四半期報告書-第43期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 16:36
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社は、前連結会計年度より決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更しております。2020年12月期第3四半期連結累計期間は四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結会計年度は、新型コロナウィルス感染症の影響により、先行きが見え難い状況が続きました。2021年第2四半期の第4波に続き、第3四半期初より始まった第5波の国内における日々発表される新規感染者数は、2021年1月の第3波、同年5月の第4波の3倍を超える2万5千人以上となり、入院治療等を要する感染者数は、ピーク時20万人を超える事態となりました。予防策としてのワクチン接種は、他国での成果が出始めていますが、国内では高齢者を優先して進めている状況となりました。
この間、国内景気は、設備投資や国内生産に持ち直しがみられるものの、輸出は増勢が鈍化し、個人消費は弱い動きとなりました。
こうした状況の中で、当第3四半期におけるグループ全体の売上は30億55百万円と持ち直してはいますが、全事業での回復傾向とは言えない状況となりました。
画像検査関連は、食品と医薬関連での引き合いが好調でした。検版機とラベル・銘板検査機の販売が伸長しましたが、その主な要因は当社自社開発の画像処理ソフトウエアにあると判断しています。
昨年ブレイクした新製品である大型検版機「S-Scan LNC(リンク)」や近年急速に市場に浸透してきたデジタル可変印刷機用の検査機に搭載しているソフトウエアFlexVisionは、過検出を極限まで抑え込む独自の高精度画像検査アルゴリズムと、固定印刷検査と可変印刷検査の同時処理を実現できる技術が高く評価されています。さらに最新のAI(人工知能)エンジンにより、熟練検査員と同等の良否判定と欠陥分類の自動化を実現しています。
もう一つの主力ソフトウエアであるAsmilVisionは、ラベル・銘板や紙器・パッケージ印刷検査に適していますが、誰もが使い易いユーザビリティに優れたソフトウエアとして数多くの印刷現場で採用いただくようになりました。このソフトウエアは、お客様の新たなニーズにお応えし、月間10個以上の新機能をリリースしています。一般的にはトレードオフの関係にある、品質保証の向上と生産効率の向上を同時に実現できると高く評価いただいています。
営業活動面では、逆境である新型コロナウィルス感染症の問題を逆手に取り、WEB技術を駆使した遠隔地への営業手法やサポート手法に加え、プロモーションにもWEB技術を活用し成果が出ています。こうした手法は、単体内部に止めず、グループ全社で共有し、グループ全体の売上の押し上げとコストの削減により利益拡大に繋がると考え、積極的に活用を進めています。
以上の結果、画像検査機をメインとするシリウスビジョン株式会社単体での当第3四半期における売上は前年同月比、約7割増加の高成長となっております。
特殊印刷機関連は、前年度の大きな落ち込みからは回復し、6ヶ月連続で前年同月比を上回りました。売上は、前年度比2割程度上回っていますが、新型コロナウィルス感染症の影響がなかった一昨年水準に対しては、まだ1割以上の開きがあります。装置事業(ホットスタンプ・パッド印刷機製造)では、コロナ状況下において売上向上に努力には限界があることから、生産工程効率化を行いました。5S活動等も積極的に行い、第1四半期から粗利率は、3ポイント向上し、コストダウンが実現しています。商品事業(消耗品販売)は、装置事業同様に、販売工程などの効率化を進めてきました。従来の電話・FAXにより受注からWEB販売へチャネル拡大などにも取組んでいます。
クラウドサービス関連は、受託開発が一服したことから前年度並みとなりました。開発要員を積極的に画像検査ソフトウエア開発に投入することで、グループとしての開発力を強化しています。
海外におけるASEAN市場では、新型コロナウィルス感染症の影響により、企業活動が大きく制約されたままとな
っています。商品事業においては、新型コロナウィルス感染症の影響を受けて厳しい業績となった昨年よりさらに売上が落ち込みました。画像検査関連は、昨年よりは売上が回復していますが、新型コロナウィルス感染症発生前の水準に戻るには、まだまだ時間がかかる見込みです。中国市場では、新型コロナウィルス感染症のために日本人技術者の渡航が制限されており、また、中国国内における新型コロナウィルス感染症の拡大もあり、画像検査関連の立上げと拡販に大きな影響が出てしまいました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は30億55百万円となりました。また、利益面におきましては、営業損失は26百万円、経常損失は12百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億47百万円となりました。
財政状態について、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して2億71百万円減少し、37億30百万円となりました。これは主として、電子記録債権が1億77百万円、ソフトウエアが67百万円増加し、関係会社株式が2億26百万円、受取手形及び売掛金が1億94百万円、有価証券が1億円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して13百万円増加し、10億42百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が12百万円、株式給付引当金が26百万円増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して2億85百万円減少し、26億87百万円となりました。これは主として、為替換算調整勘定が25百万円増加し、利益剰余金が3億19百万円減少したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して2.3ポイント減少し、72.0%となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症に伴う会計上の見積りに用いた仮定につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 追加情報 新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り」に記載しております。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は90百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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