四半期報告書-第42期第1四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(以下、当第1四半期又は当期間)の世界経済は、米中貿易摩擦が継続していることに加え、外需悪化による欧州経済の低迷及び新興国の景気減速傾向を受け、引き続き不透明な状況が続いております。我が国経済も世界経済の影響を受け、大企業、特に製造業を中心に景況感は悪化しております。また、海洋プラスチックごみ問題を発端とした、使い捨てプラスチック削減の動きが高まりつつあり、当社を取り巻く経営環境は、予断を許さない状況が続いております。
こうした環境下、当社グループは「人と社会に豊かさを提供する」「高い技術、サービスで恒久的な存続を追求する」との経営理念に基づき、中長期的な成長発展方針を継続し、事業規模の拡大を見据えた各種戦略的施策の展開に注力しました。
技術面では、当社の得意領域である、高品質・高付加価値生産が特徴のワンステップ成形機の優位性を高める「ゼロ・クーリングシステム」の更なる進化を図り、既存製品の機能向上に努めました。また、ツーステップ市場でのシェア拡大を企図するため、高品質・高付加価値の強みを活かしながら、量産性も追求する新型機の開発を強化しております。
販売面では、ドイツで開催された世界最大のプラスチック展示会(K2019)に出展し、ゼロ・クーリングシステム搭載機や環境対応技術を披露することで、顧客から高い評価を得ました。また、高品質な中小型容器の大量生産を得意とする1.5ステップの大型機が順調に受注を獲得するなど、顧客と市場の幅を着実に広げつつあります。
生産面では、旺盛な金型需要に対応するため、2020年6月の取得完了に向け、インド工場への金型生産設備の追加導入を進めております。また、当社の高収益構造の源泉であるインド工場を活用したコストダウンをさらに推進すべく、既に全面移管済みの中小型機に加え、大型機についても生産移管の範囲を拡大しております。
廃プラスチックなどの環境問題への取り組みに関しましては、当社は1980年代からリサイクルを始めとした環境対応技術の開発に取り組んできたところ、昨今の使い捨てプラスチック規制に関する世界的な潮流を受け、「3R+Renewable」への取り組みを加速しております。すなわち、当社成形機から生産される容器については、材料使用量の削減可能、リユース可能、リサイクル可能、バイオプラスチックへの代替可能とすべく、「持続可能な容器の設計」を最重要テーマとして、環境対応技術の開発に取り組んでおります。
販売成績につきましては、上述したドイツの展示会(K2019)での高い評価に加え、東アジアでも引き合いが好調に推移した結果、当期の受注高は8,166百万円(前年同期比129.5%)と大きく伸長しました。また、当期末の受注残高は11,595百万円(前年同期末比112.9%)と過去最高水準を確保しました。一方、売上高については、現地通貨ベースでは前年同期並みの水準を維持しましたが、ドル及びユーロで円高が進んだ影響により、5,869百万円(前年同期比95.9%)と減収となりました。
利益面につきましては、前年同期に計上した工場集約の一過性費用などの減少により、売上総利益は2,756百万円(同112.5%)、営業利益は705百万円(同123.0%)、経常利益は726百万円(同102.4%)とそれぞれ増益となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は771百万円(同120.5%)と増益となりました。
当第1四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
製品別売上高状況
(単位:百万円)
製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が2,787百万円(前年同期比89.0%)と減収になったのに対し、金型が1,944百万円(同103.2%)、付属機器が403百万円(同107.8%)、部品その他が734百万円(同100.7%)とそれぞれ増収となりました。特に金型につきましては、消費者ニーズの多様化による旺盛な容器需要と、ゼロ・クーリング仕様による製品競争力が支持されており、引き続き好調を維持しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
セグメント(地域)別利益
(単位:百万円)
① 米州
前年同期に反動減で低迷した中南米市場が回復したため、地域全体の売上高は1,731百万円(前年同期比123.7%)と増収となりました。セグメント利益は、売上高の増加及び前年同期に売上債権に対して計上した貸倒引当金が当期において戻入となったことにより、238百万円(同658.4%)と増益となりました。
② 欧州
前期に受注が弱かった欧州では、依然として顧客需要が弱含んでいることに加え、対ユーロでの円高進行の影響もあり、地域全体の売上高は1,028百万円(前年同期比86.2%)と減収となりました。セグメント利益も、売上高の減少及びドイツでの展示会(K2019)の費用負担により、90百万円(同54.2%)と減益となりました。
