臨時報告書

【提出】
2016/12/15 15:12
【資料】
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提出理由

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号および第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
2016年12月15日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社は、2016年12月15日開催の取締役会において、当社の連結子会社である和光純薬工業株式会社(以下「和光純薬」)株式の譲渡に向け、富士フイルム株式会社(以下「富士フイルム」)が2017年2月下旬から実施する予定の公開買付け(以下「本公開買付け」)に応募する旨の契約(以下「本応募契約」)を同社と締結することについて決議し、同日、本応募契約を締結しました。
本公開買付けに先立ち、和光純薬は本公開買付けにおける買付価格と同額の取得価格にて、和光純薬株式の取得(以下「本自己株式取得」、「本公開買付け」とあわせて「本株式譲渡」)を実施する予定とのことです。和光純薬による本自己株式取得が実施された場合、当社は、当社グループが保有する和光純薬株式(以下「当社保有株式」)の一部を本自己株式取得への応募により和光純薬に譲渡し、本自己株式取得後に全ての当社保有株式を本公開買付けへの応募により富士フイルムに譲渡し、当社保有株式の全株式を譲渡する予定です。
(3)当該事象の損益および連結損益に与える影響額
①連結決算
本株式譲渡により、和光純薬は当社の連結子会社から除外されることとなります。
本株式譲渡が成立した場合、2017年度第1四半期の連結決算において、約1,000億円の株式売却益を「その他の営業収益」として計上する見込みです。
②単体決算
日本基準が適用される単体決算においては、本自己株式取得と本公開買付けは個別の取引として取り扱われることから、本自己株式取得に係る損益として2016年度第4四半期に約900億円、本公開買付けに係る損益として2017年度第1四半期に約1,000億円の株式売却益を「特別利益」として計上する見込みです。