四半期報告書-第44期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年1月1日~2022年6月30日)のわが国は、前四半期(2022年1-3月期)に2期ぶりのマイナス成長となったものの、ウィズコロナの考え方の下、経済社会活動の継続に力点をおいた取り組みにより、内需寄与はプラスとなり、新型コロナウイルス感染症の影響は小さくなりました。しかしながら、ウクライナ問題に端を発する海外経済の減速、世界的なインフレ傾向は国内にも波及し、消費者物価指数は前年対比2.3%増となり、日銀は2022年度のGDP成長率は実質2.0%程度、名目2.1%程度と見込んでいます。
こうした状況の中、当社は、昨年度末に長年にわたり取り扱ってきた特殊印刷関連事業の譲渡という大きな事業構造改革を行いました。当社は2022年期初より、画像検査ソフトウエアを中心とする新しい事業に集中する体制をスタートしましたが、当第2四半期連結会計期間においても、事業再編の後処理に引きずられました。
当第2四半期連結会計期間における国内画像検査関連事業は、前四半期に続き、受注不足により、売上の積み上げに苦戦しました。ただ、医薬品、食品ラベル関連等が引き合いは多く、受注活動は復調しています。軟包材パッケージ市場向けに新型特注画像検査機を納品しましたが、本検査機の搬送機は、前連結会計年度まで同じグループにて活動したナビタスマシナリー株式会社が開発しました。ブランクス市場では、新製品「高速両面ブランクス検査機S-Blanks KSC」の開発と導入に成功しました。こうした新製品に対する顧客からの関心は非常に高く、これら新製品と、当第2四半期連結会計期間にリリースした新型ソフトウエアPolarVision(後述)を紹介するWEBセミナー及びその後の内覧会に、数多くの顧客の参加をいただいています。
画像検査ソフトウエア開発の中核であるWillable株式会社は、主力ソフトウエアであるFlexVision、AsmilVisionの新機能開発と次世代画像検査ソフトウエアのPolarVisionの開発を進めてきました。高解像度・高速処理を実現するためにGPUを活用することでCPU負荷を軽減する技術の実用化や、既存製品へのAI機能の搭載はじめ、今春の展示会では高速可変印字検査機Smacoのデモンストレーションが高く評価されるなど、新製品開発だけでなく、基礎技術の底上げに力を発揮しています。
ハードウエアを中心とする研究開発会社VOSTEC株式会社では、次期新製品の開発を進めています。Willable株式会社の開発するソフトウエアの性能を引き上げ、ハードウエアによる解決がコスト負担を軽減できる仕様などの開発に注力し、成果を出しています。なお、VOSTEC株式会社は、開発体制の独立性を確保し、意思決定の迅速化などのために、研究開発部門を分離し設立しましたが、独立した研究開発体制を維持しつつ、顧客に寄り添った新技術の開発に注力するために、2022年8月1日に親会社であるシリウスビジョンに吸収合併の手続きを進めています。
ウェブシステムやクラウドサービスなどの開発・運営を行う株式会社ウェブインパクトは、産官学共同開発の納品が完了し、スキー場チケット販売サービスQuickGateも時節柄一旦落ち着いたものの、クラウド給与明細サービスWeb給、クラウドカレンダー連携サービスSync、官公庁向けシステムなどプロダクトの売上は順調に推移しています。売上には直接現れないもののWillable株式会社への開発支援は、当社の画像検査ソフトウエア開発スピードを上げるだけでなく、新しい画像処理アルゴリズムの開発にも貢献しています。
DXクラウドサービスを展開する株式会社UniARTSは、最初のサービスをリリースし、複数社のトライアルが開始されていましたが、当第2四半期連結会計期間に大手印刷会社から数十台規模の受注を獲得しました。サブスクリプションモデルのため、積み上げ型になりますが、早期の黒字化を目指しています。
中国での画像検査関連事業を行う希瑞斯(上海)視覚科技有限公司(シリウスビジョン上海)は、上海のロックダウンなどの影響を受け、計画通りの営業活動が出来ていません。しかしながら、大手化粧品容器メーカーからボトル印刷検査機を受注するなど、成果が出てきております。さらに、現地搬送機メーカーとのアライアンスが効果を発揮し、新しい引合い案件の増加がみられます。
アセアン市場においては、依然、新型コロナウイルス感染症による厳しい情勢が続いています。SiriusVision(THAILAND) Co., LTD.(シリウスビジョンタイランド)において、画像検査関連事業は、前年並みの低い水準で推移しています。
持続的成長のための新技術・新製品の研究開発及びソフトウエア投資額は、当第2四半期連結累計期間304百万円を計上しました。新たな技術開発は、長期的なビジョンで、厳しい経済環境下においても不断の覚悟で継続すべきであり、株主の皆様のご期待に応える手段と判断しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は8億41百万円(前年同期比59.4%減少)となりました。また、利益面におきましては、営業損失が3億25百万円(前年同期は営業損失67百万円)、経常損失が2億47百万円(前年同期は経常損失43百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億11百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億35百万円)となりました。
