四半期報告書-第123期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/07/31 9:17
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績
当第1四半期累計期間の経営成績につきましては、以下のとおりであります。
区分前第1四半期累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年6月30日)
当第1四半期累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年6月30日)
増減額増減率
売上高(百万円)13,94712,355△1,591△11.4%
営業利益(百万円)1,321685△635△48.1%
経常利益(百万円)1,369720△649△47.4%
四半期純利益(百万円)815435△379△46.6%

売上高は、消費税増税前の一時的な需要増に伴う反動減に加え、薬価改定の影響により12,355百万円と前年同期に比べ1,591百万円(11.4%)減少しました。
主要な製品・商品の販売状況につきましては、「レミッチカプセル(血液透析患者における経口そう痒症改善剤)」は2,634百万円と前年同期に比べ662百万円(20.1%)減少したほか、「ツルバダ配合錠(抗HIV薬)」は2,511百万円と前年同期に比べ637百万円(20.2%)減少しました。なお、平成25年5月に販売を開始しました「スタリビルド配合錠」については498百万円、本年5月に販売を開始しました「リオナ錠(高リン血症治療剤)」については271百万円となりました。
費用面におきましては、売上原価は売上高が減少したこと等により5,702百万円と前年同期に比べ456百万円(7.4%)減少し、販売費及び一般管理費は研究開発費が減少したこと等により5,966百万円と前年同期に比べ499百万円(7.7%)減少しました。
以上の結果、営業利益は685百万円と前年同期に比べ635百万円(48.1%)減少し、経常利益は720百万円と前年同期に比べ649百万円(47.4%)減少しました。四半期純利益につきましては435百万円と前年同期に比べ379百万円(46.6%)減少しました。
(2) 財政状態
当第1四半期会計期間末の総資産は、90,825百万円と前事業年度末に比べ2,312百万円(2.5%)減少しました。これは、商品及び製品が1,675百万円、投資その他の資産に含まれる投資有価証券が640百万円増加しましたが、有価証券が2,201百万円、受取手形及び売掛金が2,081百万円減少したこと等によるものです。
負債につきましては、11,978百万円と前事業年度末に比べ2,140百万円(15.2%)減少しました。これは、買掛金が584百万円増加しましたが、流動負債のその他に含まれる未払金が1,006百万円、未払法人税等が882百万円、賞与引当金が689百万円減少したこと等によるものです。
純資産につきましては、78,847百万円と前事業年度末に比べ171百万円(0.2%)減少しました。これは、主に利益剰余金が130百万円減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は1,141百万円であります。