③ 南・西アジア
前年同期に売上を伸ばした中東市場での反動減などにより、地域全体の売上高は1,924百万円(前年同期比74.0%)と減収となりました。セグメント利益も、125百万円(同35.6%)と減益となりました。
④ 東アジア
主要市場の中国と日本で増収となり、地域全体の売上高は1,185百万円(前年同期比128.0%)と増収となりました。セグメント利益も、817百万円(同128.9%)と増益となりました。
財政状態の分析
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末(以下、当期間末)の流動資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ386百万円増加し、31,392百万円となりました。また、固定資産は、前期末と比べ844百万円増加し、15,689百万円となりました。この結果、当期間末の資産合計は、前期末と比べ1,230百万円増加し、47,082百万円となりました。
流動負債は、前期末と比べ1,087百万円増加し、8,934百万円となりました。また、固定負債は、前期末と比べ142百万円増加し、9,317百万円となりました。
純資産は、前期末並みの28,829百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費用は174百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(以下、当第1四半期又は当期間)の世界経済は、米中貿易摩擦が継続していることに加え、外需悪化による欧州経済の低迷及び新興国の景気減速傾向を受け、引き続き不透明な状況が続いております。我が国経済も世界経済の影響を受け、大企業、特に製造業を中心に景況感は悪化しております。また、海洋プラスチックごみ問題を発端とした、使い捨てプラスチック削減の動きが高まりつつあり、当社を取り巻く経営環境は、予断を許さない状況が続いております。
こうした環境下、当社グループは「人と社会に豊かさを提供する」「高い技術、サービスで恒久的な存続を追求する」との経営理念に基づき、中長期的な成長発展方針を継続し、事業規模の拡大を見据えた各種戦略的施策の展開に注力しました。
技術面では、当社の得意領域である、高品質・高付加価値生産が特徴のワンステップ成形機の優位性を高める「ゼロ・クーリングシステム」の更なる進化を図り、既存製品の機能向上に努めました。また、ツーステップ市場でのシェア拡大を企図するため、高品質・高付加価値の強みを活かしながら、量産性も追求する新型機の開発を強化しております。
販売面では、ドイツで開催された世界最大のプラスチック展示会(K2019)に出展し、ゼロ・クーリングシステム搭載機や環境対応技術を披露することで、顧客から高い評価を得ました。また、高品質な中小型容器の大量生産を得意とする1.5ステップの大型機が順調に受注を獲得するなど、顧客と市場の幅を着実に広げつつあります。
生産面では、旺盛な金型需要に対応するため、2020年6月の取得完了に向け、インド工場への金型生産設備の追加導入を進めております。また、当社の高収益構造の源泉であるインド工場を活用したコストダウンをさらに推進すべく、既に全面移管済みの中小型機に加え、大型機についても生産移管の範囲を拡大しております。
廃プラスチックなどの環境問題への取り組みに関しましては、当社は1980年代からリサイクルを始めとした環境対応技術の開発に取り組んできたところ、昨今の使い捨てプラスチック規制に関する世界的な潮流を受け、「3R+Renewable」への取り組みを加速しております。すなわち、当社成形機から生産される容器については、材料使用量の削減可能、リユース可能、リサイクル可能、バイオプラスチックへの代替可能とすべく、「持続可能な容器の設計」を最重要テーマとして、環境対応技術の開発に取り組んでおります。
販売成績につきましては、上述したドイツの展示会(K2019)での高い評価に加え、東アジアでも引き合いが好調に推移した結果、当期の受注高は8,166百万円(前年同期比129.5%)と大きく伸長しました。また、当期末の受注残高は11,595百万円(前年同期末比112.9%)と過去最高水準を確保しました。一方、売上高については、現地通貨ベースでは前年同期並みの水準を維持しましたが、ドル及びユーロで円高が進んだ影響により、5,869百万円(前年同期比95.9%)と減収となりました。
利益面につきましては、前年同期に計上した工場集約の一過性費用などの減少により、売上総利益は2,756百万円(同112.5%)、営業利益は705百万円(同123.0%)、経常利益は726百万円(同102.4%)とそれぞれ増益となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は771百万円(同120.5%)と増益となりました。
