四半期報告書-第42期第2四半期(平成29年6月1日-平成29年8月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績、雇用環境の面において改善がみられ、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、米国の政治動向に対する懸念や、東アジアにおける地政学的リスクの高まり等により、先行きが不透明な状況が続いており、さらに個人消費も依然として伸び悩む状況で推移いたしました。
食品業界におきましては、少子高齢化の影響等から市場規模の大きな成長は見込めないなか、消費者の安全・安心への関心が高い状況であり、さらに低価格志向が続いております。そのため、フードディフェンス等による安全・安心への取り組みや、原料価格の高騰、企業間競争への対応等が求められております。
このような状況のもと、当社グループは、全国の製造・販売拠点を活用した営業活動、広告宣伝活動及び売場提案等の販売促進活動を積極的に実施し、既存得意先への拡販や新規取引先の開拓を実施いたしました。また、地域密着型の営業を推進するため㈱ピックルスコーポレーション関西を会社分割して、同社の広島工場を㈱ピックルスコーポレーション西日本が継承し、7月より事業を開始しております。
製品開発面では、そのまま食べるだけでなく料理に使っても美味しい「料理にも使える!オススメキムチ」や、当社独自の乳酸菌を使用した「香りほのか ゆず大根」等の新商品開発や、「ご飯がススム 本格キムチ」や、「ご飯がススム 松前キムチ」等の既存商品のリニューアル等を行いました。さらに、新しい分野の商品として、「ご飯がススムキムチ味のたれ」等の開発も行い、販売しております。
売上高は、浅漬製品や惣菜製品などが好調に推移したことにより、増収となりました。一方で、利益については、第1四半期は原料高騰の影響がありましたが、第2四半期には原料が安定した価格で調達でき、営業利益、経常利益は前期と比べほぼ横ばいとなりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は19,414百万円(前年同四半期比2.5%増)、営業利益は870百万円(同1.0%減)、経常利益は933百万円(同0.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は604百万円(同2.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,305百万円増加し、19,829百万円となりました。これは主に現金及び預金が475百万円、受取手形及び売掛金が755百万円それぞれ増加したことによるものであります。
負債については、前連結会計年度末に比べて818百万円増加し、10,034百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が741百万円増加したことによるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べて486百万円増加し、9,794百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益等により利益剰余金が475百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ475百万円増加し、3,288百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、1,135百万円(前年同四半期は1,080百万円の増加)となりました。収入の主な要因は税金等調整前四半期純利益932百万円、減価償却費251百万円及び仕入債務の増加額741百万円であり、支出の主な要因は売上債権の増加額755百万円及び法人税等の支払額193百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、115百万円(前年同四半期は1,180百万円の減少)となりました。支出の主な要因は有形固定資産の取得による支出211百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、543百万円(前年同四半期は375百万円の減少)となりました。収入の主な要因は長期借入れによる収入350百万円であり、支出の主な要因は長期借入金の返済による支出748百万円、配当金の支払額127百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は142百万円であります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績、雇用環境の面において改善がみられ、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、米国の政治動向に対する懸念や、東アジアにおける地政学的リスクの高まり等により、先行きが不透明な状況が続いており、さらに個人消費も依然として伸び悩む状況で推移いたしました。
食品業界におきましては、少子高齢化の影響等から市場規模の大きな成長は見込めないなか、消費者の安全・安心への関心が高い状況であり、さらに低価格志向が続いております。そのため、フードディフェンス等による安全・安心への取り組みや、原料価格の高騰、企業間競争への対応等が求められております。
このような状況のもと、当社グループは、全国の製造・販売拠点を活用した営業活動、広告宣伝活動及び売場提案等の販売促進活動を積極的に実施し、既存得意先への拡販や新規取引先の開拓を実施いたしました。また、地域密着型の営業を推進するため㈱ピックルスコーポレーション関西を会社分割して、同社の広島工場を㈱ピックルスコーポレーション西日本が継承し、7月より事業を開始しております。
製品開発面では、そのまま食べるだけでなく料理に使っても美味しい「料理にも使える!オススメキムチ」や、当社独自の乳酸菌を使用した「香りほのか ゆず大根」等の新商品開発や、「ご飯がススム 本格キムチ」や、「ご飯がススム 松前キムチ」等の既存商品のリニューアル等を行いました。さらに、新しい分野の商品として、「ご飯がススムキムチ味のたれ」等の開発も行い、販売しております。
売上高は、浅漬製品や惣菜製品などが好調に推移したことにより、増収となりました。一方で、利益については、第1四半期は原料高騰の影響がありましたが、第2四半期には原料が安定した価格で調達でき、営業利益、経常利益は前期と比べほぼ横ばいとなりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は19,414百万円(前年同四半期比2.5%増)、営業利益は870百万円(同1.0%減)、経常利益は933百万円(同0.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は604百万円(同2.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,305百万円増加し、19,829百万円となりました。これは主に現金及び預金が475百万円、受取手形及び売掛金が755百万円それぞれ増加したことによるものであります。
負債については、前連結会計年度末に比べて818百万円増加し、10,034百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が741百万円増加したことによるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べて486百万円増加し、9,794百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益等により利益剰余金が475百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ475百万円増加し、3,288百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、1,135百万円(前年同四半期は1,080百万円の増加)となりました。収入の主な要因は税金等調整前四半期純利益932百万円、減価償却費251百万円及び仕入債務の増加額741百万円であり、支出の主な要因は売上債権の増加額755百万円及び法人税等の支払額193百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、115百万円(前年同四半期は1,180百万円の減少)となりました。支出の主な要因は有形固定資産の取得による支出211百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、543百万円(前年同四半期は375百万円の減少)となりました。収入の主な要因は長期借入れによる収入350百万円であり、支出の主な要因は長期借入金の返済による支出748百万円、配当金の支払額127百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は142百万円であります。