四半期報告書-第43期第2四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年3月31日)の世界経済は、新型コロナウイルスに起因する非常に不確実な状況が継続しました。ワクチン接種率の増加により景況感に改善も見られ、経済対策の実施などもあり年後半にかけて景気が回復し、世界全体の経済成長率も伸長することが期待されます。しかし、足元では新たな変異株が発生し、また感染者数の拡大に歯止めもかからず、依然として先行き不透明で予断を許さない状況です。我が国においても、2021年3月の緊急事態宣言解除後に再び感染が拡大しており、経済への影響も含め、今後も非常に不確実な状況が継続する見通しです。
一方で、当社グループの属するストレッチブロー成形機業界におきましては、大規模展示会の開催中止や、各国間の移動制限や隔離措置などによる事業活動への一時的なマイナス影響はあるものの、コロナ禍による生活様式の変化を受け、安全で衛生的なプラスチック容器の需要は高まっており、食料・飲料及び日用品などの生活必需品を中心とした容器需要は底堅く推移しております。
こうした環境下、当社グループは「人と社会に豊かさを提供する」「高い技術、サービスで恒久的な存続を追求する」との経営理念に基づき、中長期的な成長発展方針を継続し、事業規模の拡大を見据えた各種戦略的施策の展開に注力しました。
技術面では、当社の得意領域である、高品質・高付加価値生産が特徴のワンステップ成形機の優位性を高める「ゼロ・クーリングシステム」の更なる進化を図り、製品競争力の向上に努めました。また、大量生産機のシェア拡大や、環境問題を含む幅広い用途への利用を企図して、高品質・高付加価値な新型機群の開発を強化しております。
販売面では、競争力強化による市場喚起に加え、コロナ禍による衛生観念の広がりを追い風に、安全で衛生的なプラスチック容器の需要が好調に推移しております。また、高品質な飲料系ボトルの大量生産を得意とする1.5ステップの大型機「PF36シリーズ」が継続して受注を獲得するなど、顧客と市場の幅を着実に広げております。
生産面では、インド工場における金型生産能力の増強を完了しました。また、生産性の改善を更に進めるとともに、本社工場へ金型追加工設備を導入し、グローバルでの生産全体最適を図る柔軟な体制を構築することにより、増産対応とリスク分散を進めております。また今後の顧客需要に、より迅速かつ的確に対応していくため、インド工場へ追加の設備投資を実施することを決定しました。
また環境対応技術では、「3R+Renewable」への取り組みを継続し、「材料使用量の削減」、「PETボトルリユースの提案」、「リサイクル材料の使用促進」、「バイオプラスチックのボトル成形」などのソリューションを提供することで、環境配慮型の技術提案を強化しております。なお、リサイクル材料を使った二層成形法には国内外からの多くの引き合いをいただいており、市場萌芽に向けた技術革新を今後も続けてまいります。
販売成績につきましては、ゼロ・クーリングシステムの市場浸透に加え、安全で衛生的なプラスチック容器の需要の高まりを受け、全世界からの引き合いが好調に推移した結果、当期の受注高は19,096百万円(前年同期比120.0%)と大きく伸長しました。また当期末の受注残高は16,611百万円(前年同期末比131.8%)となり、受注高、受注残高共に過去最高水準にて推移しています。売上高につきましても、豊富な受注残高を順調に消化した結果、17,875百万円(前年同期比146.3%)と大幅増収となり、第2四半期としては過去最高を記録しました。
利益面につきましては、大幅な増収が寄与し、売上総利益は8,599百万円(同147.7%)、営業利益は4,840百万円(同256.5%)、経常利益は5,507百万円(同338.8%)とそれぞれ大幅増益となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益も3,960百万円(同215.6%)と大幅増益となりました。
当第2四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
製品別売上高状況
(単位:百万円)
製品別売上高の状況につきましては、ストレッチブロー成形機が10,379百万円(前年同期比166.7%)、金型が4,813百万円(同132.3%)となりました。特にストレッチブロー成形機につきましては、世界各地からの引合いを受け、大幅な増収となっております。また付属機器が1,048百万円(同127.8%)、部品その他が1,633百万円(同106.6%)と、これら付帯製品、サービスも増収となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
セグメント(地域)別利益
(単位:百万円)
① 米州
消毒液や生活必需品等の容器需要の高まりを受け、北米を中心に好調な引き合いが続いたことにより、地域全体の売上高は6,317百万円(前年同期比172.9%)と増収となりました。セグメント利益も、増収が寄与し1,243百万円(同215.3%)と増益となりました。
② 欧州
欧州各国ではコロナ禍への対応が異なり、地域による濃淡の差はあるものの、中小型機を中心に引き合いが好調に推移した結果、地域全体の売上高は3,802百万円(前年同期比145.2%)と増収となりました。セグメント利益も、増収効果に加え、展示会費用の減少等により478百万円(同143.9%)と増益となりました。
③ 南・西アジア
コロナ禍による影響は域内の新興国に色濃く残るものの、インドを中心に中小型機の引き合いが復調した結果、地域全体の売上高は5,262百万円(前年同期比132.2%)と増収となりました。セグメント利益も増収効果により941百万円(同330.8%)と増益となりました。
④ 東アジア
各国市場の引き合いは底堅く推移しており、地域全体の売上高は2,492百万円(前年同期比126.9%)と増収となりました。セグメント利益は、増収の効果、及び展示会費用の減少等により3,845百万円(同186.6%)と増益となりました。
財政状態の分析
(単位:百万円)
