四半期報告書-第86期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析を行っております。
また、2020年3月30日に行われた平安津村薬業有限公司及びその子会社5社との企業結合について、前第1四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は326,956百万円で、前連結会計年度末に比べて7,892百万円の増加となりました。流動資産は、棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて6,764百万円の増加となりました。固定資産は、投資有価証券が減少した一方で、建物及び構築物の増加等により、前連結会計年度末に比べて1,128百万円の増加となりました。
負債合計は87,017百万円で、前連結会計年度末に比べて1,123百万円の増加となりました。流動負債は、未払法人税等が減少した一方で、支払手形及び買掛金の増加等により、前連結会計年度末に比べて1,653百万円の増加となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べて530百万円の減少となりました。
純資産合計は239,938百万円で、前連結会計年度末に比べて6,769百万円の増加となりました。株主資本は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて2,940百万円の増加となりました。その他の包括利益累計額は、為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べて2,894百万円の増加となりました。また、非支配株主持分は、前連結会計年度末に比べて933百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は0.1ポイント上昇して、68.4%となりました。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間の連結業績は、以下のとおりとなりました。
[ 連結業績 ] (単位:百万円)
売上高は、前年同期と比べ11.9%増加し、31,771百万円となりました。
そのうち、国内の売上高は、29,513百万円となりました。当社グループの医療用漢方製剤の販売状況は、上気道炎等の感染症の減少による風邪関連処方が落ち込みましたが、生活環境の変化による精神疾患や皮膚疾患等の処方が伸長しました。主力品目である育薬処方※1の大建中湯は、前年同期と比べ1.9%増加しました。便秘症の症状のうち、治療満足度が低いと考えられる「腹部膨満感」に焦点をあて、新たな市場の獲得に向けた活動の強化を継続しております。Growing処方※2では、補中益気湯、五苓散、加味逍遙散、芍薬甘草湯が好調に推移しました。その結果、医療用漢方製剤129処方の売上高は、前年同期と比べ7.8%増加しました。
海外の売上高は、2,257百万円となりました。平安津村薬業有限公司、深セン津村薬業有限公司を中心とした生薬プラットフォームにおいて、原料生薬と飲片(刻み生薬)等の販売が伸長しました。
売上原価は、売上高の伸長により前年同期と比べ13.7%増加し、15,298百万円となりました。売上原価率は、前年同期と比べ0.8ポイント上昇し、48.2%となりました。
販売費及び一般管理費は、前年同期と比べ11.2%増加し、10,321百万円となりました。主にe-プロモーションに伴う活動経費等の増加によるものです。販管費率は、前年同期と比べ0.2ポイント低下し、32.5%となりました。
以上の結果、営業利益は前年同期と比べ8.7%増加し、6,152百万円となりました。営業利益率は、前年同期と比べ0.5ポイント低下し、19.4%となりました。経常利益は、為替差益の影響により、前年同期と比べ27.7%増加し、7,247百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期と比べ34.2%増加し、5,389百万円となりました。
※1 育薬処方:
近年の疾病構造を見据え、医療ニーズの高い領域において新薬治療で難渋している疾患で、医療用漢方製剤が特異的に効果を発揮する疾患に的を絞り、エビデンス(科学的根拠)を確立する処方
※2 Growing処方:
育薬処方に続く戦略処方として、治療満足度や薬剤貢献度の低い領域でのエビデンス構築(安全性・有効性データ等)により診療ガイドライン掲載を目指す処方
[ 新型コロナウイルス感染症への取り組みについて ]
新型コロナウイルス感染症への対応として、当社は年間を通し従業員及び事業関係者への感染防止対策を徹底するとともに、製薬企業の使命である製品の安定供給に取り組んでまいりました。国内及び海外ともに製品供給への影響は出ておりません。
不透明な事業環境が続きますが、引き続き状況の変化を注視するとともに、感染防止対策と製品の安定供給に取り組んでまいります。
③ キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間は、営業活動によるキャッシュ・フローが3,360百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが3,101百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2,371百万円の支出となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,360百万円の収入となりました。主な内訳は、収入項目では税金等調整前四半期純利益7,153百万円、支出項目では法人税等の支払額3,720百万円であります。前年同期との比較では、2,142百万円収入が減少しております。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,101百万円の支出となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出2,957百万円であります。前年同期との比較では、4,316百万円支出が増加しております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,371百万円の支出となりました。主な内訳は、配当金の支払額による支出2,354百万円であります。前年同期との比較では、560百万円支出が増加しております。
