四半期報告書-第83期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)比297百万円(0.5%)増加して、65,004百万円となりました。流動資産は前期末比580百万円(1.2%)増加の50,247百万円、固定資産は前期末比282百万円(1.9%)減少の14,756百万円となりました。
流動資産増加の主な要因は、商品及び製品が418百万円、有価証券が181百万円それぞれ減少したものの、受取手形及び売掛金が1,151百万円前期末より増加したことによるものであります。
固定資産減少の主な要因は、機械装置及び運搬具が1,309百万円、投資有価証券が629百万円、建物及び構築物が615百万円それぞれ増加したものの、建設仮勘定が2,499百万円、繰延税金資産が208百万円前期末よりそれぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比975百万円(10.1%)減少の8,721百万円となりました。流動負債は、前期末比966百万円(11.3%)減少の7,551百万円、固定負債は前期末比9百万円(0.8%)減少の1,169百万円となりました。
流動負債減少の主な要因は、買掛金が158百万円増加したものの、未払法人税等が652百万円、その他が321百万円、賞与引当金が150百万円それぞれ前期末より減少したことによるものであります。
固定負債減少の主な要因は、退職給付に係る負債が15百万円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前期末比1,273百万円(2.3%)増加して56,283百万円となりました。純資産増加の主な要因は、利益剰余金が1,016百万円前期末より増加したことによるものであります。
この結果自己資本比率は、前期末の84.8%から86.4%となりました。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米中貿易摩擦が長期化したことに加え、新型コロナウイルス感染症が再度の広がりを見せ、この対策として各国が実施した渡航制限、都市封鎖の影響により、経済活動が停滞しました。国内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然継続し、政策の後押しによる回復が一部見られたものの厳しい状況が続いております。
国内では、顧客における生産活動は、回復基調にありますが、依然自粛ムードを引きずり、全体としては、十分な回復には至っておりません。海外では、2020年の初めから新型コロナウイルスによる世界経済悪化の影響を受けたため、各地での顧客における生産量の大幅減少や生産の一時停止、更にはロックダウンによる物流機能の停滞等がありました。第3四半期では、かなりの回復基調が見られたものの、全体としては減収となりました。
当社グループとしましては、新型コロナウイルスを主因とする世界的な経済環境の不安定さと変動リスクの長期化を踏まえ、引き続き高品質で価格競争力のある製品の開発を行うとともに、新規顧客・用途開拓活動の推進により収益の維持・向上を進めているところであります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高21,283百万円(前年同四半期比12.4%減)、営業利益2,660百万円(前年同四半期比28.8%減)、経常利益2,755百万円(前年同四半期比35.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,987百万円(前年同四半期比34.4%減)となりました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
・日本
日本における当第3四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は20,949百万円(前年同四半期比11.9%減)、セグメント利益(営業利益)は2,627百万円(前年同四半期比29.4%減)となりました。
陰イオン界面活性剤の分野におきましては、国内繊維は、徐々に生産を再開しているものの、十分な回復には至っておりません。海外向けでは、繊維工業分野は堅調でしたが、非繊維工業分野の販売不振もあり、外部顧客に対する売上高は2,103百万円(前年同四半期比12.4%減)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、国内では衣料分野向けの販売が減少し、産業資材分野については、一部自動車関連での回復が見られたものの、落ち込みをカバーすることはできませんでした。非繊維工業分野では、洗剤向けが好調に推移しました。海外向けでは、繊維工業分野が好調でしたが、外部顧客に対する売上高は12,827百万円(前年同四半期比8.5%減)となりました。
陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、国内の繊維衣料用加工剤の販売は減少し、外部顧客に対する売上高は732百万円(前年同四半期比4.7%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、繊維工業関連では、衣料の国内生産が年初より悪化しゴールデンウイーク以降に大きく減少しましたが、非繊維工業関連では、自動車関連を中心とする需要が、当第3四半期では回復基調となっています。設備投資関連資材は、一部製品の終売により前年同四半期を下回る販売となりました。その結果、外部顧客に対する売上高は5,285百万円(前年同四半期比20.0%減)となりました。
・インドネシア
インドネシアにおける当第3四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は334百万円(前年同四半期比34.6%減)、セグメント利益(営業利益)は35百万円(前年同四半期比119.9%増)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、多くの得意先が半分程度の操業のため販売が落ち込みましたが、産業資材向け油剤は徐々に回復しております。その結果、外部顧客に対する売上高は198百万円(前年同四半期比29.8%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、国内では、大規模な社会制限が実施された影響により、経済活動が低下しております。このため、多くの得意先が休業しており、大幅に販売数量が減少しました。一方、輸出は昨年水準まで戻りつつあります。その結果、外部顧客に対する売上高は130百万円(前年同四半期比41.0%減)となりました。
陰イオン界面活性剤及び陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、販売数量、販売金額ともに大きな進展は見られませんでした。外部顧客に対する売上高はそれぞれ5百万円(前年同四半期比23.8%増)及び1百万円(前年同四半期比34.7%減)となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備の新設、改修等に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金により賄うことを基本方針としております。
前連結会計年度におきましては、主に日本における本社工場及び静岡工場での設備投資を実施してまいりましたが、当第3四半期連結会計期間以後も継続的にこれらの拠点における設備の新設・更新を行っていく予定であります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は598百万円であります。
