有価証券報告書-第161期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

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2019/06/24 11:24
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161項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー
(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における各国経済の動向について見てみますと、まず、米国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は堅調に推移しました。
欧州経済は、雇用情勢の改善を背景に個人消費が底堅く推移した一方、新燃費規制への対応の遅れによる自動車生産の落ち込み等が影響し、景気は減速傾向となりました。
中国経済は、インフラ投資の減速や、米中貿易摩擦を背景とした輸出の鈍化により、景気は減速傾向となりました。
その中、わが国経済は、米中貿易摩擦の影響による中国向けの輸出の減速や、原燃料価格の高止まりにより、景気は減速傾向となりました。
このような情勢下、当期の売上高は、前期比1,144百万円減(3.0%減)の37,548百万円になりました。
損益面では、売上高の減少等により、営業利益は、前期比874百万円減(22.4%減)の3,028百万円となりました。
また、経常利益は、前期比1,065百万円減(25.6%減)の3,104百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比978百万円減(34.2%減)の1,883百万円となりました。
当期の各セグメント別売上高等の概況は、次のとおりであります。
[機能性色素セグメント]
有機EL材料事業は、ディスプレイ分野での需要が増加し、増収となりました。
また、色素材料事業は、デジタル家電向けアルミ着色用染料が引き続き堅調に推移し、前期並みとなりました。
一方で、イメージング材料事業は、プリンター向け材料の需要低迷が続いており、大幅な減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前期比85百万円減(0.8%減)の10,912百万円となりました。
[機能性樹脂セグメント]
建築材料事業は、ウレタンの材料販売事業が堅調に推移し、前期並みとなりました。
しかし、特殊化学品事業は、医薬向けが競争激化で減少し、減収となりました。
一方で、樹脂材料事業は、ウレタン原料やタイヤ用途向け材料の需要が増加し、増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前期比281百万円増(2.3%増)の12,327百万円となりました。
[基礎化学品セグメント]
過酸化水素は、紙パルプ及び環境分野向け等の需要が減少しましたが、工薬向け等の需要が増加し、前期並みとなりました。
また、過酸化水素誘導品は、輸出向けの需要が減少し、大幅な減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前期比224百万円減(3.2%減)の6,799百万円となりました。
[アグロサイエンスセグメント]
家庭園芸向け除草剤等は、引き続き堅調に推移し、前期並みとなりました。
また、ゴルフ場・農耕地向け除草剤等は、顧客での在庫調整があり、大幅な減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前期比292百万円減(5.2%減)の5,288百万円となりました。
[物流関連セグメント]
輸出の取り扱い量や、倉庫保管量の減少により、大幅な減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、前期比785百万円減(27.8%減)の2,035百万円となりました。
② 財政状態の状況
当連結会計年度末における資産合計は、57,140百万円となり、前連結会計年度末比2,402百万円の増加となりました。
主な増減要因は、現金及び預金の増加857百万円、有形・無形固定資産の増加743百万円、商品及び製品の増加662百万円、原材料及び貯蔵品の増加415百万円、投資有価証券の減少880百万円
等であります。
負債合計は、20,280百万円となり、前連結会計年度末比1,412百万円の増加となりました。
主な増減要因は、短期・長期借入金の増加1,172百万円、未払法人税等の増加149百万円等であります。
純資産合計は、36,860百万円となり、前連結会計年度末比990百万円の増加となりました。
主な増減要因は、利益剰余金の増加1,488百万円、その他有価証券評価差額金の減少639百万円等であります。
以上の結果、自己資本比率は59.5%となり、前連結会計年度末の60.8%から1.3ポイント減少しました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、7,442百万円となり、前期末比859百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益2,973百万円、減価償却費1,388百万円、たな卸資産の増加1,193百万円、法人税等の支払額449百万円等により、2,525百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出2,033百万円等により、
2,351百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入2,520百万円、長期借入金の返済による支出1,327百万円、配当金の支払額396百万円等により、
668百万円の収入となりました。
④ 生産、受注及び販売の実績
1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)
機能性色素7,781△20.2
機能性樹脂7,4083.6
基礎化学品4,880△0.8
アグロサイエンス5,169△2.3
物流関連--
報告セグメント計25,239△6.9
その他--
合計25,239△6.9

(注1) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しておりません。
(注2) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2)商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称仕入高(百万円)前期比(%)
機能性色素585△27.5
機能性樹脂3,464△3.6
基礎化学品1,041△11.9
アグロサイエンス2,120△8.4
物流関連--
報告セグメント計7,211△8.7
その他--
合計7,211△8.7

(注1) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(注2) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は、主として見込み生産をしており、受注生産高の売上高に占める割合の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
4)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)
機能性色素10,912△0.8
機能性樹脂12,3272.3
基礎化学品6,799△3.2
アグロサイエンス5,288△5.2
物流関連2,035△27.8
報告セグメント計37,363△2.9
その他185△17.0
合計37,548△3.0

(注1) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(注2) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(注3) 海外売上高は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記情報(セグメント情報等)」に記載しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりで
あります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき、作成されております。
この連結財務諸表の作成にあたっての、重要な会計方針及び見積りについては、
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の
「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項」をご参照ください。
② 経営成績の分析
1)収益状況の概要
当連結会計年度における売上高は、前期比1,144百万円減(3.0%減)の37,548百万円となりました。
損益面では、営業利益は、前期比874百万円減(22.4%減)の3,028百万円、経常利益は、前期比1,065百万円減(25.6%減)の3,104百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比978百万円減(34.2%減)の1,883百万円となりました。
なお、セグメント別の売上高分析は、「(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況」をご参照ください。
2)売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、前期比124百万円減の24,663百万円となりましたが、売上高に対する売上原価の比率は1.6ポイント増加し、65.7%となりました。
販売費及び一般管理費は、前期比145百万円減の9,856百万円となりました。
3)営業外収益、営業外費用
営業外収益は、為替差益の減少326百万円等により、前期比274百万円減の458百万円となりました。
営業外費用は、環境関連整備費の減少31百万円等により、前期比84百万円減の382百万円
となりました。
4)特別利益、特別損失
特別利益は、固定資産売却益の減少5百万円等により、前期比6百万円減の7百万円となりました。
特別損失は、支払補償費の減少440百万円等により、前期比313百万円減の138百万円となりました。
③ 財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に
記載したとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
1)キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に
記載したとおりであります。
2)財務政策
当社グループで将来必要となる運転資金及び設備投資等に係る資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入による資金調達に加え、社債発行や資本金の増加等による資本市場からの資金調達を組み合わせることにより、調達することを考えております。
その中で、金融機関からの借入による資金調達は、主に、運転資金については短期借入金により、長期資金は長期借入金により、調達しております。
長期借入金の金利は、現在の金融環境等を勘案し、原則固定金利としております。
従いまして、変動金利につきましては、金利スワップ契約を締結し、固定化を図っております。
なお、社債等による資本市場からの資金調達は、現在は行っておりません。
⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、売上高・営業利益・営業利益率を経営指標としております。
それを踏まえ、中期経営計画”HONKI 2020”(2015~2020年度)においては、売上高500億円・営業利益50億円・営業利益率(連結)10%の達成を経営目標としております。
その中、当連結会計年度では、売上高375億円・営業利益30億円・営業利益率8.1%となっており、
2020年3月期連結会計年度の業績予想は、売上高380億円・営業利益23億円・営業利益率6.1%と
しております。
なお、目標達成に向けた今後の課題や、必要な対応については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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