四半期報告書-第95期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

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2018/11/09 10:43
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当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績の状況の概要
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月~平成30年9月)における当社グループを取りまく経営環境は、建設機械業界において、国内は排ガス規制の駆け込み需要のあった前年同期を下回るも堅調に推移し、海外では中国の需要を中心に引き続き好調に推移しました。自動車業界においては、国内は軽自動車の販売需要が全体をけん引し、堅調に推移しました。海外は米国の追加関税政策、米中貿易摩擦の広がりに対する懸念はあるものの、欧米・東南アジアを中心に需要が好調に推移しました。
このような状況下、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主に特殊鋼鋼材事業の国内販売量増加と売価の上昇が進んだことと、新たにインドネシア鋼材事業合弁会社PT.JATIM TAMAN STEEL MFG.(JATIM社)とドイツばね製造会社(Ahle社)を連結子会社化したことにより、前年同期比51億8千7百万円(9.0%)増収の631億5百万円となりました。営業利益は、ばね事業において、北米子会社での材料価格の市況変動や関税引き上げに伴う材料費用の増加による影響等により損失を計上したことと、特殊鋼鋼材事業における、原燃料・副資材価格の上昇等によるコストアップや、JATIM社の損失等の影響により、前年同期比8億8千7百万円(52.3%)減益の8億8百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、2億7千4百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
特殊鋼鋼材事業につきましては、建設機械向けを主体とした国内の販売数量増加と売価の上昇に加え、JATIM社を子会社化したことにより、売上高は、前年同期比59億4千2百万円(23.1%)増収の316億5千5百万円となりました。営業利益は、国内の数量増加及び売価上昇による増益効果はあったものの、原燃料・副資材価格上昇等のコストアップや、子会社化した販売拡大の途上にあるJATIM社の営業損失、また、北海道胆振東部地震の影響もあったことから、前年同期比2千1百万円(1.9%)減益の10億8千7百万円となりました。
ばね事業につきましては、自動車業界及び建設機械業界向け需要は堅調に推移し、子会社化したAhle社が売上げに加わったものの、北米子会社での販売減等により、売上高は、前年同期比6億2千8百万円(2.6%)増収の247億3千9百万円に留まりました。営業利益は、北米子会社における材料価格の市況変動や、関税引き上げに伴う材料費用の増加に加え、コスト改善を目的に導入した生産設備の立上げトラブル等に起因した費用の増加などもあり、前年同期比9億4千7百万円減益の4億7千万円の損失となりました。
素形材事業につきましては、売価改善の進展及び新規拡販を含む売上増により、売上高は、前年同期比8億2千4百万円(16.7%)増収の57億5千2百万円となりました。営業利益は、品質改善のためのコスト増要因や磁石の受注減があったものの、売価改善を含む売上増により、前年同期比5千1百万円(243.8%)増益の7千2百万円となりました。
機器装置事業につきましては、新分野製品の売上げが加わったものの、鍛圧機械の売上減により、売上高は、前年同期比2億9千万円(7.3%)減収の37億円となりました。営業利益は、新分野製品の売上げにより、前年同期比1千4百万円(33.0%)増益の5千7百万円となりました。
その他の事業につきましては、流通及びサービス業等でありますが、売上高は、前年同期比5千6百万円(2.9%)増収の20億2千万円、営業利益は、前年同期比4百万円(6.0%)増益の7千7百万円となりました。
(2)財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金や有価証券(譲渡性預金)の減少等により、前連結会計年度末に比べ62億4千7百万円減少し、1,471億9百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債総額は、仕入債務及び借入金等の減少により、前連結会計年度末に比べ42億4千7百万円減少し、769億5百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、その他有価証券評価差額金の増加があったものの、主に為替変動に伴う為替換算調整勘定及び非支配株主持分の減少により、前連結会計年度末に比べ20億円減少し、702億4百万円となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動では4億3千3百万円の支出、投資活動では36億6百万円の支出、財務活動では43億6千5百万円の支出となりました。
この結果、現金及び現金同等物は当第2四半期連結累計期間に83億2千4百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末残高は200億4千9百万円となりました。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
税金等調整前四半期純利益6億1千6百万円、減価償却費21億6千6百万円等の収入に対し、たな卸資産の増加額4億9千9百万円、仕入債務の減少額25億7千5百万円等により、営業活動によるキャッシュ・フローは4億3千3百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ14億2千万円減少しました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
積極的設備投資活動を継続しているため有形固定資産の取得による支出25億2千6百万円、欧州ばね会社への出資による支出15億9千万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは36億6百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ9億4千6百万円支出が増加しました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
短期借り入れ返済のため23億6千8百万円の支出、長期借り入れ返済のため18億3百万円の支出、配当金の支払額5億4千1百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは43億6千5百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ19億3千4百万円支出が増加しました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、8億6千9百万円であります。
(5) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設等の計画は以下のとおりです。
会社名所在地事業の種類別
セグメントの名称
設備の内容投資予定額
(百万円)
着手年月完了予定年月
PT.JATIM TAMAN STEEL MFG.Jawa,Timur, Indonesia鋼材製造設備更新295平成30年4月平成31年1月
三菱製鋼㈱千葉県市原市ばね製造設備更新143平成30年7月平成31年9月
寧波菱鋼弾簧
有限公司
中国浙江省寧波市ばね製造設備新設217平成30年8月平成31年7月
MSM CEBU,INC.Calamba,Laguna,
Philippines
ばね製造設備新設753平成30年6月平成31年10月
MSM CEBU,INC.Calamba,Laguna,
Philippines
ばね製造設備新設221平成30年6月平成32年8月
MSSC Ahle GmbHLindlar,Germanyばね製造設備新設1,850平成30年9月平成32年4月
三菱製鋼㈱千葉県市原市素形材製造設備新設309平成30年6月平成31年4月
MSM (THAILAND) CO.,LTD.Sriracha,Chonburi,
Thailand
素形材製造設備新設574平成30年5月平成31年4月
三菱製鋼㈱千葉県市原市
(注)2
全社研究設備新設746平成30年10月平成32年5月

(注)1. 所要資金は自己資金及び借入金によって賄う予定であります。
2. 技術開発センターに設置予定です。

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