その結果、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて390百万円減少し、59,278百万円となりました。
当社グループは医薬品事業の単一事業であるため、セグメントごとの記載は省略しております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、1,780百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した経営成績に重要な影響を与えるリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当社は、リスク管理主管部門による業務担当部門、グループ会社のトップへのリスクヒアリングを通じ、「リスク管理委員会」及び「リスク管理推進会議」をそれぞれ開催し、経営リスクに対する取組み状況の確認及び今後発生し得るリスクについて、必要な対処方法を確認しております。また、企業活動に重大な影響を及ぼす恐れがある緊急事態が発生した場合には、「リスク管理規程」に則って対応しております。
(6)資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの運転資金及び設備投資資金については、自己資金、社債、金融機関からの借入金により資金調達を行っております。運転資金は自己資金及び短期借入金を基本としており、設備投資資金は社債及び長期借入金を基本としております。
なお、当第1四半期連結会計期間末における社債、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は53,102百万円となっております。また、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は59,278百万円となっております。
(7)今後の見通し
2021年5月11日に公表しました2022年3月期の連結業績予想に変更ありません。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析を行っております。
また、2020年3月30日に行われた平安津村薬業有限公司及びその子会社5社との企業結合について、前第1四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は326,956百万円で、前連結会計年度末に比べて7,892百万円の増加となりました。流動資産は、棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて6,764百万円の増加となりました。固定資産は、投資有価証券が減少した一方で、建物及び構築物の増加等により、前連結会計年度末に比べて1,128百万円の増加となりました。
負債合計は87,017百万円で、前連結会計年度末に比べて1,123百万円の増加となりました。流動負債は、未払法人税等が減少した一方で、支払手形及び買掛金の増加等により、前連結会計年度末に比べて1,653百万円の増加となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べて530百万円の減少となりました。
純資産合計は239,938百万円で、前連結会計年度末に比べて6,769百万円の増加となりました。株主資本は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて2,940百万円の増加となりました。その他の包括利益累計額は、為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べて2,894百万円の増加となりました。また、非支配株主持分は、前連結会計年度末に比べて933百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は0.1ポイント上昇して、68.4%となりました。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間の連結業績は、以下のとおりとなりました。
[ 連結業績 ] (単位:百万円)
| 2020年 第1四半期 | 2021年 第1四半期 | 対前年同期増減額 (増減率) | ||
| 売上高 | 28,396 | 31,771 | 3,375 (11.9%) | |
| 国内 | 27,413 | 29,513 | 2,100 (7.7%) | |
| 海外 | 982 | 2,257 | 1,274 (129.7%) | |
| 売上原価 | 13,457 | 15,298 | 1,840 (13.7%) | |
| 販売費及び一般管理費 | 9,281 | 10,321 | 1,039 (11.2%) | |
| 営業利益 | 5,657 | 6,152 | 494 (8.7%) | |
| 経常利益 | 5,674 | 7,247 | 1,572 (27.7%) | |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 4,016 | 5,389 | 1,372 (34.2%) | |
売上高は、前年同期と比べ11.9%増加し、31,771百万円となりました。
