四半期報告書-第85期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

【提出】
2022/11/11 15:37
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)比3,458百万円(4.5%)増加して、79,665百万円となりました。流動資産は前期末比3,802百万円(6.3%)増加の64,079百万円、固定資産は前期末比343百万円(2.2%)減少の15,586百万円となりました。
流動資産増加の主な要因は、その他が1,161百万円、受取手形及び売掛金が502百万円前期末より減少した一方、現金及び預金が4,205百万円、商品及び製品が800百万円増加したことによるものであります。
固定資産減少の主な要因は、建設仮勘定が68百万円前期末より増加した一方、機械装置及び運搬具が200百万円、建物及び構築物が40百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比170百万円(1.3%)増加の12,985百万円となりました。流動負債は、前期末比165百万円(1.5%)増加の11,570百万円、固定負債は前期末比5百万円(0.4%)増加の1,414百万円となりました。
流動負債増加の主な要因は、賞与引当金が206百万円前期末より減少した一方、その他が171百万円、未払法人税等が158百万円前期末より増加したことによるものであります。
固定負債増加の主な要因は、繰延税金負債が9百万円前期末より減少した一方、退職給付に係る負債が13百万円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前期末比3,287百万円(5.2%)増加して66,680百万円となりました。純資産増加の主な要因は、利益剰余金が当四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により4,391百万円増加した一方、配当金の支払により1,132百万円減少したことや、その他有価証券評価差額金が117百万円前期末より減少したことによるものであります。
この結果自己資本比率は、前期末の83.0%から83.5%となりました。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国政府による新型コロナウイルス感染症防止対策と経済活動の両立が進んだことなどから消費や投資が拡大する一方、半導体不足による自動車の減産、原材料価格の高騰やロシア連邦によるウクライナ共和国への侵攻の長期化等により、不安定なまま推移いたしました。
また、国内においては外国為替相場が円安方向に急激に変動したことなどから物価上昇圧力が高まり、先行きの不透明感は更に強まっております。
当社グループとしましては、世界的な経済環境の不安定さと変動リスクの長期化を踏まえ、引き続き高品質で価格競争力のある製品の開発を行うとともに、新規顧客・用途開拓活動の推進により収益の維持・向上を進めているところであります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、急激な円安の進行で外貨建売上が増加したことにより売上高は20,630百万円(前年同四半期比18.1%増)になりました。また、製品及び原材料価格の上昇で期末在庫金額が前期末に比べて1,281百万円増加し、原価率が改善したこと等により営業利益は4,306百万円(前年同四半期比70.3%増)、さらに、円安による外貨建預金の換算替えを行い為替差益を1,599百万円計上したことにより経常利益は6,252百万円(前年同四半期比103.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,391百万円(前年同四半期比100.2%増)となりました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
・日本
日本における当第2四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は20,208百万円(前年同四半期比17.6%増)、セグメント利益(営業利益)は4,304百万円(前年同四半期比71.7%増)となりました。
陰イオン界面活性剤の分野におきましては、国内繊維関連における産業資材用途は自動車の生産量減少の影響を受けており、衣料用途は底を打ったものの十分な回復には至っておりません。一方で海外向けは総じて堅調で、外部顧客に対する売上高は1,896百万円(前年同四半期比22.1%増)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、国内でのスポーツ衣料向けは好調に推移しているものの、ユニフォーム・カジュアル衣料向けは、テレワークの増加により低調となっており、自動車向け資材も生産調整により低迷しています。また、非繊維工業関連ではトイレタリー向けは好調でしたが、自動車向けが販売縮小となりました。一方で海外向けは総じて好調で、外部顧客に対する売上高は12,387百万円(前年同四半期比17.2%増)となりました。
陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、国内での繊維衣料用加工剤やシャンプー・家庭用洗剤向けは好調でしたが、海外向けは低調となり、外部顧客に対する売上高は423百万円(前年同四半期比13.0%減)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、繊維工業関連では衣料の国内生産は回復しつつありますが、いまだコロナ前の数量には戻っておりません。一方で非繊維工業関連では国内では自動車メーカーの生産調整の影響を受けましたが、海外では拡販が進んで前年同期を上回る販売となり、外部顧客に対する売上高は5,501百万円(前年同四半期比20.2%増)となりました。
・インドネシア
インドネシアにおける当第2四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は422百万円(前年同四半期比52.2%増)、セグメント利益(営業利益)は28百万円(前年同四半期比40.2%増)となりました。
非イオン界面活性剤の分野におきましては、販売量が順調に回復し新型コロナウイルス感染症発生前の水準に戻りつつあります。その結果、外部顧客に対する売上高は269百万円(前年同四半期比46.3%増)となりました。
高分子・無機製品等の分野におきましては、海外向けの販売量が停滞しつつあるものの総じて回復基調にあり、外部顧客に対する売上高は144百万円(前年同四半期比62.9%増)となりました。
陰イオン界面活性剤及び陽・両性イオン界面活性剤の分野におきましては、販売数量、販売金額ともに進展は見られなかったものの、外部顧客に対する売上高はそれぞれ4百万円(前年同四半期比35.1%増)及び3百万円(前年同四半期比212.2%増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前期末に比べて、2,981百万円増加(前年同四半期は40百万円の増加)し、47,855百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは2,318百万円の現金及び現金同等物の増加(前年同四半期は851百万円の増加)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益6,219百万円、売上債権の減少額546百万円、減価償却費465百万円であり、支出の主な内訳は、為替差益1,658百万円、法人税等の支払額1,623百万円、棚卸資産の増加額1,259百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは136百万円の現金及び現金同等物の増加(前年同四半期は205百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入510百万円、投資有価証券の償還による収入322百万円であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出510百万円、有形固定資産の取得による支出155百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,134百万円の現金及び現金同等物の減少(前年同四半期は972百万円の減少)となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額1,131百万円であります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備の新設、改修等に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金により賄うことを基本方針としております。
前連結会計年度におきましては、主に日本における本社工場及び静岡工場での設備投資を実施してまいりましたが、当第2四半期連結会計期間以後も継続的にこれらの拠点における設備の新設・更新を行っていく予定であります。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は395百万円であります。

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