四半期報告書-第69期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済情勢は、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだこともあり、製造業を中心に景況感は改善してきましたが、依然として世界的に繰り返される感染症拡大の波を受けその脅威は続いており、先行きが不透明な状況は変わっておりません。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、人そして地球を豊かにする「もの」を提供し、化学メーカーとして持続可能な社会実現に向けて貢献していくために、改めて「水系」・「無溶剤」製品の開発を重要なテーマとして捉え、互いに応じ成長し合うという「互応の精神」のもと、従業員相互間、また取引先との連携を強化しながら研究開発や営業活動を進めてまいりました。管理部門や生産部門においても、引き続き業務のさらなる効率化のための施策を立案し実行しております。
また、当第2四半期連結会計期間においては、本社・研究棟の新築に着手し、従来は分かれていた機能性材料分野と電子材料分野の研究棟を集約、研究員が一棟の同じフロアにおいて自然と関心を持ち合い、互いに応じ合える環境を作ることによってイノベーションの創出を図ってまいります。福井工場におきましても水溶性ポリエステル樹脂の製造工場の設備の増設、並びに人手を要していました充填ラインの機械化、さらに老朽化しておりましためっき関連の製造設備を本社より移転するために新たなめっき工場の建築に着手しております。世界経済が新型コロナ感染症の影響を受ける不透明な状況下ではありますが、当社の製品開発体制の構築や独自技術が活かされた製品製造設備への積極的な投資を今行うことによって今後の飛躍に繋げていく所存です。
当第2四半期連結累計期間における売上高は3,527百万円(前年同期比15.1%増)、営業利益は352百万円(同91.2%増)、経常利益は363百万円(同106.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は282百万円(同124.6%増)の増収増益となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
(反応系製品)
反応系製品の中で繊維関係は、国内市場は織物在庫過多が終息し、北陸市場への発注が回復傾向で前年同期を上回りました。また、海外市場においても当社グループがターゲットとする高級衣料分野が回復の兆しから好調に推移し、全体でも前年同期を大きく上回る結果となりました。
製紙・印刷関係は、紙加工分野の出版物減少、パッケージ減少から引き続き市場は低迷していますが、新型コロナウイルスの影響からの回復の兆しは見られ、経済情勢回復のための販促用DM等が増えた影響を受け、全体として前年同期を上回る結果となりました。
化粧品関係は、国内外市場ともに新型コロナウイルスによるテレワーク等の拡大で影響を受けていたヘアセット用樹脂に回復の傾向がみられたことから前年同期を上回り、洗浄剤用樹脂は洗浄系商品の国内消費が好調に推移し、全体としても前年同期を大きく上回る結果となりました。
その他工業用分野は、水溶性ポリエステル樹脂では、国内外ともに繊維関係は回復傾向にありフィルム関係は全体的に堅調に推移し、また海外フィルム市場で新規ユーザーの採用もあり、全体として前年同期を上回る結果となりました。
転写関係は、国内外市場ともに新型コロナウイルスの影響を受けていたコップやお皿の景品企画に回復の兆しがみられ、また引き続きリフォーム関連分野が堅調に推移し、前年同期を上回りました。
めっき関連国内市場も自動車メーカー各工場の回復から堅調に推移、また一般プリント配線板市場も新型コロナウイルスからの回復により好調で、前年同期を上回りました。海外市場は中国食品軟包装分野のグラビア印刷業界が堅調に推移し、前年同期を上回りました。
その結果、当セグメントの売上高は3,033百万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は640百万円(同36.0%増)となりました。
(混合系製品)
全体的に新型コロナウイルスの影響からの回復の傾向がみられ、電子部品関連は国内外ともに5G市場が堅調に推移し、前年同期を大きく上回る結果となりました。
またプリント配線板市場においては、一般家電品、自動車関連及びアミューズメント業界の回復により、前年同期を大きく上回り、テレワーク等の拡大により好調に推移した海外PC関連分野は落ち着きを取り戻しつつも前年同期を上回りました。
その結果、当セグメントの売上高は493百万円(前年同期比26.5%増)、営業損失は3百万円(前年同期は営業損失22百万円)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は16,607百万円と前連結会計年度末に比べ、298百万円増加しました。
流動資産は前連結会計年度末に比べ676百万円減少し8,776百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が84百万円、電子記録債権が41百万円、有価証券が700百万円、商品及び製品が56百万円、原材料及び貯蔵品が32百万円それぞれ増加しましたが、現金及び預金が1,606百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は前連結会計年度末に比べ974百万円増加し7,831百万円となりました。これは、投資その他の資産が539百万円減少しましたが、有形固定資産が1,508百万円、無形固定資産が5百万円それぞれ増加したことによるものです。
流動負債は前連結会計年度末に比べ189百万円増加し1,690百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が29百万円、電子記録債務が103百万円、未払法人税等が46百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
固定負債は前連結会計年度末に比べ0百万円増加し715百万円となりました。これは、リース債務が7百万円減少