当第2四半期連結会計期間末(以下、当期間末)の流動資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ4,871百万円増加し、46,892百万円となりました。また、固定資産は、前期末と比べ284百万円増加し、16,163百万円となりました。この結果、当期間末の資産合計は、前期末と比べ5,156百万円増加し、63,056百万円となりました。
流動負債は、前期末と比べ2,359百万円増加し、14,142百万円となりました。また、固定負債は、前期末と比べ1,077百万円減少し、13,654百万円となりました。
純資産は、前期末と比べ3,874百万円増加し、35,259百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ2,000百万円増加し、21,199百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期間)における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益の計上による資金の増加、たな卸資産の増加による運転資本の増加などにより、営業活動の結果増加した資金は3,938百万円(前年同期:4,623百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
インド工場の金型生産設備に係る支出があり、投資活動の結果支出した資金は428百万円(前年同期:919百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金の返済や期末配当金の支払いにより、財務活動の結果支出した資金は1,914百万円(前年同期:1,912百万円の支出)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費用は376百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年3月31日)の世界経済は、新型コロナウイルスに起因する非常に不確実な状況が継続しました。ワクチン接種率の増加により景況感に改善も見られ、経済対策の実施などもあり年後半にかけて景気が回復し、世界全体の経済成長率も伸長することが期待されます。しかし、足元では新たな変異株が発生し、また感染者数の拡大に歯止めもかからず、依然として先行き不透明で予断を許さない状況です。我が国においても、2021年3月の緊急事態宣言解除後に再び感染が拡大しており、経済への影響も含め、今後も非常に不確実な状況が継続する見通しです。
一方で、当社グループの属するストレッチブロー成形機業界におきましては、大規模展示会の開催中止や、各国間の移動制限や隔離措置などによる事業活動への一時的なマイナス影響はあるものの、コロナ禍による生活様式の変化を受け、安全で衛生的なプラスチック容器の需要は高まっており、食料・飲料及び日用品などの生活必需品を中心とした容器需要は底堅く推移しております。
こうした環境下、当社グループは「人と社会に豊かさを提供する」「高い技術、サービスで恒久的な存続を追求する」との経営理念に基づき、中長期的な成長発展方針を継続し、事業規模の拡大を見据えた各種戦略的施策の展開に注力しました。
技術面では、当社の得意領域である、高品質・高付加価値生産が特徴のワンステップ成形機の優位性を高める「ゼロ・クーリングシステム」の更なる進化を図り、製品競争力の向上に努めました。また、大量生産機のシェア拡大や、環境問題を含む幅広い用途への利用を企図して、高品質・高付加価値な新型機群の開発を強化しております。
販売面では、競争力強化による市場喚起に加え、コロナ禍による衛生観念の広がりを追い風に、安全で衛生的なプラスチック容器の需要が好調に推移しております。また、高品質な飲料系ボトルの大量生産を得意とする1.5ステップの大型機「PF36シリーズ」が継続して受注を獲得するなど、顧客と市場の幅を着実に広げております。
生産面では、インド工場における金型生産能力の増強を完了しました。また、生産性の改善を更に進めるとともに、本社工場へ金型追加工設備を導入し、グローバルでの生産全体最適を図る柔軟な体制を構築することにより、増産対応とリスク分散を進めております。また今後の顧客需要に、より迅速かつ的確に対応していくため、インド工場へ追加の設備投資を実施することを決定しました。
また環境対応技術では、「3R+Renewable」への取り組みを継続し、「材料使用量の削減」、「PETボトルリユースの提案」、「リサイクル材料の使用促進」、「バイオプラスチックのボトル成形」などのソリューションを提供することで、環境配慮型の技術提案を強化しております。なお、リサイクル材料を使った二層成形法には国内外からの多くの引き合いをいただいており、市場萌芽に向けた技術革新を今後も続けてまいります。
販売成績につきましては、ゼロ・クーリングシステムの市場浸透に加え、安全で衛生的なプラスチック容器の需要の高まりを受け、全世界からの引き合いが好調に推移した結果、当期の受注高は19,096百万円(前年同期比120.0%)と大きく伸長しました。また当期末の受注残高は16,611百万円(前年同期末比131.8%)となり、受注高、受注残高共に過去最高水準にて推移しています。売上高につきましても、豊富な受注残高を順調に消化した結果、17,875百万円(前年同期比146.3%)と大幅増収となり、第2四半期としては過去最高を記録しました。
利益面につきましては、大幅な増収が寄与し、売上総利益は8,599百万円(同147.7%)、営業利益は4,840百万円(同256.5%)、経常利益は5,507百万円(同338.8%)とそれぞれ大幅増益となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益も3,960百万円(同215.6%)と大幅増益となりました。
当第2四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 売上高 | 売上総利益 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属 する四半期純利益 | |
| 前第2四半期 | 12,218 | 5,821 | 1,887 | 1,625 | 1,836 |
| 当第2四半期 | 17,875 | 8,599 | 4,840 | 5,507 | 3,960 |