そのうち、国内の売上高は、29,513百万円となりました。当社グループの医療用漢方製剤の販売状況は、上気道炎等の感染症の減少による風邪関連処方が落ち込みましたが、生活環境の変化による精神疾患や皮膚疾患等の処方が伸長しました。主力品目である育薬処方※1の大建中湯は、前年同期と比べ1.9%増加しました。便秘症の症状のうち、治療満足度が低いと考えられる「腹部膨満感」に焦点をあて、新たな市場の獲得に向けた活動の強化を継続しております。Growing処方※2では、補中益気湯、五苓散、加味逍遙散、芍薬甘草湯が好調に推移しました。その結果、医療用漢方製剤129処方の売上高は、前年同期と比べ7.8%増加しました。
海外の売上高は、2,257百万円となりました。平安津村薬業有限公司、深セン津村薬業有限公司を中心とした生薬プラットフォームにおいて、原料生薬と飲片(刻み生薬)等の販売が伸長しました。
売上原価は、売上高の伸長により前年同期と比べ13.7%増加し、15,298百万円となりました。売上原価率は、前年同期と比べ0.8ポイント上昇し、48.2%となりました。
販売費及び一般管理費は、前年同期と比べ11.2%増加し、10,321百万円となりました。主にe-プロモーションに伴う活動経費等の増加によるものです。販管費率は、前年同期と比べ0.2ポイント低下し、32.5%となりました。
以上の結果、営業利益は前年同期と比べ8.7%増加し、6,152百万円となりました。営業利益率は、前年同期と比べ0.5ポイント低下し、19.4%となりました。経常利益は、為替差益の影響により、前年同期と比べ27.7%増加し、7,247百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期と比べ34.2%増加し、5,389百万円となりました。
※1 育薬処方:
近年の疾病構造を見据え、医療ニーズの高い領域において新薬治療で難渋している疾患で、医療用漢方製剤が特異的に効果を発揮する疾患に的を絞り、エビデンス(科学的根拠)を確立する処方
※2 Growing処方:
育薬処方に続く戦略処方として、治療満足度や薬剤貢献度の低い領域でのエビデンス構築(安全性・有効性データ等)により診療ガイドライン掲載を目指す処方
[ 新型コロナウイルス感染症への取り組みについて ]
新型コロナウイルス感染症への対応として、当社は年間を通し従業員及び事業関係者への感染防止対策を徹底するとともに、製薬企業の使命である製品の安定供給に取り組んでまいりました。国内及び海外ともに製品供給への影響は出ておりません。
不透明な事業環境が続きますが、引き続き状況の変化を注視するとともに、感染防止対策と製品の安定供給に取り組んでまいります。
③ キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間は、営業活動によるキャッシュ・フローが3,360百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが3,101百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2,371百万円の支出となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,360百万円の収入となりました。主な内訳は、収入項目では税金等調整前四半期純利益7,153百万円、支出項目では法人税等の支払額3,720百万円であります。前年同期との比較では、2,142百万円収入が減少しております。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,101百万円の支出となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出2,957百万円であります。前年同期との比較では、4,316百万円支出が増加しております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,371百万円の支出となりました。主な内訳は、配当金の支払額による支出2,354百万円であります。前年同期との比較では、560百万円支出が増加しております。
その結果、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて390百万円減少し、59,278百万円となりました。
当社グループは医薬品事業の単一事業であるため、セグメントごとの記載は省略しております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、1,780百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した経営成績に重要な影響を与えるリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当社は、リスク管理主管部門による業務担当部門、グループ会社のトップへのリスクヒアリングを通じ、「リスク管理委員会」及び「リスク管理推進会議」をそれぞれ開催し、経営リスクに対する取組み状況の確認及び今後発生し得るリスクについて、必要な対処方法を確認しております。また、企業活動に重大な影響を及ぼす恐れがある緊急事態が発生した場合には、「リスク管理規程」に則って対応しております。
(6)資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの運転資金及び設備投資資金については、自己資金、社債、金融機関からの借入金により資金調達を行っております。運転資金は自己資金及び短期借入金を基本としており、設備投資資金は社債及び長期借入金を基本としております。
なお、当第1四半期連結会計期間末における社債、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は53,102百万円となっております。また、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は59,278百万円となっております。
(7)今後の見通し
2021年5月11日に公表しました2022年3月期の連結業績予想に変更ありません。