財政状態については、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して6億2百万円減少し、33億58百万円となりました。これは主としてソフトウエアが1億67百万円増加した一方で、現金及び預金が5億38百万円減少、受取手形及び売掛金が2億86百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して2億85百万円減少し、5億97百万円となりました。これは主として短期借入金が2億円減少、未払消費税等が30百万円減少及び未払法人税等が16百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して3億17百万円減少し、27億60百万円となりました。これは主として利益剰余金が3億59百万円減少したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して4.0ポイント増加し、81.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して5億38百万円減少し13億4百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローでは、1億32百万円の支出(前年同期は80百万円の支出)となりました。これは主として売上債権の減少3億69百万円があるものの、税金等調整前当期純損失の計上が2億94百万円、棚卸資産の増加が1億20百万円、仕入債務の減少が40百万円及び未払消費税等の減少が59百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、1億85百万円の支出(前年同期は1億23百万円の支出)となりました。これは主として無形固定資産の取得による支出1億30百万円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、2億48百万円の支出(前年同期は39百万円の支出)となりました。これは主として短期借入金の返済2億円及び配当金の支払47百万円によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は74百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年1月1日~2022年6月30日)のわが国は、前四半期(2022年1-3月期)に2期ぶりのマイナス成長となったものの、ウィズコロナの考え方の下、経済社会活動の継続に力点をおいた取り組みにより、内需寄与はプラスとなり、新型コロナウイルス感染症の影響は小さくなりました。しかしながら、ウクライナ問題に端を発する海外経済の減速、世界的なインフレ傾向は国内にも波及し、消費者物価指数は前年対比2.3%増となり、日銀は2022年度のGDP成長率は実質2.0%程度、名目2.1%程度と見込んでいます。
こうした状況の中、当社は、昨年度末に長年にわたり取り扱ってきた特殊印刷関連事業の譲渡という大きな事業構造改革を行いました。当社は2022年期初より、画像検査ソフトウエアを中心とする新しい事業に集中する体制をスタートしましたが、当第2四半期連結会計期間においても、事業再編の後処理に引きずられました。
当第2四半期連結会計期間における国内画像検査関連事業は、前四半期に続き、受注不足により、売上の積み上げに苦戦しました。ただ、医薬品、食品ラベル関連等が引き合いは多く、受注活動は復調しています。軟包材パッケージ市場向けに新型特注画像検査機を納品しましたが、本検査機の搬送機は、前連結会計年度まで同じグループにて活動したナビタスマシナリー株式会社が開発しました。ブランクス市場では、新製品「高速両面ブランクス検査機S-Blanks KSC」の開発と導入に成功しました。こうした新製品に対する顧客からの関心は非常に高く、これら新製品と、当第2四半期連結会計期間にリリースした新型ソフトウエアPolarVision(後述)を紹介するWEBセミナー及びその後の内覧会に、数多くの顧客の参加をいただいています。
画像検査ソフトウエア開発の中核であるWillable株式会社は、主力ソフトウエアであるFlexVision、AsmilVisionの新機能開発と次世代画像検査ソフトウエアのPolarVisionの開発を進めてきました。高解像度・高速処理を実現するためにGPUを活用することでCPU負荷を軽減する技術の実用化や、既存製品へのAI機能の搭載はじめ、今春の展示会では高速可変印字検査機Smacoのデモンストレーションが高く評価されるなど、新製品開発だけでなく、基礎技術の底上げに力を発揮しています。