(1) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)比297百万円(0.5%)増加して、65,004百万円となりました。流動資産は前期末比580百万円(1.2%)増加の50,247百万円、固定資産は前期末比282百万円(1.9%)減少の14,756百万円となりました。
流動資産増加の主な要因は、商品及び製品が418百万円、有価証券が181百万円それぞれ減少したものの、受取手形及び売掛金が1,151百万円前期末より増加したことによるものであります。
固定資産減少の主な要因は、機械装置及び運搬具が1,309百万円、投資有価証券が629百万円、建物及び構築物が615百万円それぞれ増加したものの、建設仮勘定が2,499百万円、繰延税金資産が208百万円前期末よりそれぞれ減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比975百万円(10.1%)減少の8,721百万円となりました。流動負債は、前期末比966百万円(11.3%)減少の7,551百万円、固定負債は前期末比9百万円(0.8%)減少の1,169百万円となりました。
流動負債減少の主な要因は、買掛金が158百万円増加したものの、未払法人税等が652百万円、その他が321百万円、賞与引当金が150百万円それぞれ前期末より減少したことによるものであります。
固定負債減少の主な要因は、退職給付に係る負債が15百万円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前期末比1,273百万円(2.3%)増加して56,283百万円となりました。純資産増加の主な要因は、利益剰余金が1,016百万円前期末より増加したことによるものであります。
この結果自己資本比率は、前期末の84.8%から86.4%となりました。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米中貿易摩擦が長期化したことに加え、新型コロナウイルス感染症が再度の広がりを見せ、この対策として各国が実施した渡航制限、都市封鎖の影響により、経済活動が停滞しました。国内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然継続し、政策の後押しによる回復が一部見られたものの厳しい状況が続いております。
国内では、顧客における生産活動は、回復基調にありますが、依然自粛ムードを引きずり、全体としては、十分な回復には至っておりません。海外では、2020年の初めから新型コロナウイルスによる世界経済悪化の影響を受けたため、各地での顧客における生産量の大幅減少や生産の一時停止、更にはロックダウンによる物流機能の停滞等がありました。第3四半期では、かなりの回復基調が見られたものの、全体としては減収となりました。
当社グループとしましては、新型コロナウイルスを主因とする世界的な経済環境の不安定さと変動リスクの長期化を踏まえ、引き続き高品質で価格競争力のある製品の開発を行うとともに、新規顧客・用途開拓活動の推進により収益の維持・向上を進めているところであります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高21,283百万円(前年同四半期比12.4%減)、営業利益2,660百万円(前年同四半期比28.8%減)、経常利益2,755百万円(前年同四半期比35.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,987百万円(前年同四半期比34.4%減)となりました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
・日本
日本における当第3四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は20,949百万円(前年同四半期比11.9%減)、セグメント利益(営業利益)は2,627百万円(前年同四半期比29.4%減)となりました。
陰イオン界面活性剤の分野におきましては、国内繊維は、徐々に生産を再開しているものの、十分な回復には至っておりません。海外向けでは、繊維工業分野は堅調でしたが、非繊維工業分野の販売不振もあり、外部顧客に対する売上高は2,103百万円(前年同四半期比12.4%減)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、国内では衣料分野向けの販売が減少し、産業資材分野については、一部自動車関連での回復が見られたものの、落ち込みをカバーすることはできませんでした。非繊維工業分野では、洗剤向けが好調に推移しました。海外向けでは、繊維工業分野が好調でしたが、外部顧客に対する売上高は12,827百万円(前年同四半期比8.5%減)となりました。
陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、国内の繊維衣料用加工剤の販売は減少し、外部顧客に対する売上高は732百万円(前年同四半期比4.7%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、繊維工業関連では、衣料の国内生産が年初より悪化しゴールデンウイーク以降に大きく減少しましたが、非繊維工業関連では、自動車関連を中心とする需要が、当第3四半期では回復基調となっています。設備投資関連資材は、一部製品の終売により前年同四半期を下回る販売となりました。その結果、外部顧客に対する売上高は5,285百万円(前年同四半期比20.0%減)となりました。
・インドネシア
インドネシアにおける当第3四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は334百万円(前年同四半期比34.6%減)、セグメント利益(営業利益)は35百万円(前年同四半期比119.9%増)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、多くの得意先が半分程度の操業のため販売が落ち込みましたが、産業資材向け油剤は徐々に回復しております。その結果、外部顧客に対する売上高は198百万円(前年同四半期比29.8%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、国内では、大規模な社会制限が実施された影響により、経済活動が低下しております。このため、多くの得意先が休業しており、大幅に販売数量が減少しました。一方、輸出は昨年水準まで戻りつつあります。その結果、外部顧客に対する売上高は130百万円(前年同四半期比41.0%減)となりました。
陰イオン界面活性剤及び陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、販売数量、販売金額ともに大きな進展は見られませんでした。外部顧客に対する売上高はそれぞれ5百万円(前年同四半期比23.8%増)及び1百万円(前年同四半期比34.7%減)となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備の新設、改修等に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金により賄うことを基本方針としております。
前連結会計年度におきましては、主に日本における本社工場及び静岡工場での設備投資を実施してまいりましたが、当第3四半期連結会計期間以後も継続的にこれらの拠点における設備の新設・更新を行っていく予定であります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は598百万円であります。