有価証券報告書-第83期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

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2019/06/27 13:20
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財政状態につきましては、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善により、緩やかに伸長しました。世界経済全体では、米中貿易摩擦や不透明な欧州の政治情勢に加え、新興国の経済減速等による不確実性が高まる中においても、堅調な米国経済が支えとなり、景気の底堅さを維持しました。
一方、国内医薬品業界におきましては、昨年4月に薬価改定が実施される等、医療費抑制策の基調は変わらず、引き続き厳しい環境下で推移しました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a 財政状態
総資産は、前連結会計年度末に比べて5,056百万円減少し、287,322百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べて14,665百万円減少し、81,181百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べて9,608百万円増加し、206,141百万円となりました。
b 経営成績
売上高は、医療用漢方製剤の販売が引き続き伸長したこと等により、前連結会計年度に比べ2.6%増の120,906百万円となりました。
売上原価は、前連結会計年度に比べ0.3%減の49,451百万円となり、その結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ4.7%増の71,455百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ3.3%増の52,935百万円となり、その結果、営業利益は前連結会計年度に比べ8.6%増の18,520百万円となりました。
経常利益は、前連結会計年度に比べ10.0%増の19,702百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ0.6%増の14,593百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、5,450百万円の収入となりました。前連結会計年度との比較では、前渡金の増減額の減少及びたな卸資産の増減額の減少等により15,615百万円収入が減少しております。
投資活動によるキャッシュ・フローは、7,697百万円の支出となりました。前連結会計年度との比較では、定期預金の増減額の増加ならびに有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入の増加等により15,656百万円支出が減少しております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、18,528百万円の支出となりました。前連結会計年度との比較では、社債発行による収入の減少及び株式発行による収入の減少等により68,833百万円収入が減少しております。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて22,069百万円減少し、56,243百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
医薬品事業124,759+6.2
合計124,759+6.2

(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b 受注実績
当社グループは、見込生産を主体としているため記載を省略しております。
c 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)
医薬品事業120,906+2.6
合計120,906+2.6

(注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
アルフレッサ ホールディングス㈱29,85225.330,92325.6
㈱メディパルホールディングス25,80621.925,80021.3
㈱スズケン20,01617.021,10417.5
東邦ホールディングス㈱13,89911.814,48212.0

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 上記の相手先のうち、持株会社制を採用している会社は当該持株会社の名称を付すとともに、属する関係会社の取引高を集計して記載しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。
なお、連結財務諸表作成のための重要な会計方針等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a 財政状態
総資産は、1年内返済予定の長期借入金の返済による現預金の減少等により、前連結会計年度末に比べて5,056百万円減少し、287,322百万円となりました。
負債は、1年内返済予定の長期借入金の返済等により、前連結会計年度末に比べて14,665百万円減少し、81,181百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べて9,608百万円増加し、206,141百万円となりました。
b 経営成績
売上高は、医療用漢方製剤の販売が引き続き伸長したこと等により、前連結会計年度に比べ2.6%増の120,906百万円となりました。
売上原価は、前連結会計年度に比べ0.3%減の49,451百万円となり、その結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ4.7%増の71,455百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ3.3%増の52,935百万円となり、その結果、営業利益は前連結会計年度に比べ8.6%増の18,520百万円となりました。
経常利益は、前連結会計年度に比べ10.0%増の19,702百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ0.6%増の14,593百万円となりました。
また、生薬関連コストの低減等により売上原価率が前連結会計年度に比べ1.2ポイント低下しました。
これらの結果として、営業利益率は前連結会計年度に比べ0.8ポイント上昇し15.3%となりました。
医療用漢方製剤全体の売上高は、前連結会計年度に比べ2.7%伸長しました。漢方医学に対する医療関係者のニーズは益々多様化しており、医師への面談、医療機関説明会、漢方医学セミナーを基本とし、基礎・臨床エビデンス、漢方製剤掲載の診療ガイドライン及び漢方医学的な処方の使い分け等に関する適切な情報提供活動を実施しております。
引き続き、漢方医学及び漢方製剤に関する情報提供の拡充を図り、「高齢者関連領域」「がん領域(支持療法)」「女性関連領域」の重点3領域を中心に、潜在市場の大きい漢方市場の拡大を進めてまいります。
c キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社は、リスク管理主管部門による業務担当部門、グループ会社のトップへのリスクヒアリングを通じ、「リスク管理委員会」及び「リスク管理推進会議」をそれぞれ開催し、経営リスクに対する取組み状況の確認及び今後発生し得るリスクについて、必要な対処方法を確認しております。また、企業活動に重大な影響を及ぼす恐れがある緊急事態が発生した場合には、「リスク管理規程」に則って対応しております。
e 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金及び設備投資資金については、自己資金、社債、金融機関からの借入金により資金調達を行っております。運転資金は自己資金及び短期借入金を基本としており、設備投資資金は社債及び長期借入金を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は49,905百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は56,243百万円となっております。
f 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、「売上高」「営業利益」「売上高営業利益率」「親会社株主に帰属する当期純利益」「EPS」「ROE」を、目指すべき方向性等を示す数値目標として設定しております。
2018年度計画との比較では、売上高は120,906百万円(計画比0.3%増)、営業利益は18,520百万円(計画比5.8%増)、売上営業利益率は15.3%(計画比0.8ポイント増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は14,593百万円(計画比14.0%増)となりました。
EPSは190.87円(計画比23.46円増)となり、ROEは7.4%(計画比1.0ポイント増)となりました。
g セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループは医薬品事業の単一セグメントであります。
(医薬品事業)
売上高は、前連結会計年度に比べ2.6%増の120,906百万円となりました。
セグメント利益は、前連結会計年度に比べ8.6%増の18,520百万円となりました。
セグメント資産は、前連結会計年度に比べ5,056百万円減少の287,322百万円となりました。

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