四半期報告書-第95期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

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2019/02/08 10:00
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当第3四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
(1) 経営成績の状況の概要
当第3四半期連結累計期間(平成30年4月~平成30年12月)における当社グループを取りまく経営環境は、建設機械業界において、国内は排ガス規制の駆け込み需要による反動減から回復し、海外も好調な欧米やアジアの需要を中心に引き続き堅調に推移しました。自動車業界においては、国内は軽自動車の販売需要が全体をけん引し、海外は米中貿易摩擦の広がりや、それに伴う中国経済の減速に対する懸念はあるものの、北米や東南アジアをはじめとし、需要は堅調に推移しました。
このような状況下、当第3四半期連結累計期間の売上高は、特殊鋼鋼材事業の国内販売数量増加及び売価の上昇が進んだことと、新たにインドネシア鋼材事業合弁会社PT.JATIM TAMAN STEEL MFG.(JATIM社)並びにドイツばね製造会社MSSC Ahle GmbH(Ahle社)を連結子会社化したこと等により、前年同期比71億2千2百万円(8.1%)増収の949億4百万円となりました。営業利益は、前年同期比16億6千1百万円(68.5%)減益の7億6千3百万円となりました。その主な理由は次のとおりです。
・ばね事業において、北米子会社で、当期前半より生じた米国・カナダの鉄鋼輸入規制に起因した追加関税の影響
や材料費用増、生産混乱等への対応を進めたものの、その効果はごく一部に留まったことから損失を計上したこ

・特殊鋼鋼材事業において、国内の数量増加及び売価上昇による増益効果はあったものの、室蘭コンビナートの素
材供給量減少に起因したコスト上昇等の影響を補いきれなかったことに加え、JATIM社の損失の影響等により減益
したこと
また、親会社株主に帰属する四半期純損失は、1億7千6百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
特殊鋼鋼材事業につきましては、建設機械向けを主体とした国内の販売数量増加と売価の上昇に加え、JATIM社を子会社化したことにより、売上高は、前年同期比92億2千8百万円(24.1%)増収の474億7千万円となりました。営業利益は、国内の数量増加及び売価上昇による増益効果はあったものの、子会社化した販売拡大の途上にあるJATIM社で営業損失を計上したことに加え、当第3四半期において、室蘭コンビナートの素材供給量減少による減産影響とコストの増加が大きく響き、前年同期比1億1千1百万円(9.1%)減益の11億1千2百万円となりました。
ばね事業につきましては、子会社化したAhle社が売上げに加わったものの、北米子会社での販売減等により、売上高は、前年同期比8億8千万円(2.4%)増収の374億1千4百万円に留まりました。北米子会社においては、当期前半より、米国・カナダの鉄鋼輸入規制に起因した追加関税の影響や材料市況上昇による材料費用の増加、また材料市況上昇に伴い材料調達がひっ迫し、生産混乱が発生しました。これらの要因に対しては、関税適用の除外申請、製品売価への反映交渉、材料調達先の拡大、生産改善に向けた支援チームの派遣等対策を進め、好転の兆しは出てきたものの、その効果は、未だごく一部に留まったことから、営業損益は、前年同期比15億7千3百万円減益の7億1千4百万円の損失となりました。
素形材事業につきましては、売価改善の進展及び新規拡販を含む売上増により、売上高は、前年同期比8億9千2百万円(11.5%)増収の86億4千2百万円となりました。営業利益は、売価改善を含む売上増の効果に加え、タービンホイールの品質改善が進んだこと等により、前年同期比1億8千3百万円(796.3%)増益の2億6百万円となりました。
機器装置事業につきましては、新分野製品の売上げが加わったものの、鍛圧機械の売上減により、売上高は、前年同期比6億7千1百万円(10.7%)減収の55億8千1百万円となりました。営業利益は、鍛圧機械の売上減の影響が大きく、前年同期比1億2千1百万円(70.1%)減益の5千1百万円となりました。
その他の事業につきましては、流通及びサービス業等でありますが、売上高は、前年同期比1億6千3百万円(5.6%)増収の30億9千7百万円、営業利益は、前年同期比2千4百万円(23.3%)増益の1億3千2百万円となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金や有価証券(譲渡性預金)等の減少により、前連結会計年度末に比べ70億1百万円減少し、1,463億5千5百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の負債総額は、仕入債務及び借入金等の減少により、前連結会計年度末に比べて28億6千万円減少し、782億9千2百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、その他有価証券評価差額金や、主に為替変動に伴う為替換算調整勘定及び非支配株主持分等の減少により、前連結会計年度末に比べて41億4千万円減少し、680億6千3百万円となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、12億5千4百万円であります。
(4) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設等の計画は以下のとおりです。
会社名所在地事業の種類別
セグメントの名称
設備の内容投資予定額
(百万円)
着手年月完了予定年月
PT.JATIM TAMAN STEEL MFG.Jawa,Timur, Indonesia鋼材製造設備更新2952018年4月2019年1月
三菱製鋼㈱千葉県市原市ばね製造設備更新1432018年7月2019年9月
寧波菱鋼弾簧
有限公司
中国浙江省寧波市ばね製造設備新設2172018年8月2019年7月
MSM CEBU,INC.Calamba,Laguna,
Philippines
ばね製造設備新設7532018年6月2019年10月
MSM CEBU,INC.Calamba,Laguna,
Philippines
ばね製造設備新設2212018年6月2020年8月
MSSC Ahle GmbHLindlar,Germanyばね製造設備新設1,8502018年9月2020年4月
三菱製鋼㈱千葉県市原市素形材製造設備新設3092018年6月2019年4月
MSM (THAILAND) CO.,LTD.Sriracha,Chonburi,
Thailand
素形材製造設備新設5742018年5月2019年4月
三菱製鋼㈱千葉県市原市
(注)2
全社研究設備新設7462018年10月2020年5月
三菱製鋼㈱千葉県市原市
(注)2
全社研究設備新設2972018年10月2019年6月
三菱製鋼㈱千葉県市原市
(注)2
全社研究設備新設1992018年10月2019年4月

(注)1.所要資金は自己資金及び借入金によって賄う予定であります。
2.技術開発センターに設置予定です。

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