四半期報告書-第44期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 13:30
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34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。「(1) 財政状態及び経営成績の状況」の説明における前年同期や前連結会計年度末との比較は、当該会計基準等を適用する前の前連結会計年度の連結財務諸表を基礎に算定しております。詳細は、「第4 経理の状況」「1 四半期連結財務諸表」「注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年10月1日~2022年6月30日)の世界経済は、コロナ禍からの経済活動再開の動きが世界各地で見られる一方、原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱に加え、ロシアによるウクライナ侵攻がインフレを更に加速させるなど、景気の先行き不透明感が一層増しております。
一方で、当社グループの属するストレッチブロー成形機業界におきましては、不透明な景況感に起因した設備投資意欲の減退など、事業活動への一時的なマイナス影響はあるものの、安全で衛生的なプラスチック容器の需要は底堅いものがあり、事業活動は今後も堅調に推移すると思われます。
こうした環境下、当社グループは「人と社会に豊かさを提供する」「高い技術、サービスで恒久的な存続を追求する」との経営理念に基づき、中長期的な成長発展方針を継続し、事業規模の拡大を見据えた各種戦略的施策の展開に注力しました。
技術面では、当社の得意領域である、高品質・高付加価値生産が特徴のワンステップ成形機の優位性を高める「ゼロ・クーリングシステム」の更なる進化を図り、製品競争力の向上に努めました。また、大量生産機のシェア拡大や、環境問題を含む幅広い用途への利用を企図して、高品質・高付加価値な新型機群の開発を強化しております。
販売面では、主力のワンステップ成形機を中心に競争力強化による市場喚起を行っております。特に、世界各地で再開されている主要展示会への出展を加速することで、グローバルでの営業活動を強化しております。なお、高品質な飲料系ボトルの大量生産を得意とする1.5ステップ式の大型機「PF36シリーズ」は継続して受注を獲得しており、顧客と市場の幅を着実に広げております。
生産面では、グローバル生産体制の最適化を図るため、増産対応とリスク分散を進めております。具体的には、インド工場での成形機等の生産能力増強と納期短縮を図るべく、工作機械等への設備投資を継続しております。なお、日本国内におきましては、将来の事業拡大に備え、本社工場近隣に新たな工場用地を取得しました。
環境対応技術では、「3R+Renewable」への取り組みを継続し、「材料使用量の削減」、「PETボトルリユースの提案」、「リサイクル材料の使用促進」、「バイオプラスチックのボトル成形」などのソリューションを提供することで、環境配慮型の技術提案を強化しております。なお、リサイクル材料を使った二層成形法には国内外からの多くの引き合いがあり、市場萌芽に向けた環境技術対応を今後も続けてまいります。
販売成績につきましては、生活必需品容器を中心とした引き合いは底堅いものがあるものの、前期の高水準の受注環境の反動により、当期の受注高は23,500百万円(前年同期比88.9%)、受注残高は12,685百万円(前年同期末比87.8%)と前年同期を下回りました。また、売上高につきましても22,988百万円(前年同期比84.0%)と減収となりました。
利益面につきましても、主に減収による影響で、売上総利益は10,110百万円(同77.3%)、営業利益は4,243百万円(同58.2%)、経常利益は6,915百万円(同86.6%)とそれぞれ減益となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益も5,054百万円(同88.6%)と減益となりました。
当第3四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
売上高売上総利益営業利益経常利益親会社株主に帰属
する四半期純利益
前第3四半期27,37113,0727,2877,9835,704
当第3四半期22,98810,1104,2436,9155,054
前年同期比84.0%77.3%58.2%86.6%88.6%

製品別売上高状況
(単位:百万円)
ストレッチブロー
成形機
金型付属機器部品その他合計
前第3四半期15,6547,7121,4932,51027,371
当第3四半期11,9476,9171,3482,77622,988
前年同期比76.3%89.7%90.2%110.6%84.0%

製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が11,947百万円(前年同期比76.3%)と好調であった前年同期と比べ大きく減少したものの、金型は6,917百万円(同89.7%)、付属機器は1,348百万円(同90.2%)と比較的小幅な減少に留まっております。一方、部品その他は2,776百万円(同110.6%)と好調に推移しており、容器設計からアフターサービスまでを一貫して提供する当社のビジネスモデルの底堅さを示しています。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
米州欧州南・西アジア東アジア合計
前第3四半期9,5555,8887,9413,98527,371
当第3四半期8,0493,7377,1084,09222,988
前年同期比84.2%63.5%89.5%102.7%84.0%

セグメント(地域)別利益
(単位:百万円)
米州欧州南・西アジア東アジア合計
前第3四半期1,6697751,4175,9859,848
当第3四半期8623377214,3666,286
前年同期比51.6%43.5%50.9%72.9%63.8%

① 米州
好調な米国経済のもと、生活必需品等の容器需要は北米を中心に底堅いものがあるものの、前期の高水準の受注環境の反動もあり、地域全体の売上高は8,049百万円(前年同期比84.2%)と減収となりました。セグメント利益も売上規模の減少等により862百万円(同51.6%)と減益となりました。
② 欧州
コロナ禍からの経済活動再開の動きが見られる一方、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響もあり、域内では顧客需要の弱含みが見られます。そのため、地域全体の売上高は3,737百万円(前年同期比63.5%)と減収となりました。セグメント利益も売上規模の減少等により337百万円(同43.5%)と減益となりました。
③ 南・西アジア
インドを中心に中小型機の引き合いには底堅いものがあるものの、域内の新興国にはコロナ禍による影響が色濃く残る地域もあり、売上高は7,108百万円(前年同期比89.5%)と減収となりました。セグメント利益もインドにおける継続的な設備投資の影響等により721百万円(同50.9%)と減益となりました。
④ 東アジア
日本国内での引き合いが比較的堅調に推移したため、地域全体の売上高は4,092百万円(前年同期比102.7%)と増収となりました。一方、セグメント利益はグループ会社向けの売上減少の影響等により4,366百万円(同72.9%)と減益となりました。
財政状態の分析
(単位:百万円)
流動資産固定資産流動負債固定負債純資産
前連結会計年度46,31817,95813,67912,69537,901
当第3四半期46,83120,34811,70611,27944,193

当第3四半期連結会計期間末(以下、当期間末)の流動資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ513百万円増加し、46,831百万円となりました。また、固定資産は、前期末と比べ2,389百万円増加し、20,348百万円となりました。この結果、当期間末の資産合計は、前期末と比べ2,903百万円増加し、67,179百万円となりました。
流動負債は、前期末と比べ1,973百万円減少し、11,706百万円となりました。また、固定負債は、前期末と比べ1,415百万円減少し、11,279百万円となりました。
純資産は、前期末と比べ6,291百万円増加し、44,193百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費用は442百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

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