四半期報告書-第83期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 15:27
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)比1,758百万円(2.7%)減少して、62,947百万円となりました。流動資産は前期末比1,590百万円(3.2%)減少の48,076百万円、固定資産は前期末比168百万円(1.1%)減少の14,871百万円となりました。
流動資産減少の主な要因は、現金及び預金が559百万円、受取手形及び売掛金が594百万円前期末より減少したことによるものであります。
固定資産減少の主な要因は、建物及び構築物が646百万円、機械装置及び運搬具が1,560百万円前期末より増加の一方、建設仮勘定が2,481百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比2,063百万円(21.3%)減少の7,633百万円となりました。流動負債は、前期末比2,067百万円(24.3%)減少の6,450百万円、固定負債は前期末比4百万円(0.4%)増加の1,182百万円となりました。
流動負債減少の主な要因は、買掛金が971百万円、その他が598百万円、未払法人税等が320百万円前期末よりそれぞれ減少したことによるものであります。
固定負債増加の主な要因は、その他の負債が5百万円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前期末比304百万円(0.6%)増加して55,314百万円となりました。純資産増加の主な要因は、利益剰余金が当四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により202百万円、その他有価証券評価差額金が119百万円増加したことによるものであります。
この結果自己資本比率は、前期末の84.8%から87.6%となりました。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米中貿易摩擦が長期化したことに加え、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため各国が実施した渡航制限、都市封鎖の影響により、経済活動が停滞しました。国内では、新型コロナウイルスに伴う外出自粛や休業要請が徐々に緩和され、感染拡大を抑えつつ経済活動を再開する方向となっておりますが、収束の目途は不明な状況であり、依然予断を許さない状況となっております。
国内では、自動車市場の減速をはじめとした産業資材分野での販売不振、外出制限や販売店舗の休業などによる衣料分野での販売不振、工期遅延による建築関連分野での販売不振等により、減収となりました。海外では、年初からの新型コロナウイルスによる世界経済悪化の影響を受けたため、各地での顧客における生産量の大幅減少や生産の一時停止、更にはロックダウンによる物流機能の停滞等があり、当第2四半期では若干の回復基調が見られたものの、全体としては減収となりました。
当社グループとしましては、新型コロナウイルスを主因とする世界的な経済環境悪化の長期化を踏まえ、高品質で価格競争力のある製品の開発を行うとともに、新規顧客・用途開拓活動の推進により収益の維持・向上を進めているところであります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高12,967百万円(前年同四半期比19.0%減)、営業利益1,450百万円(前年同四半期比40.1%減)、経常利益1,606百万円(前年同四半期比39.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,173百万円(前年同四半期比38.1%減)となりました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
・日本
日本における当第2四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は12,725百万円(前年同四半期比18.7%減)、セグメント利益(営業利益)は1,422百万円(前年同四半期比41.3%減)となりました。
陰イオン界面活性剤の分野におきましては、国内繊維メーカー各社が減産する中、衛生材料分野向けの販売が好調でした。海外向けでは、繊維工業分野は堅調でしたが、非繊維工業分野の販売不振もあり、外部顧客に対する売上高は1,347百万円(前年同四半期比17.4%減)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、国内では衣料分野向けの販売が減少し、産業資材分野についても顧客による生産調整の影響で低迷しました。非繊維工業分野では洗剤向けが好調に推移しました。海外向けでは産業用繊維分野が好調でしたが、外部顧客に対する売上高は7,722百万円(前年同四半期比15.5%減)となりました。
陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、国内の繊維衣料用加工剤の販売は減少し、外部顧客に対する売上高は469百万円(前年同四半期比4.8%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、繊維工業関連では、衣料の国内生産が年初より悪化しゴールデンウイーク以降に大きく減少しました。非繊維工業関連では、自動車関連をはじめとする海外需要が大きく減少しました。設備投資関連資材は、一部製品の終売により前年同期を下回る販売となりました。その結果、外部顧客に対する売上高は3,186百万円(前年同四半期比27.4%減)となりました。
・インドネシア
インドネシアにおける当第2四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は241百万円(前年同四半期比31.7%減)、セグメント利益(営業利益)は31百万円(前年同四半期比794.7%増)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきまして、インドネシアでは、新型コロナウイルス感染症への感染拡大防止のため、「新型コロナウイルス即応のための大規模な社会制限に関する保健大臣令(2020年第9号)」が制定され、企業活動の停止を余儀なくされました。政府より許可を得て工場を操業再開しましたが、国内顧客の多くが操業を停止していたため、低調に留まっております。その結果、外部顧客に対する売上高は141百万円(前年同四半期比28.8%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましても同様に、国内顧客が操業を制限されていた影響を大きく受けました。その結果、外部顧客に対する売上高は95百万円(前年同四半期比36.5%減)となりました。
陰イオン界面活性剤及び陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、販売数量、販売金額ともに大きな進展は見られませんでした。外部顧客に対する売上高はそれぞれ4百万円(前年同四半期比9.1%減)及び0百万円(前年同四半期比22.3%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前期末に比べて、659百万円減少(前年同四半期は388百万円の減少)し、36,477百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは940百万円の現金及び現金同等物の増加(前年同四半期は1,661百万円の増加)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益1,596百万円、売上債権の減少額647百万円、減価償却費471百万円であり、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額966百万円、法人税等の支払額654百万円、その他の流動負債の減少額444百万円、賞与引当金の減少額177百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは392百万円の現金及び現金同等物の減少(前年同四半期は805百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入510百万円、保険積立金の払戻による収入196百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出534百万円、定期預金の預入による支出510百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは984百万円の現金及び現金同等物の減少(前年同四半期は1,122百万円の減少)となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額970百万円であります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備の新設、改修等に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金により賄うことを基本方針としております。
前連結会計年度におきましては、主に日本における本社工場及び静岡工場での設備投資を実施してまいりましたが、当第2四半期連結会計期間以後も継続的にこれらの拠点における設備の新設・更新を行っていく予定であります。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は395百万円であります。

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