加能力は50,000パック/日であります。
3 ㈱ピックルスコーポレーション札幌の札幌新工場の主要な設備は提出会社から貸借しております。