有価証券報告書-第102期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/27 13:34
【資料】
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【項目】
153項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除され、社会経済活動が正常化に向かうとともに緩やかな持ち直しの動きもみられましたが、原材料価格の高止まりや不安定な為替相場等、依然として先行き不透明な状況が続きました。このような情勢の中で当社グループは、新中期経営計画「人財戦略・事業戦略を一貫させた強い昭和鉄工で持続的社会への一翼を担おう!」を掲げ、2025年度に連結売上高145億円以上、連結売上高営業利益率5.3%以上を実現するため、
・事業運営と管理運営の抜本的見直し(データドリブン経営)
・組織風土改革と自律人財の育成(人財第一主義経営)
・ライフサイクル型事業の推進
・サステナブル新商品の創出
の重点課題に取り組んでまいりました。
当連結会計年度の売上高は135億1千5百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は6億6千2百万円(前年同期は営業損失6千3百万円)、経常利益は8億3千2百万円(前年同期比1,369.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億4千8百万円(前年同期比1,228.9%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
・機器装置事業
機器装置事業につきましては、空調機器のエアハンドリングユニットなどが旺盛な建設需要を背景に好調に推移しました。
その結果、当事業の売上高は73億4千1百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は1億9千9百万円(前年同期は営業損失3億3千1百万円)となりました。
・素形材加工事業
素形材加工事業につきましては、鋳造品が主要顧客の在庫調整が進んだことにより需要が増加し好調に推移しました。
その結果、当事業の売上高は22億5千5百万円(前年同期比17.1%増)、営業利益は4千9百万円(前年同期は営業損失8百万円)となりました。
・サービスエンジニアリング事業
サービスエンジニアリング事業につきましては、有料サービスが好調に推移し、売上及び利益が増加しました。
その結果、当事業の売上高は39億1千7百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は4億1千3百万円(前年同期比49.8%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より8億9千2百万円増加し、32億4千3百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は7億9千7百万円(前年同期は2億5千6百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益11億5千7百万円による増加と売上債権の増加額5億7千2百万円による減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は2億8千1百万円(前年同期は1千9百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入3億9千3百万円による増加であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は1億8千6百万円(前年同期は1億8千6百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額2億円による増加と長期借入金の返済による支出3億円、配当金の支払額4千1百万円による減少であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
機器装置事業7,230△1.9
素形材加工事業2,35619.9
サービスエンジニアリング事業3,91716.1
合計13,5046.2

(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
b. 受注実績
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)
機器装置事業7,316△5.63,281△0.8
素形材加工事業2,26717.17351.6
サービスエンジニアリング事業4,36226.31,09268.7
合計13,9466.25,1109.2

(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
機器装置事業7,3418.9
素形材加工事業2,25517.1
サービスエンジニアリング事業3,91716.1
合計13,51512.2

(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先前連結会計年度当連結会計年度
販売高(百万円)割合(%)販売高(百万円)割合(%)
東テク株式会社1,63213.61,82213.5


(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は135億1千5百万円(前年同期比12.2%増)となり、前連結会計年度に比べて14億7千3百万円増加いたしました。これは、機器装置事業及びサービスエンジニアリング事業が、旺盛な建設投資やコロナ禍で落ち込んだ企業の設備投資意欲の回復等良好な受注環境を背景に好調に推移したためであります。セグメント別の売上高については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は33億5百万円(前年同期比33.8%増)となりました。また、売上総利益率は前連結会計年度に比べ3.9ポイント増加し、24.5%となりました。これは、売上高の増加に加えて、原材料価格の高騰に対応した適正な売価の設定、製造工程の見直しによる原価低減等を実施したことによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、営業活動の活発化により旅費交通費・販売手数料等が増加し、前連結会計年度に比べ1億9百万円増の26億4千3百万円(前年同期比4.3%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は6億6千2百万円(前連結会計年度は営業損失6千3百万円)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、為替差益が発生したため、前連結会計年度に比べ3千1百万円増加し、2億1千8百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
営業外費用は、為替差損が発生しなかったため、前連結会計年度に比べ1千8百万円減少し、4千8百万円(前年同期比27.2%減)となりました。
以上の結果、経常利益は8億3千2百万円(前年同期比1,369.7%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別利益は投資有価証券の売却によるものであります。前連結会計年度における特別利益は固定資産の売却及び投資有価証券の売却によるものであります。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は10億4千8百万円(前年同期比1,228.9%増)となりました。
(b) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ43億2千1百万円増加し、199億5千6百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が8億9千2百万円、電子記録債権が6億2千4百万円、投資有価証券が26億7千4百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ11億7千6百万円増加し、111億7千7百万円となりました。主な要因は、繰延税金負債が6億3千6百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ31億4千4百万円増加し、87億7千9百万円となりました。主な要因は、利益剰余金が10億7百万円、その他有価証券評価差額金が19億5千5百万円増加したことによるものであります。
(c) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入れのほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入、長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は35億4千5百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は32億4千3百万円となっております。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。
売上高は計画比5億1千5百万円増(4.0%増)、経常利益は計画比1億8千2百万円増(28.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比2億3千8百万円増(29.5%増)となりました。ROEは親会社株主に帰属する当期純利益が計画を上回ったことにより計画比3.3%増となりました。
指標2024年3月期
(計画)
2024年3月期
(実績)
2024年3月期
(計画比)
売上高13,000百万円13,515百万円515百万円 (4.0%)
経常利益650百万円832百万円182百万円 (28.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益810百万円1,048百万円238百万円 (29.5%)
ROE(自己資本利益率)11.2%14.6%-

セグメントごとの財政状態及び経営成績に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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