しましたが、退職給付に係る負債が3百万円、役員退職慰労引当金が4百万円増加したことによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ107百万円増加し14,201百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が30百万円減少しましたが、利益剰余金が93百万円、為替換算調整勘定が43百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
(4)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から205百万円増加し、2,856百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は456百万円(前年同期比98.9%増)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益396百万円(同124.7%増)に対し、投資有価証券売却益32百万円(前年同期は-)、売上債権の増加額117百万円(前年同期は減少額358百万円)及び棚卸資産の増加額83百万円(前年同期は減少額85百万円)などがあったものの、減価償却費163百万円(前年同期比0.9%増)、仕入債務の増加額131百万円(前年同期は減少額307百万円)があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は77百万円(前年同期比53.7%減)となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入2,971百万円(同26.9%増)などがあったものの、定期預金の預入による支出1,160百万円(同50.4%減)、有形固定資産の取得による支出1,729百万円(前年同期は支出57百万円)があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は196百万円(前年同期比11.2%減)となりました。これは、配当金の支払額188百万円(同14.6%減)があったこと等によるものです。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は204百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)重要な設備
第68期末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に著しい変化があったものは、次のとおりであります。
(注)当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度に計画中であった当社福井工場の製造設備につきましては、完了予定年月を変更しております。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済情勢は、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだこともあり、製造業を中心に景況感は改善してきましたが、依然として世界的に繰り返される感染症拡大の波を受けその脅威は続いており、先行きが不透明な状況は変わっておりません。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、人そして地球を豊かにする「もの」を提供し、化学メーカーとして持続可能な社会実現に向けて貢献していくために、改めて「水系」・「無溶剤」製品の開発を重要なテーマとして捉え、互いに応じ成長し合うという「互応の精神」のもと、従業員相互間、また取引先との連携を強化しながら研究開発や営業活動を進めてまいりました。管理部門や生産部門においても、引き続き業務のさらなる効率化のための施策を立案し実行しております。
また、当第2四半期連結会計期間においては、本社・研究棟の新築に着手し、従来は分かれていた機能性材料分野と電子材料分野の研究棟を集約、研究員が一棟の同じフロアにおいて自然と関心を持ち合い、互いに応じ合える環境を作ることによってイノベーションの創出を図ってまいります。福井工場におきましても水溶性ポリエステル樹脂の製造工場の設備の増設、並びに人手を要していました充填ラインの機械化、さらに老朽化しておりましためっき関連の製造設備を本社より移転するために新たなめっき工場の建築に着手しております。世界経済が新型コロナ感染症の影響を受ける不透明な状況下ではありますが、当社の製品開発体制の構築や独自技術が活かされた製品製造設備への積極的な投資を今行うことによって今後の飛躍に繋げていく所存です。
当第2四半期連結累計期間における売上高は3,527百万円(前年同期比15.1%増)、営業利益は352百万円(同91.2%増)、経常利益は363百万円(同106.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は282百万円(同124.6%増)の増収増益となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
(反応系製品)
反応系製品の中で繊維関係は、国内市場は織物在庫過多が終息し、北陸市場への発注が回復傾向で前年同期を上回りました。また、海外市場においても当社グループがターゲットとする高級衣料分野が回復の兆しから好調に推移し、全体でも前年同期を大きく上回る結果となりました。
製紙・印刷関係は、紙加工分野の出版物減少、パッケージ減少から引き続き市場は低迷していますが、新型コロナウイルスの影響からの回復の兆しは見られ、経済情勢回復のための販促用DM等が増えた影響を受け、全体として前年同期を上回る結果となりました。
化粧品関係は、国内外市場ともに新型コロナウイルスによるテレワーク等の拡大で影響を受けていたヘアセット用樹脂に回復の傾向がみられたことから前年同期を上回り、洗浄剤用樹脂は洗浄系商品の国内消費が好調に推移し、全体としても前年同期を大きく上回る結果となりました。
その他工業用分野は、水溶性ポリエステル樹脂では、国内外ともに繊維関係は回復傾向にありフィルム関係は全体的に堅調に推移し、また海外フィルム市場で新規ユーザーの採用もあり、全体として前年同期を上回る結果となりました。
転写関係は、国内外市場ともに新型コロナウイルスの影響を受けていたコップやお皿の景品企画に回復の兆しがみられ、また引き続きリフォーム関連分野が堅調に推移し、前年同期を上回りました。