| 前年同期比 | 146.3% | 147.7% | 256.5% | 338.8% | 215.6% |
製品別売上高状況
(単位:百万円)
| ストレッチブロー 成形機 | 金型 | 付属機器 | 部品その他 | 合計 | |
| 前第2四半期 | 6,226 | 3,639 | 820 | 1,532 | 12,218 |
| 当第2四半期 | 10,379 | 4,813 | 1,048 | 1,633 | 17,875 |
| 前年同期比 | 166.7% | 132.3% | 127.8% | 106.6% | 146.3% |
製品別売上高の状況につきましては、ストレッチブロー成形機が10,379百万円(前年同期比166.7%)、金型が4,813百万円(同132.3%)となりました。特にストレッチブロー成形機につきましては、世界各地からの引合いを受け、大幅な増収となっております。また付属機器が1,048百万円(同127.8%)、部品その他が1,633百万円(同106.6%)と、これら付帯製品、サービスも増収となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
| 米州 | 欧州 | 南・西アジア | 東アジア | 合計 | |
| 前第2四半期 | 3,654 | 2,618 | 3,982 | 1,963 | 12,218 |
| 当第2四半期 | 6,317 | 3,802 | 5,262 | 2,492 | 17,875 |
| 前年同期比 | 172.9% | 145.2% | 132.2% | 126.9% | 146.3% |
セグメント(地域)別利益
(単位:百万円)
| 米州 | 欧州 | 南・西アジア | 東アジア | 合計 | |
| 前第2四半期 | 577 | 332 | 284 | 2,061 | 3,256 |
| 当第2四半期 | 1,243 | 478 | 941 | 3,845 | 6,509 |
| 前年同期比 | 215.3% | 143.9% | 330.8% | 186.6% | 199.9% |
① 米州
消毒液や生活必需品等の容器需要の高まりを受け、北米を中心に好調な引き合いが続いたことにより、地域全体の売上高は6,317百万円(前年同期比172.9%)と増収となりました。セグメント利益も、増収が寄与し1,243百万円(同215.3%)と増益となりました。
② 欧州
欧州各国ではコロナ禍への対応が異なり、地域による濃淡の差はあるものの、中小型機を中心に引き合いが好調に推移した結果、地域全体の売上高は3,802百万円(前年同期比145.2%)と増収となりました。セグメント利益も、増収効果に加え、展示会費用の減少等により478百万円(同143.9%)と増益となりました。
③ 南・西アジア
コロナ禍による影響は域内の新興国に色濃く残るものの、インドを中心に中小型機の引き合いが復調した結果、地域全体の売上高は5,262百万円(前年同期比132.2%)と増収となりました。セグメント利益も増収効果により941百万円(同330.8%)と増益となりました。
④ 東アジア
各国市場の引き合いは底堅く推移しており、地域全体の売上高は2,492百万円(前年同期比126.9%)と増収となりました。セグメント利益は、増収の効果、及び展示会費用の減少等により3,845百万円(同186.6%)と増益となりました。
財政状態の分析
(単位:百万円)
| 流動資産 | 固定資産 | 流動負債 | 固定負債 | 純資産 | |
| 前連結会計年度 | 42,020 | 15,879 | 11,783 | 14,731 | 31,384 |
| 当第2四半期 | 46,892 | 16,163 | 14,142 | 13,654 | 35,259 |
当第2四半期連結会計期間末(以下、当期間末)の流動資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ4,871百万円増加し、46,892百万円となりました。また、固定資産は、前期末と比べ284百万円増加し、16,163百万円となりました。この結果、当期間末の資産合計は、前期末と比べ5,156百万円増加し、63,056百万円となりました。
流動負債は、前期末と比べ2,359百万円増加し、14,142百万円となりました。また、固定負債は、前期末と比べ1,077百万円減少し、13,654百万円となりました。
純資産は、前期末と比べ3,874百万円増加し、35,259百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ2,000百万円増加し、21,199百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期間)における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 営業活動による キャッシュ・フロー | 投資活動による キャッシュ・フロー | 財務活動による キャッシュ・フロー | 現金及び現金同等物 の期末残高 | |
| 前第2四半期 | 4,623 | △919 | △1,912 | 10,058 |
| 当第2四半期 | 3,938 | △428 | △1,914 | 21,199 |
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益の計上による資金の増加、たな卸資産の増加による運転資本の増加などにより、営業活動の結果増加した資金は3,938百万円(前年同期:4,623百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
インド工場の金型生産設備に係る支出があり、投資活動の結果支出した資金は428百万円(前年同期:919百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金の返済や期末配当金の支払いにより、財務活動の結果支出した資金は1,914百万円(前年同期:1,912百万円の支出)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費用は376百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。