有価証券報告書-第63期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益に支えられ、人手不足を背景にした雇用・所得環境の改善により引き続き緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国等の新興国経済の減速、欧州・中東・北朝鮮情勢の不安定化、米国の貿易政策による貿易摩擦の懸念等もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、効率的な生産体制を構築し、高付加価値製品を製造できる技術の確立を目指すとともに、売上の拡大、利益率の向上を図るべく積極的な営業活動を展開してまいりました。
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、主力商品であるOA部品の売上が減少となりましたが、フィリピン子会社の売上が増加したことや、新たに連結子会社が加わり売上高は、146億49百万円(前年連結会計年度139億52百万円)と増収となり、利益面では、主力商品のOA部品の落込みや、新規連結子会社の業績改善費用が増加したことにより営業損失88百万円(前連結会計年度利益3億44百万円)、経常損失56百万円(前連結会計年度利益1億57百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失1億41百万円(前連結会計年度利益2億89百万円)と減益になりました。
売上高
当社グループの当連結会計年度の売上高は、主力商品であるOA部品の売上が減少となりましたが、フィリピン子会社の売上が増加したことや、新たに連結子会社が加わったことにより、前連結会計年度に比べ6億96百万円増加の146億49百万円となりました。
売上総利益
主力商品のOA部品の落込みや、新規連結子会社の業績改善費用が増加したことにより、前連結会計年度に比べ2億97百万円減少の19億円となりました。
販売費及び一般管理費
新たに連結子会社が加わり、荷造運搬費や人件費等が増加したことにより、前連結会計年度に比べ1億35百万円増加の19億88百万円となりました。
営業利益
売上総利益の減益や販売費及び一般管理費の増加により、前連結会計年度に比べ4億32百万円減少の88百万円の営業損失となりました。
営業外損益
海外子会社間(香港、シンセン)の連結相殺消去を実施する際に発生する為替の差額が、為替差益に発生したこと等により、営業外収益は、前連結会計年度に比べ69百万円増加の94百万円となり、営業外費用は、前連結会計年度に比べ1億49百万円減少の62百万円となりました。
特別損益
固定資産の売却益が1百万円発生し特別利益は、1百万円となり、古くなった機械装置等の買替による固定資産処分損が発生したことにより特別損失13百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益
税金等調整前当期純損失が67百万円となり、法人税等合計73百万円の結果、前連結会計年度に比べ4億31百万円減少の1億41百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[合成樹脂成形関連事業]
中国子会社の主力商品であるOA部品の売上が減少となりましたが、フィリピン子会社の売上が増加したことや、新たに国内の連結子会社が加わり売上高は、124億67百万円(前連結会計年度122億32百万円)と増収となりました。利益面では、経費削減に取り組んでまいりましたが、新規連結子会社の業績改善費用の増加により、営業損失1億54百万円(前連結会計年度利益3億25百万円)と減益になりました。
[物流機器関連事業]
競合他社との価格競争が続く中、受注拡大に努め積極的な営業活動を展開し、大口顧客向けを受注したことにより売上高は、21億81百万円(前連結会計年度17億20百万円)、営業利益66百万円(前連結会計年度利益19百万円)と増収、増益になりました。
(資産の状況)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度に比べ61百万円減少の84億87百万円となりました。
これは主に、受取手形の電子債権化等が進んだことによる電子記録債権1億24百万円の増加や、生産設備等の有形固定資産が1億4百万円増加しましたが、借入金の返済や子会社株式の買い増しによる現金及び預金が2億37百万円減少、のれん償却によるのれんの減少36百万円によるものです。
(負債の状況)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ1億50百万円増加の61億42百万円となりました。
これは主に、長期借入金の約定返済が進み86百万円の減少となりましたが、支払手形及び買掛金が1億24百万円増加、国内子会社等で運転資金の短期借入金が1億35百万円増加したことによるものです。
(純資産の状況)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ2億11百万円減少の23億45百万円となりました。
これは主に、子会社株式の買い増しによる資本剰余金の減少21百万円、非支配株主持分の減少76百万円と親会社株主に帰属する当期純損失による利益剰余金の減少1億41百万円によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ1億60百万円減少し、15億38百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フローの状況)
営業活動によるキャシュ・フローは、前連結会計年度に比べ2億11百万円収入が減少し1億47百万円の収入となりました。税金等調整前当期純損失や売上債権の増加等がありましたが、減価償却費、仕入債務の増加等により収入が支出を上回りました。
(投資活動によるキャッシュ・フローの状況)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ1億54百万円支出が減少し2億29百万円の支出となりました。定期預金の払戻による純額77百万円等の収入が有りましたが、合成樹脂成形関連事業における生産設備等有形固定資産の取得による支出2億89百万円がありました。
(財務活動によるキャッシュ・フローの状況)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3億25百万円支出が増加し71百万円の支出となりました。長期借入の新規調達等による収入がありましたが、長期借入金の返済や連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得等により支出が収入を上回りました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、製造原価で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益に支えられ、人手不足を背景にした雇用・所得環境の改善により引き続き緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国等の新興国経済の減速、欧州・中東・北朝鮮情勢の不安定化、米国の貿易政策による貿易摩擦の懸念等もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、効率的な生産体制を構築し、高付加価値製品を製造できる技術の確立を目指すとともに、売上の拡大、利益率の向上を図るべく積極的な営業活動を展開してまいりました。
