四半期報告書-第93期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/11 15:30
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、個人の消費活動や企業の経済活動が著しく制限され、景気が急速に悪化しました。また、海外経済においても、中国をはじめ、世界各国で経済活動の再開の動きは見られましたが、感染再拡大への懸念の高まりや米中貿易摩擦の影響等により、景気の先行きは極めて不透明な状況が続いております。
当社グループの主要市場であるエレクトロニクス市場におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、自動車市場は低迷が続きましたが、5G(第5世代移動通信システム)の実用化やテレワークの普及に伴うサーバー需要は堅調に推移しました。
このような状況の下、当社グループは、収益力の更なる向上を目指して、高付加価値製品の開発と提案並びに拡販活動に注力してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は263億19百万円(前年同四半期比8.2%増)、営業利益は37億99百万円(同12.4%増)、経常利益は40億3百万円(同15.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29億20百万円(同19.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 表面処理用資材事業
主力のプリント基板用及びパッケージ基板用めっき薬品は、カーエレクトロニクス向けでは、自動車の販売台数が減少したことにより低迷しましたが、パソコンやデータセンター向けでは、テレワークやオンライン学習が急速に普及したことにより、半導体や電子部品の需要が堅調に推移し、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を上回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は197億44百万円(前年同四半期比8.4%増)、セグメント利益は35億31百万円(同18.7%増)となりました。
② 表面処理用機械事業
航空機分野向けの機械設備の売上計上に加え、半導体ウェハー向けの高付加価値なめっき用機械の販売が増加し、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を上回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は42億6百万円(前年同四半期比40.9%増)、セグメント利益は2億25百万円(同81.9%増)となりました。
③ めっき加工事業
タイやインドネシアにおける自動車産業の低迷が継続し、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を下回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は19億76百万円(前年同四半期比29.9%減)、セグメント損失は1億91百万円(前年同四半期はセグメント利益73百万円)となりました。
④ 不動産賃貸事業
新大阪の賃貸用オフィスビルにおいて、オフィスビルの賃料が改定したことから、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を上回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4億4百万円(前年同四半期比5.3%増)、セグメント利益は2億29百万円(同12.1%増)となりました。
なお、上記のセグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億28百万円減少し、787億88百万円となりました。主な増加は、投資有価証券の増加7億78百万円、商品及び製品の増加6億60百万円、現金及び預金の増加5億12百万円であり、主な減少は、仕掛品の減少16億19百万円、建物及び構築物(純額)の減少3億45百万円であります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ14億15百万円減少し、138億13百万円となりました。主な増加は、繰延税金負債の増加2億1百万円、賞与引当金の増加1億12百万円であり、主な減少は、電子記録債務の減少9億88百万円、支払手形及び買掛金の減少4億50百万円であります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ10億87百万円増加し、649億75百万円となりました。主な増加は、利益剰余金の増加15億1百万円であり、主な減少は、為替換算調整勘定の減少4億22百万円であります。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の80.8%から1.7ポイント増加し82.5%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ
5億54百万円減少し、225億90百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって獲得した資金は35億45百万円(前年同四半期は16億63百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額11億55百万円、仕入債務の減少額11億25百万円等の資金の使用がありましたが、税金等調整前四半期純利益40億10百万円、減価償却費10億48百万円、たな卸資産の減少額6億41百万円等の資金の獲得があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動において使用された資金は22億97百万円(前年同四半期は11億73百万円の資金の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入1億23百万円等の資金の獲得がありましたが、定期預金の預入による支出12億18百万円、固定資産の取得による支出7億49百万円等の資金の使用があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動において使用された資金は16億67百万円(前年同四半期は14億95百万円の資金の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額14億19百万円、自己株式の取得による支出1億99百万円等の資金の使用があったことによるものであります。
(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は10億59百万円であります。投資対効果を常に意識し、重要テーマについては今後も積極的に投資をしてまいりたいと考えております。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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