当第1四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 売上高 | 売上総利益 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属 する四半期純利益 | |
| 前第1四半期 | 6,118 | 2,450 | 573 | 709 | 640 |
| 当第1四半期 | 5,869 | 2,756 | 705 | 726 | 771 |
| 前年同期比 | 95.9% | 112.5% | 123.0% | 102.4% | 120.5% |
製品別売上高状況
(単位:百万円)
| ストレッチブロー 成形機 | 金型 | 付属機器 | 部品その他 | 合計 | |
| 前第1四半期 | 3,130 | 1,884 | 374 | 729 | 6,118 |
| 当第1四半期 | 2,787 | 1,944 | 403 | 734 | 5,869 |
| 前年同期比 | 89.0% | 103.2% | 107.8% | 100.7% | 95.9% |
製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が2,787百万円(前年同期比89.0%)と減収になったのに対し、金型が1,944百万円(同103.2%)、付属機器が403百万円(同107.8%)、部品その他が734百万円(同100.7%)とそれぞれ増収となりました。特に金型につきましては、消費者ニーズの多様化による旺盛な容器需要と、ゼロ・クーリング仕様による製品競争力が支持されており、引き続き好調を維持しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
| 米州 | 欧州 | 南・西アジア | 東アジア | 合計 | |
| 前第1四半期 | 1,399 | 1,193 | 2,599 | 926 | 6,118 |
| 当第1四半期 | 1,731 | 1,028 | 1,924 | 1,185 | 5,869 |
| 前年同期比 | 123.7% | 86.2% | 74.0% | 128.0% | 95.9% |
セグメント(地域)別利益
(単位:百万円)
| 米州 | 欧州 | 南・西アジア | 東アジア | 合計 | |
| 前第1四半期 | 36 | 167 | 351 | 634 | 1,189 |
| 当第1四半期 | 238 | 90 | 125 | 817 | 1,271 |
| 前年同期比 | 658.4% | 54.2% | 35.6% | 128.9% | 106.9% |
① 米州
前年同期に反動減で低迷した中南米市場が回復したため、地域全体の売上高は1,731百万円(前年同期比123.7%)と増収となりました。セグメント利益は、売上高の増加及び前年同期に売上債権に対して計上した貸倒引当金が当期において戻入となったことにより、238百万円(同658.4%)と増益となりました。
② 欧州
前期に受注が弱かった欧州では、依然として顧客需要が弱含んでいることに加え、対ユーロでの円高進行の影響もあり、地域全体の売上高は1,028百万円(前年同期比86.2%)と減収となりました。セグメント利益も、売上高の減少及びドイツでの展示会(K2019)の費用負担により、90百万円(同54.2%)と減益となりました。
③ 南・西アジア
前年同期に売上を伸ばした中東市場での反動減などにより、地域全体の売上高は1,924百万円(前年同期比74.0%)と減収となりました。セグメント利益も、125百万円(同35.6%)と減益となりました。
④ 東アジア
主要市場の中国と日本で増収となり、地域全体の売上高は1,185百万円(前年同期比128.0%)と増収となりました。セグメント利益も、817百万円(同128.9%)と増益となりました。
財政状態の分析
(単位:百万円)
| 流動資産 | 固定資産 | 流動負債 | 固定負債 | 純資産 | |
| 前連結会計年度 | 31,006 | 14,845 | 7,846 | 9,175 | 28,829 |
| 当第1四半期 | 31,392 | 15,689 | 8,934 | 9,317 | 28,829 |
当第1四半期連結会計期間末(以下、当期間末)の流動資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ386百万円増加し、31,392百万円となりました。また、固定資産は、前期末と比べ844百万円増加し、15,689百万円となりました。この結果、当期間末の資産合計は、前期末と比べ1,230百万円増加し、47,082百万円となりました。
流動負債は、前期末と比べ1,087百万円増加し、8,934百万円となりました。また、固定負債は、前期末と比べ142百万円増加し、9,317百万円となりました。
純資産は、前期末並みの28,829百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費用は174百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。