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、主力商品であるOA部品の売上が減少となりましたが、フィリピン子会社の売上が増加したことや、新たに連結子会社が加わり売上高は、146億49百万円(前年連結会計年度139億52百万円)と増収となり、利益面では、主力商品のOA部品の落込みや、新規連結子会社の業績改善費用が増加したことにより営業損失88百万円(前連結会計年度利益3億44百万円)、経常損失56百万円(前連結会計年度利益1億57百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失1億41百万円(前連結会計年度利益2億89百万円)と減益になりました。
売上高
当社グループの当連結会計年度の売上高は、主力商品であるOA部品の売上が減少となりましたが、フィリピン子会社の売上が増加したことや、新たに連結子会社が加わったことにより、前連結会計年度に比べ6億96百万円増加の146億49百万円となりました。
売上総利益
主力商品のOA部品の落込みや、新規連結子会社の業績改善費用が増加したことにより、前連結会計年度に比べ2億97百万円減少の19億円となりました。
販売費及び一般管理費
新たに連結子会社が加わり、荷造運搬費や人件費等が増加したことにより、前連結会計年度に比べ1億35百万円増加の19億88百万円となりました。
営業利益
売上総利益の減益や販売費及び一般管理費の増加により、前連結会計年度に比べ4億32百万円減少の88百万円の営業損失となりました。
営業外損益
海外子会社間(香港、シンセン)の連結相殺消去を実施する際に発生する為替の差額が、為替差益に発生したこと等により、営業外収益は、前連結会計年度に比べ69百万円増加の94百万円となり、営業外費用は、前連結会計年度に比べ1億49百万円減少の62百万円となりました。
特別損益
固定資産の売却益が1百万円発生し特別利益は、1百万円となり、古くなった機械装置等の買替による固定資産処分損が発生したことにより特別損失13百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益
税金等調整前当期純損失が67百万円となり、法人税等合計73百万円の結果、前連結会計年度に比べ4億31百万円減少の1億41百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[合成樹脂成形関連事業]
中国子会社の主力商品であるOA部品の売上が減少となりましたが、フィリピン子会社の売上が増加したことや、新たに国内の連結子会社が加わり売上高は、124億67百万円(前連結会計年度122億32百万円)と増収となりました。利益面では、経費削減に取り組んでまいりましたが、新規連結子会社の業績改善費用の増加により、営業損失1億54百万円(前連結会計年度利益3億25百万円)と減益になりました。
[物流機器関連事業]
競合他社との価格競争が続く中、受注拡大に努め積極的な営業活動を展開し、大口顧客向けを受注したことにより売上高は、21億81百万円(前連結会計年度17億20百万円)、営業利益66百万円(前連結会計年度利益19百万円)と増収、増益になりました。
(資産の状況)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度に比べ61百万円減少の84億87百万円となりました。
これは主に、受取手形の電子債権化等が進んだことによる電子記録債権1億24百万円の増加や、生産設備等の有形固定資産が1億4百万円増加しましたが、借入金の返済や子会社株式の買い増しによる現金及び預金が2億37百万円減少、のれん償却によるのれんの減少36百万円によるものです。
(負債の状況)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ1億50百万円増加の61億42百万円となりました。
これは主に、長期借入金の約定返済が進み86百万円の減少となりましたが、支払手形及び買掛金が1億24百万円増加、国内子会社等で運転資金の短期借入金が1億35百万円増加したことによるものです。
(純資産の状況)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ2億11百万円減少の23億45百万円となりました。
これは主に、子会社株式の買い増しによる資本剰余金の減少21百万円、非支配株主持分の減少76百万円と親会社株主に帰属する当期純損失による利益剰余金の減少1億41百万円によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ1億60百万円減少し、15億38百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フローの状況)
営業活動によるキャシュ・フローは、前連結会計年度に比べ2億11百万円収入が減少し1億47百万円の収入となりました。税金等調整前当期純損失や売上債権の増加等がありましたが、減価償却費、仕入債務の増加等により収入が支出を上回りました。
(投資活動によるキャッシュ・フローの状況)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ1億54百万円支出が減少し2億29百万円の支出となりました。定期預金の払戻による純額77百万円等の収入が有りましたが、合成樹脂成形関連事業における生産設備等有形固定資産の取得による支出2億89百万円がありました。
(財務活動によるキャッシュ・フローの状況)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ3億25百万円支出が増加し71百万円の支出となりました。長期借入の新規調達等による収入がありましたが、長期借入金の返済や連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得等により支出が収入を上回りました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂成形関連事業 | 11,989,439 | 116.2 |
| 物流機器関連事業 | ─ | ─ |
| 合計 | 11,989,439 | 116.2 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、製造原価で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂成形関連事業 | 12,679,960 | 104.9 | 1,278,435 | 119.9 |
| 物流機器関連事業 | 2,280,081 | 152.2 | 161,674 | 256.1 |
| 合計 | 14,960,042 | 110.1 | 1,440,109 | 127.5 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂成形関連事業 | 12,467,609 | 101.9 |
| 物流機器関連事業 | 2,181,546 | 126.8 |
| 合計 | 14,649,156 | 105.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| RICOH ASIA INDUSTRY LIMITED. | 3,860,901 | 27.7 | 2,778,210 | 19.0 |
| KYOCERA DOCUMENT TECHNOLOGY COMPANY(HK) LIMITED. | 1,513,363 | 10.8 | 1,248,063 | 8.5 |
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。