四半期報告書-第115期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
イ. 財政状態
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、159億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億9千8百万円減少いたしました。これは、主として現金及び預金が7億4千6百万円、電子記録債権が1億4千8百万円増加した一方、環境関連事業大型案件の回収が進んだことなどにより受取手形及び売掛金が16億5千3百万円減少したことなどによります。
固定資産は、119億4千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億1千3百万円減少いたしました。
この結果、総資産は、278億5千万円となり、前連結会計年度末に比べ7億1千2百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、101億8千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億4千万円減少いたしました。これは、主として短期借入金が5億3千万円、支払手形及び買掛金が2億7千9百万円減少したことなどによります。
固定負債は、47億9千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億1千2百万円増加いたしました。これは、主として長期借入金が5億1千万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、149億8千万円となり、前連結会計年度末に比べ6億2千8百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、128億7千万円となり、前連結会計年度末に比べ8千4百万円減少いたしました。
この結果、総資産が減少したことにより、自己資本比率は、前連結会計年度末の36.4%から36.8%となりました。
ロ. 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもとで当社グループは『誇り』を合言葉に、『1.社会に誇れる企業を目指して』、『2.従業員一人ひとりが輝き誇れる企業に』、『3.誇れる未来を創造するために』を柱とする第6次3カ年計画(2019年~2021年度)を新たにスタートさせ、国内事業及び海外事業の基盤強化に努めてまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高 54億6千5百万円(前年同期比 2.0%減)、営業利益 1億9千2百万円(前年同期比 36.9%減)、経常利益 1億6千9百万円(前年同期比 45.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益 1億1千2百万円(前年同期比 34.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 鋳物関連事業
鋳型は、厚板用鋳型の需要が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。ロールは、主要顧客先の国内高炉メーカー向け及び国内電炉メーカー向けの需要が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。自動車用プレス金型鋳物は、海外自動車メーカー向け案件の安定的受注により、売上高は、前年同期並みで推移しました。大型産業機械用鋳物は、大型工作機械、船舶用減速機向けが好調で、売上高は、前年同期を上回りました。小型鋳物は、機械鋳物が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。デンスバー及び天津虹岡鋳鋼有限公司、南通虹岡鋳鋼有限公司は、売上高は、前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は、47億6百万円(前年同期比 3.9%減)、セグメント利益 2億2百万円(前年同期比 28.2%減)となりました。
② 環境関連事業
環境装置事業は、大型案件の工事が進捗したことにより、売上高は、前年同期を上回りました。
この結果、当事業の売上高は、1億4千9百万円(前年同期比 14.0%増)、セグメント損失 4千3百万円(前年同四半期はセグメント損失 8百万円)となりました。
③ その他
送風機は、民間向け発電所用ボイラーをはじめ、民間設備投資が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。環境・省エネ商品のトランスベクターは、暑熱対策製品のACベストVCやマンクーリングシステムの受注に努め、売上高は、前年同期を上回りました。KCカーボンセラミックスは、ベアリング関連が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。KCメタルファイバーは、自動車摩擦材及び産業用摩擦材の需要減により、売上高は、前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は、6億9百万円(前年同期比 12.0%増)、セグメント利益 7千4百万円(前年同期比 36.0%増)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は7千9百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因につきましては、2019年6月26日に提出の前事業年度有価証券報告書「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載の事項から重要な変更はありません。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
なお、当第1四半期連結会計期間末における有利子負債の残高は79億2千9百万円、現金及び預金の残高は26億3千9百万円となっております。
当社は、将来の資金需要に対して安定的、機動的かつ効率的な資金調達を可能にするため金融機関10社と総額25億6千万円の特定融資枠契約を締結しております(借入実行残高3億2千5百万円、借入未実行残高22億3千5百万円)。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
イ. 財政状態
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、159億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億9千8百万円減少いたしました。これは、主として現金及び預金が7億4千6百万円、電子記録債権が1億4千8百万円増加した一方、環境関連事業大型案件の回収が進んだことなどにより受取手形及び売掛金が16億5千3百万円減少したことなどによります。
固定資産は、119億4千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億1千3百万円減少いたしました。
この結果、総資産は、278億5千万円となり、前連結会計年度末に比べ7億1千2百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、101億8千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億4千万円減少いたしました。これは、主として短期借入金が5億3千万円、支払手形及び買掛金が2億7千9百万円減少したことなどによります。
固定負債は、47億9千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億1千2百万円増加いたしました。これは、主として長期借入金が5億1千万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、149億8千万円となり、前連結会計年度末に比べ6億2千8百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、128億7千万円となり、前連結会計年度末に比べ8千4百万円減少いたしました。
この結果、総資産が減少したことにより、自己資本比率は、前連結会計年度末の36.4%から36.8%となりました。
ロ. 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもとで当社グループは『誇り』を合言葉に、『1.社会に誇れる企業を目指して』、『2.従業員一人ひとりが輝き誇れる企業に』、『3.誇れる未来を創造するために』を柱とする第6次3カ年計画(2019年~2021年度)を新たにスタートさせ、国内事業及び海外事業の基盤強化に努めてまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高 54億6千5百万円(前年同期比 2.0%減)、営業利益 1億9千2百万円(前年同期比 36.9%減)、経常利益 1億6千9百万円(前年同期比 45.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益 1億1千2百万円(前年同期比 34.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 鋳物関連事業
鋳型は、厚板用鋳型の需要が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。ロールは、主要顧客先の国内高炉メーカー向け及び国内電炉メーカー向けの需要が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。自動車用プレス金型鋳物は、海外自動車メーカー向け案件の安定的受注により、売上高は、前年同期並みで推移しました。大型産業機械用鋳物は、大型工作機械、船舶用減速機向けが好調で、売上高は、前年同期を上回りました。小型鋳物は、機械鋳物が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。デンスバー及び天津虹岡鋳鋼有限公司、南通虹岡鋳鋼有限公司は、売上高は、前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は、47億6百万円(前年同期比 3.9%減)、セグメント利益 2億2百万円(前年同期比 28.2%減)となりました。
② 環境関連事業
環境装置事業は、大型案件の工事が進捗したことにより、売上高は、前年同期を上回りました。
この結果、当事業の売上高は、1億4千9百万円(前年同期比 14.0%増)、セグメント損失 4千3百万円(前年同四半期はセグメント損失 8百万円)となりました。
③ その他
送風機は、民間向け発電所用ボイラーをはじめ、民間設備投資が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。環境・省エネ商品のトランスベクターは、暑熱対策製品のACベストVCやマンクーリングシステムの受注に努め、売上高は、前年同期を上回りました。KCカーボンセラミックスは、ベアリング関連が好調で、売上高は、前年同期を上回りました。KCメタルファイバーは、自動車摩擦材及び産業用摩擦材の需要減により、売上高は、前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は、6億9百万円(前年同期比 12.0%増)、セグメント利益 7千4百万円(前年同期比 36.0%増)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は7千9百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営に重要な影響を与える可能性のある要因につきましては、2019年6月26日に提出の前事業年度有価証券報告書「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載の事項から重要な変更はありません。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
なお、当第1四半期連結会計期間末における有利子負債の残高は79億2千9百万円、現金及び預金の残高は26億3千9百万円となっております。
当社は、将来の資金需要に対して安定的、機動的かつ効率的な資金調達を可能にするため金融機関10社と総額25億6千万円の特定融資枠契約を締結しております(借入実行残高3億2千5百万円、借入未実行残高22億3千5百万円)。