ハードウエアを中心とする研究開発会社VOSTEC株式会社では、次期新製品の開発を進めています。Willable株式会社の開発するソフトウエアの性能を引き上げ、ハードウエアによる解決がコスト負担を軽減できる仕様などの開発に注力し、成果を出しています。なお、VOSTEC株式会社は、開発体制の独立性を確保し、意思決定の迅速化などのために、研究開発部門を分離し設立しましたが、独立した研究開発体制を維持しつつ、顧客に寄り添った新技術の開発に注力するために、2022年8月1日に親会社であるシリウスビジョンに吸収合併の手続きを進めています。
ウェブシステムやクラウドサービスなどの開発・運営を行う株式会社ウェブインパクトは、産官学共同開発の納品が完了し、スキー場チケット販売サービスQuickGateも時節柄一旦落ち着いたものの、クラウド給与明細サービスWeb給、クラウドカレンダー連携サービスSync、官公庁向けシステムなどプロダクトの売上は順調に推移しています。売上には直接現れないもののWillable株式会社への開発支援は、当社の画像検査ソフトウエア開発スピードを上げるだけでなく、新しい画像処理アルゴリズムの開発にも貢献しています。
DXクラウドサービスを展開する株式会社UniARTSは、最初のサービスをリリースし、複数社のトライアルが開始されていましたが、当第2四半期連結会計期間に大手印刷会社から数十台規模の受注を獲得しました。サブスクリプションモデルのため、積み上げ型になりますが、早期の黒字化を目指しています。
中国での画像検査関連事業を行う希瑞斯(上海)視覚科技有限公司(シリウスビジョン上海)は、上海のロックダウンなどの影響を受け、計画通りの営業活動が出来ていません。しかしながら、大手化粧品容器メーカーからボトル印刷検査機を受注するなど、成果が出てきております。さらに、現地搬送機メーカーとのアライアンスが効果を発揮し、新しい引合い案件の増加がみられます。
アセアン市場においては、依然、新型コロナウイルス感染症による厳しい情勢が続いています。SiriusVision(THAILAND) Co., LTD.(シリウスビジョンタイランド)において、画像検査関連事業は、前年並みの低い水準で推移しています。
持続的成長のための新技術・新製品の研究開発及びソフトウエア投資額は、当第2四半期連結累計期間304百万円を計上しました。新たな技術開発は、長期的なビジョンで、厳しい経済環境下においても不断の覚悟で継続すべきであり、株主の皆様のご期待に応える手段と判断しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は8億41百万円(前年同期比59.4%減少)となりました。また、利益面におきましては、営業損失が3億25百万円(前年同期は営業損失67百万円)、経常損失が2億47百万円(前年同期は経常損失43百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億11百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億35百万円)となりました。
財政状態については、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して6億2百万円減少し、33億58百万円となりました。これは主としてソフトウエアが1億67百万円増加した一方で、現金及び預金が5億38百万円減少、受取手形及び売掛金が2億86百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して2億85百万円減少し、5億97百万円となりました。これは主として短期借入金が2億円減少、未払消費税等が30百万円減少及び未払法人税等が16百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して3億17百万円減少し、27億60百万円となりました。これは主として利益剰余金が3億59百万円減少したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して4.0ポイント増加し、81.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して5億38百万円減少し13億4百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローでは、1億32百万円の支出(前年同期は80百万円の支出)となりました。これは主として売上債権の減少3億69百万円があるものの、税金等調整前当期純損失の計上が2億94百万円、棚卸資産の増加が1億20百万円、仕入債務の減少が40百万円及び未払消費税等の減少が59百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、1億85百万円の支出(前年同期は1億23百万円の支出)となりました。これは主として無形固定資産の取得による支出1億30百万円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、2億48百万円の支出(前年同期は39百万円の支出)となりました。これは主として短期借入金の返済2億円及び配当金の支払47百万円によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は74百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。