めっき関連国内市場も自動車メーカー各工場の回復から堅調に推移、また一般プリント配線板市場も新型コロナウイルスからの回復により好調で、前年同期を上回りました。海外市場は中国食品軟包装分野のグラビア印刷業界が堅調に推移し、前年同期を上回りました。
その結果、当セグメントの売上高は3,033百万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は640百万円(同36.0%増)となりました。
(混合系製品)
全体的に新型コロナウイルスの影響からの回復の傾向がみられ、電子部品関連は国内外ともに5G市場が堅調に推移し、前年同期を大きく上回る結果となりました。
またプリント配線板市場においては、一般家電品、自動車関連及びアミューズメント業界の回復により、前年同期を大きく上回り、テレワーク等の拡大により好調に推移した海外PC関連分野は落ち着きを取り戻しつつも前年同期を上回りました。
その結果、当セグメントの売上高は493百万円(前年同期比26.5%増)、営業損失は3百万円(前年同期は営業損失22百万円)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は16,607百万円と前連結会計年度末に比べ、298百万円増加しました。
流動資産は前連結会計年度末に比べ676百万円減少し8,776百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が84百万円、電子記録債権が41百万円、有価証券が700百万円、商品及び製品が56百万円、原材料及び貯蔵品が32百万円それぞれ増加しましたが、現金及び預金が1,606百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は前連結会計年度末に比べ974百万円増加し7,831百万円となりました。これは、投資その他の資産が539百万円減少しましたが、有形固定資産が1,508百万円、無形固定資産が5百万円それぞれ増加したことによるものです。
流動負債は前連結会計年度末に比べ189百万円増加し1,690百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が29百万円、電子記録債務が103百万円、未払法人税等が46百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
固定負債は前連結会計年度末に比べ0百万円増加し715百万円となりました。これは、リース債務が7百万円減少
しましたが、退職給付に係る負債が3百万円、役員退職慰労引当金が4百万円増加したことによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ107百万円増加し14,201百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が30百万円減少しましたが、利益剰余金が93百万円、為替換算調整勘定が43百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
(4)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から205百万円増加し、2,856百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は456百万円(前年同期比98.9%増)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益396百万円(同124.7%増)に対し、投資有価証券売却益32百万円(前年同期は-)、売上債権の増加額117百万円(前年同期は減少額358百万円)及び棚卸資産の増加額83百万円(前年同期は減少額85百万円)などがあったものの、減価償却費163百万円(前年同期比0.9%増)、仕入債務の増加額131百万円(前年同期は減少額307百万円)があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は77百万円(前年同期比53.7%減)となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入2,971百万円(同26.9%増)などがあったものの、定期預金の預入による支出1,160百万円(同50.4%減)、有形固定資産の取得による支出1,729百万円(前年同期は支出57百万円)があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は196百万円(前年同期比11.2%減)となりました。これは、配当金の支払額188百万円(同14.6%減)があったこと等によるものです。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は204百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)重要な設備
第68期末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に著しい変化があったものは、次のとおりであります。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の 内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手及び 完了予定年月 | 完成後の増加能力 | ||
| 総額 (千円) | 既支払額 (千円) | 着手 | 完了 | ||||||
| 当社 福井工場 | 福井県 坂井市 | 反応系製品 | 製造設備 | 500,000 | 264,000 | 自己資金 | 2021.4 | 2021.11 | 3.7%増加 |
| 当社 福井工場 | 福井県 坂井市 | 反応系製品 | 工場棟 製造設備 | 450,000 | 244,200 | 自己資金 | 2021.4 | 2021.12 | 3.9%増加 |
(注)当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度に計画中であった当社福井工場の製造設備につきましては、完了予定年月を変更しております。